第464話(幕間)王道のファンタジーとは!3

  あれから…召喚拉致されてから…


一年位?経ったと思う…。


私は、大盾 恵み。


同級生の多可士と、二人で


魔王を倒す旅を、強制されて


いろいろな街と村を旅しましたが…


おかしい!


おかしい!


おかしい!


魔王?


魔王軍団?


いないじゃないのよ!


酒場で、バイトしながら


情報集めとかしていたけど、


魔王の「魔」すら出てこないほど、


情報がないのよ!



冒険者ギルドで聞けって?


それは、止めておいた!


だって!あの外道の王様?達とグルなら、


私達の素性を教えるわけもいかない!



冒険者ギルドは、独立した機関?


それがね…どうもおかしいの!


酒場でバイトして集めた情報だと…


この世界の冒険者ギルドって、


国家運営なんだってー!


だけど、何故か冒険者ギルド側は、


国家から独立した組織なんて


言っている!



隣の国に移動することにした。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


俺は、暗殺戦士・酢句 野駄田 様だ!


やってきたぜ!俺様の時代がーーーーーー!


コンビニで、高校生の男女が


レジで並んでいたが、遅いので


男は、殺して、そうだな!


女は味見してから、決めるか〜?


なんて、女の方を品定めしていたが、


床が、光って白く光る部屋に


突然変わった?


身体が動かねぇ!


うん?オーー!美人が布1枚で


出てきたよ!



だけど、身体が動かねぇ!


(_`Д´)_クッソォォォォォ!!!



そして、何か言っていたが、


知らねえ〜!



ヨーロッパの城みたいなところに


出たけど…何だこいつら?



冗談じゃない!こいつら、


ただの人間じゃねえ!



冷や汗が止まらねぇ!


こいつら…悪だ!


とんでもない悪だ!



どうする?



そうだ!バカになるしかない!


どうする!



半年後…




クソ!わざと金の玉を蹴って潰されるなんて、


演るものじゃない!


だけど、しょうがない!


あの高校生達に(魔王)討伐させて、


そして元の世界に帰る!


それが、いちばん安全!



ズタ袋から、一本しかないポーションを


とっておいて良かったぜ!



あの高校生達は、オレの手の動きすら


見えなかったはずだ!



ファンタジーライトノベルを読んでるのは、


今は、全年齢層なのだよ!



ハハハハハハハハハ!



だが…全快はしなかった…。


あの王女?…


レベル上げて強くなって、


下半身も全快したら、


襲いに行こう!


どうせ、地球に帰る為に行かないと


いけないからな!



だけど、おかしな世界だな!


モンスターを倒したら消えるのかよ。



斬った感触があるから、


物理的に存在しているのはわかる!


内蔵も斬った時に有るのを確認したが…


だが…おかしい…。




魔法?を転移ぐらいしか見たことがない!


ファイヤーボールとか、


ファンタジーならなるはずだが…。



スキルブックというやつを


モンスターがドロップしたが…


(ただいま、ダウンロードデーターが


ありません。)


ハァ?ダウンロード?


オイ!


つまりだな!スキルとか魔法の世界だけど


今は、使えないってことだよな…



つまり…つまり…つまり…だな…


物理で…魔王とかと、戦えって事?



チィ!


やっぱりレベル上げしないとダメなのか!



さらに半年後…



暗殺戦士・酢句 野駄田は、


酒場で裸踊りを踊っていた!



どういうわけか、


騎士達がオレを探しているらしい!



冒険者ギルドも、手前味噌の整形術で、


顔を少し変えて登録したから、


召喚拉致勇者だと、バレていないはず!



クソ!場所をかえるか!


つづく


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

次回で、幕間話王道のファンタジーとは!


は、いったん終了予定です。

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