第7章 姿を表す真実と…

第451話 用賀家総帥就任式・前夜。

 日本のどこかにあるらしい…


用賀家本邸。


用賀 スミレ

「用意完了。さて、お母様〜」


用賀 旬香(ようが しゅんか)

「ちょっとやめてよ!その呼び方!


昼からドラに出てくる、


丸様(男性)と順様(男性)の


キスを邪魔するヤツの………


いや、そのね…、


え?地上波では…やってないの?


オーホッホッホホ!


知らなかったわ〜。


違う!変な…会員制のwebチャンネルを…


なぜ!知っているのよ〜!」



有料の腐女子作品の


無断転載サイトだったことがわかり、


すぐに、通報するトラブルがあったが、


準備は出来た。



そして、公開会場の方は、物々しい


警備の準備がされていた。



□□□□□□□□□□□□□□□□□


とある山の隠れ里


「宗主様!主力の者共は皆、


山から動けません!


あの警備会社ですが、県警が


動かないのです!」



「くそ!用賀家の本邸に行った


特殊部隊達は?」


「その…信じられない事ですが…


総理を襲ったとして…


逮捕されました。」


「ハァ?お前な!どうするんだ!


このままだと…」


「大変です! 西日本統括部を始め


西日本全支部が…活動停止!


支部員達が原因不明の病院送りで、


機能停止しました!


活動資金をすべて入院費に使うと、


連絡が来て、音信不通です。」


「東日本統括支部の活動が


2割に落ち込みました!」


「宗主様!もはや攻撃を受けている!


そう、判断するしかありません!


お伺いするべきです!」


「そうです!宗主様!」


「そうです!宗主様!」


「そうです!宗主様!」


「そうです!宗主様!」


「そうです!宗主様!」


「わかった!今からする!」


そして、儀式は始まった…


[うん?用意は出来たのか?]


宗主?

「攻撃を受けています。


どうか、お力添え…」


[受けていない!外部からの攻撃なら


結界が反応している。


警備会社?それを蹴散らすために


金運を無理やり高めたのだろうが!


計画を遅らせるな!やれ!


あと、副宗主たちにはバツを与える!]


ドッシャーーーン!


雷が突然落ちて、建物を貫通して


副宗主一族に降り注ぐ!


[殺しはしない!崇高なる計画を遅らせるな!


喜んでやれ!わかったな!]



なんとか生きている副宗主達!


だが、黒焦げ…。


青ざめる宗主…。


今日は、東京都から一族の者が


手伝いと、報告に来る日…。



だが…そいつは、


ショッピングモール担当だった、


そいつは、


千の怨霊の軍団を連れて来やがった!


その影響で、高速道路が、私鉄が、JRが、


とんでもない事に、なっていた。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□


とある住宅街のアパート


「あれでいいの?」


??1

「何が?」


??2

「いいのよ!そのために加護を付けたのよ!


それにしても、ショッピングモール!


確かに、困ったことね〜


前に、見たときは


こんな事起こってなかったよ。


呪詛とか調べても、なかった。


むしろ、前の管理会社があまりにも


あっさり過ぎる位に手を引いた?


位しかないのよ。」


??1

「前の管理会社の担当者を捕まえて、


吐かせるとか?」



「ちょっと!その管理会社の子会社を、


潰して乗っ取った容疑が姉さま方に


かかったから、私の研修が停止か、


罰に変わった可能性が出てきたのよ!


変な事をしないでよ!


崇高なる仕事をしないといけないのだから!


わかってる?」



??2

「あんた、間違っているから


正すけど、容疑じゃなくて


乗っ取ったのよ!崇高なる我らが


乗っ取ってあげたのよ!


涙流して喜ぶ事なのよ!」



□□□□□□□□□□□□□□□□

天界第2情報部


「アウト!」


「アウト!だね。」


「ハイ、自供いただきました!」


「報告書出しました!」


「ヨーさんに、なんていう?」


「なぁ?ゆみって娘に、アシストしないか?」


「許可出るかな?」


「トレブのヤツ、泳いで地中海の島に、


行っているぞ!」


「あいつ…節約家だな…。」


「あー!海底火山を確認しているのか!」


「なるほど!あの大陸は、今は、


ヨーロッパ大陸の下に潜りこんだからな…


確か、今はイタリアの地下から、


山脈にかけての岩盤だった?


実際の位置の確認か…。」


「どうする?」


「トレブは真面目にやっている。」


「ゆみ女史の予定は知らない…。」


「とりあえず、報告書出しておこう!」


「そうだね。」



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