第460話 作戦開始?そして、動く者達。3

 東京!とある大きな競技場


そこでは、エナジードリンクの新発売を


記念してダンスグループや、


100人を超えるアイドル!


そして、俳優を呼んで大きな


コンサートなどが行われていた!



しかし、奇妙な事があった。


普通、アイドルとかの出演者達は


その日に出演して、演目を終わると


そして舞台を降りるだけ!




しかし、このコンサートは、


2日前からスケジュールを


拘束されてリハーサル!


しかも、8割が避難訓練!


襲撃されて当たり前の前提条件下である!



もちろん、クレームが出るが


出演料は時価の3倍を3日分!


芸能事務所はもちろん笑顔でOK!



避難訓練の理由は、


新作エナジードリンクの発売開始だから、


❨?❩=ゼーロの襲撃事件


を念頭に置く!なんて言うと


うなずくしかなかった。



しかし、弁当とデザート付!


弁当は、上ランクのモノ!


SNS発信ライブ前でもOK!


しかも、警備員もすごい強そうな人


ばかり!



そして、エナジードリンクを満載にした


大型トラックが駐車場を埋める!



電鉄会社や、タクシー会社とも


業務提携しており、輸送体制は万全!


運賃?何故かその日は指定区間は


定額100円!


ライブは、入場無料!


(ただしエナジードリンクの感想を


SNSにあげてね!)


とかで、かなり話題に!




そんな、お祭りをイベント会社と、


打ち合わせをしている七瀬専務!



そして、用は?


「そろそろ奴らが動くだろうな…。」


ヘル・ベアー

「避難訓練は8割完了しました。


ボス!本当に、やるのですか?」



用?

「やるしかない。あの外道ども!


一体何億年経ったと思っているのだ!


天界も認める政治下手なメルト達でも、


なんとかやり遂げたのに。」



メルト(聖カルッティ王国元女王)

「下手なのは認める。


そして、努力を評価してくれたのは


嬉しい。


それにしてもアイツら本当に、


まだ欲望が尽きんのか…。」


ヘル・ヘアー

「まぁ、なるようになるしかない。」


とウサ耳をぺたんとする。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


その頃、


某恐ろしいショッピングモールでは!


「すいません。私では無理です!」


次長

「拒否権はないと、隠れ里から通達が


きました。元社長と元副社長は里の方から


とあるところを、襲撃するように


言われておりまして!もういません!」



「(イタイヨ!頭がイタイヨ!拒否出来ない)


どうしろと言うのだ!


あなたはどうするつもりだ!」



次長

「全て、あなたに任せろと、お告げらしい


です。それでは私も里に向かいますので!」



そして、元次長は怨霊を三体背中につけて


逃げて行ったが…


「ふざけんなよーーーーーー!」


ついにブチギレた!


管理者候補の力を見せてやる!


ショッピングモールの万を超える全ての


怨霊を元次長に無理矢理、取り憑かせる!


そして、時限消滅式の保護結界を


元次長に張ってやる!


里に入った時点で保護結界は消える!


そして、結界が消えた元次長には、


恐らく怨霊の軍団達が…




「社長さんなんだろ!なら社長命令だ!


お前たちで怨霊達を浄化しろよ!」



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


その頃、逃げた元次長は、


元次長

「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!


あーー!可愛そうな小娘!


ものすごい暴力でビックリしたが、


里の権力を使ったら、なんでもない!


ただの小娘!頭が痛そうだったが、


どうでもいい!


下級陰陽師の私でも、わかる


怨霊溢れたショッピングモールなんて


イヤだイヤだ!早く離れたい!


飛ばすぞ~!」


ランボルギーニ・アヴァンタドールと言う、


スポーツカーに乗る元次長!


高速道路を時速300キロで走る!


その時、元次長は気づくべきであった!


高速道路の自車の前を走る車に後ろから


追突しても保護結界のパワーで


跳ね飛ばしていた事を!


そして、追いかけてくる万の怨霊軍団を!



そして、その後から県警の高速道路機動隊が、


エンジンのリミッターを解除して、


ブチギレて追いかけてくる事を!



しかし、元次長は開放感から


自分に、酔ってただアクセルペダルを


ずっと踏み込んでいた。


里に県警本部が乗り込むのも、


時間の問題となっていた。

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