第452話 バボン臨時政府樹立!
旧公爵領の領都に
バボン亡命政府!臨時政府庁が設立された。
もちろんバボン国王が、
国王続行だが、
ルルトとミルト(バボン側)は、
用に加勢してほしいと言えなかった。
それは用が、
「正気になった大邪神が、サイザーが、
政治をやって、天界が認めたら
どうなるのか?」
なんて言っていたからである。
だが、用?にルルトが、
「腐敗政治を、止めて用様的に
存続してもいいと、見なしたら
掩護してほしい」と言って、
なんとか
「ゆみさんが、本当に許す位の国に
なったらな〜、ただ…難しいぞ〜!」
なんて、言葉をなんとか引き出したので、
あとは、実行するしかないと…。
そしてバボン国王は、どうしようか
悩んでいた。
実は用を、ま〜だ自分の思い通りに
できると舐めていたのである。
だが、用?が出てきて
その考えが崩壊した。
側近も、黙ったまま…。
そして、新臨時政府王都・アヘーで、
政務を始めないといけなくなった。
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その頃、大邪神側は…
大邪神
バボン王国の、書類を読んでいた。
「本体の封印を解くためには、
ジャングラー国との友好が不可欠か…
ヨーとの対立は百害あって一利無し!
よし!税金を下げよう!」
担任・帆山
「恩赦とか、どうでしょう?」
オババ
「まぁ、いいかもな!」
大オババ
「人民受けの良い政策?
簡単じゃ!メルトのヤツの政策を
パクればいい!
病院での、回復スキルでの治療を
ただにするのじゃよ!」
杉谷
「病院の維持費は?」
オババ
「回復スキル持ちに、義務を課す!
治療院での研修と、回復をすること。
ただし!研修中は、税金免除!
3食と少しいい部屋付き!
給料は月金貨4枚だが、食費がいらない。
そして、冒険者ギルドでのアルバイトも
出来る!それも週2で!」
大オババ
「だから、手取り月金貨12枚!
駆け出しの冒険者には、
かなりいい収入で、しかも経験値が入る!
治療院の維持費も格安!」
大邪神
「則子よ!お主やってみよ!
そして、経験値を上げて聖女を
獲得すれば、恐らく地球でも
聖女で通るぞ!」
エージェント則子
「聖女!オオ!
なんていい響きなんでしょう!
やります!大邪神様!私がんばります!」
大邪神
「杉谷!お主は、治安維持大臣に
任命する! 不良貴族なんて逮捕しろ!
そして住みやすくして、
冒険者ギルドとかに
実績で横っ面を叩けるようにするのだ!」
杉谷
「ハ!がんばります!」
大邪神
「帆山!お主は、商業を担当するのだ!
決して、商業ギルドとケンカするな!
なんとなく、お前ならいけると思う!」
帆山
「ありがたき幸せ! がんばります!」
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ここに、バボン国王臨時政府と、
大邪神臨時政府との、
内政実績戦争が、始まった!
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その頃、パイン街…
用
「ハァ?杉谷が大臣?
帆山が、通商大臣?
旧田丸 則子が聖女修行?
杉谷は、まぁやってみたら…なんて
思うが…
そうか…。Mでないと、
商業ギルド対応なんて務まらない!」
ミイナ・ヴァーミリオン
「なぜですか?」
用
「いや、その…パン屋の時は、
商業ギルドとの対応で苦労したから。」
ミイナ
「ハイ…」
その後、ミイナは用と会議をして、
次の日ミイナは、商業ギルド改革を
実行するのであった。
まず、舐めた対応をする受付嬢が
いなくなる。
ネチネチと言って、
マウントを取ろうとする買取対応
職員が、消えた。
相場価格表示が、
大きく張り出されるようになる。
そして、商人スキル持ちの15歳未満の者に
商人見習い制度の導入。
バザール(市場)の場所取り図の公開。
そして、定期的な場所組み換え制度。
あと、お試しフリーな場所提供制度。
大改革で、あった。
ミイナは、やる女である!
そして、この改革が、
バボン臨時政府の商業政策の
これまでのやり方を無効にしてしまい、
担任・帆山の改革案以上の改革を
先にやることになってしまい、
帆山の計画をかなり変更しないと
いけない結果になるのだが…
帆山のこれまでの行いなのか、
なかなか役人の改革が進まず、
双方…頭を抱えざる得ない事になった。
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