第473話 イベントは激しい(別の意味で!)
イベント会場から離れた上空では…
浮上都市オビーデル
ユグドラシル
「始まったね。ふーん!旧外道諸国連合の奴らは、まだこの空間道のチャンネルを使っていたのか。そして。複数の違法空間道を発見!
うん?マイネの反応?
やはり、クローン体を製造して分身を作っていたか!
今は、南極大陸ね〜。
あれ?あいつらに加勢に行かないのか?
マイネ2って書いてる。
お!あの怪獣兵器が動き出したね!
ロケット噴射?しっかりと保護パネルを付けてないから怪獣君が火傷してるよ!両脚が丸焼けじゃん!
うわぁ、今の名前は(仮)外道管理者1号だっけ?怪獣君もう歩けないのに、蹴りを入れてるよ!
2号が、空間干渉を始めたね!
さて私の出番だ!
猫間ちゃん、ビエンカちゃん聞こえる?
奴らが空間干渉を始めたから用意して!」
ヘル・キャット(猫間さん)
「了解!」
ビエンカ
「了解!やっぱり私の知らないチャンネルです!怪獣兵器なんて製造していたなんて知らなかった。あいつら、黙ってロクでもない事しかしていない!」
イベント会場では!
隠れ里から、ロケット噴射でやってきた怪獣兵器なのだが…
あれ?肉が焼ける匂いがするのだが…
気のせいか?
会場で戦う者達、全員が頭に??マークが出るのだが…
そして、怪獣兵器君がバランスを崩した感じで会場に墜落する!
ホバリングが、出来なかったようだ。
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「どういうつもりだ!このクソ役立たず!」
怪獣兵器に、蹴りを入れている。
よく見ると、後ろ両脚が黒く焼け焦げていた!
恐らくロケット噴射で焼けたのだろう…
完全に設計ミスだ!
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「クソ!ゼーロを回収しろ!こうなったら、これで決める!」
しかし、2号はブーストスキルがないために、力だめをしないと、技が出せないらしい!
用に、オビーデルから無線連絡が入る!
用
「やるつもりだな!緊急事態タイプ3フォーメーションに入ります!」
警視庁作戦本部
「了解!無事を祈る!」
自衛隊作戦本部
「了解!あと1分で完了!無事を祈る!
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「喰らえ!ブラックホールアタック!」
超重力の黒き玉が会場に放たれる!
用
「そうきたか!だが想定済だ!
マイナスシュバルツシルト・ムーブ!」
説明しよう!
ブラックホールとは、巨大質量物質を(太陽よりも質量が大きいよ)限りなくゼロに近づけると、光すら逃げられないほど、高重力になってしまい黒い穴みたいに見える天体になるだろうとの、事から、アメリカの新聞記者が名付けた名前が、ブラックホールらしい。
それは、シュバルツシルト半径といわれるものがゼロ距離になった時にブラックホールが発生すると予測される。
(参考文献 ホーキング博士著 ホーキング宇宙を語る より)
では、用は考えた!シュバルツシルト半径を、ゼロを飛び越えてマイナスになったら、ひょっとして、もう一つの予想されている天体、ホワイトホールが出来るのか?
今の超ヒモ理論では、マイナスは無いかも?となっているが、あと数年後すると違う可能性の研究結果が出る可能性がある。
だが!管理者権限で、概念的にシュバルツシルト半径をゼロにするなら、(つまり、概念的に物質距離をマイナス方向に圧力をかけていると解釈)そこにマイナスをさらに掛けて…
マイナス✕マイナス=プラス
にしてしまえば、概念を中和出来るのではないかと、ブラックホールなワザに対抗出来るのではないかと、密かに用は技を開発していた。
(過去の、地球魔導怪獣大戦時では、マイクロブラックホールには、対抗してマイクロブラックホールをぶつけていたらしいが、衝突地点は空間が歪み、大破壊が発生して都市が吹っ飛ぶ大災害が起こっていた。)
その努力は、報われる!
バァン!
ブラックホールが、次元の歪み無しで消えた!
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「ヘルゲートクラッシャー!」
怪獣兵器ごと、ヘルゲートクラッシャーが用を飲み込む!
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「ウギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
そこに、メイド・トロイとトロイアルに、ゆみが、2号を剣で刺す!
その時、2号はゆみ達の表情を見て悟った。
始めっからの計画通りなのだと!
そして2号は、封印のペットボトルに吸い込まれていった。
それを見た1号は、ゼーロを担いで亜空間に逃げ出した!
ここに、イベント戦が閉幕する。
全警官と全自衛隊員の敬礼のもとに、すぐに元のイベントを再開する!
国民に隠しはしないが、ストレスにならないようにするのが、今回の作戦でもあった。
用はヘルゲートを通り、旧外道諸国連合の作りし不完全な世界を目指す。
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