第445話 やっちまった少年達と少女達!…

 杉谷達は、シャトルを


打ちあげる事にした。


だけど……

 



6人とも、目がキラキラしているのは、


目の、錯覚ではないだろう…


たとえ、1万歳を越えようが、


一億歳を越えようが、


乗りたいものは、乗りたいらしい…。


全員宇宙服着て、ルンルン状態…



そして、


10!


9!「コイコイ!」


8?「イケイケ!」


7!「いいぞ〜」


6!「フヒャヒャヒャ!」


5!「あ〜笑いがとまらね〜」


4!「本当に飛ぶの?」


3!「マリッジブルーかい?」


2!「うるせー!飛んでスーパー則子になるのよ」


1!「歯を食いしばれ!すごいGが来るぞ!」


ランチ!「「「「「「?!!!」」」」」」



ドン!


ゴーーーーーー!



スペースシャトルのブースターに、


点火が成功して、


重力を振り切り、ゆっくりと


スペースシャトルが上に昇って行く!



正面から来るG(重力)があまりに、


強すぎて………


杉谷はすでに勇者スキルがフル稼働!


他の者たちも…強化スキルを起動している。




ゴーーーーーーー!



真夜中にまっすぐに上に登る


一筋の光!



それを城から見るバボン国王…


そして、諸侯貴族…



□□□□□□□□□□□□□□□□□




ビーコーン!


ビーコーン!


ビーコーン!


ビーコーン!


ビーコーン!


警報です!何者かが、


ゲートに近づいています!


警報です!何者かが、


ゲートに近づいています!



??1

「なんだ?スペースシャトル?


なぜ?うん?あいつ…サイザー!


あれは…クソ!オイ!大変だ!


聖カルッティにいるはずの


大邪神に仕立て上げたはずの


ヤツが、こっちに来ようとしているぞ!」



??2

「なんだってー!あっちのスパコンは、


すべて壊したはずなのに!


感づかれた?撃つのよ撃て!」



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


スペースシャトル内…。


月が少し光った?




ビーーーーーー!


ビーーーーーー!


ビーーーーーー!




ロックオンされました!


ロックオンされました!


ロックオンされました!


緊急回避装置起動!


緊急回避装置起動!


フレア放出!


デコイ発射します!


デコイ発射します!


ビーーーーーー!


何かが被弾!


緊急回避します!


緊急回避します!


燃料ポンプ不調!


原因不明!


脱出してください!


脱出してください!


杉谷

「クソーーーーーー!死んでたまるか!」


エージェント則子

「スキル全部全開!」


帆山

「たまらね〜オレ!ゾクゾクするぞ〜!」


オババ

「ビンゴ! これでワシが


変態になったのも


実験ぐるいになったのも、


みーんなアイツラの仕業だった!


これで証明された!」


大オババ

「そうだな!みんなアイツラの仕業!」


大邪神の分身K

「ただでは、済まさないぞ!


見ていろよ~ぶっ殺して殺る!」

(殺る気MAX!)


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


??1

「ハァ?避けた!管理者様の一撃を、


避けただと!生意気な!」


??2

「撃て!撃つのよ! クソ!落ちろ!落ちろ!


当たれ!ハァ?フレア?


誘導弾が、外れる!


こうなったら表に出るわよ!


よし!マルダス世界は、久しぶりね!


管理者様の、攻撃を避けた罪は


重いわよ!」




??1

「こうなったら!撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ!当たらない!クソ!」


??2

「やむ得ない…直接最小限の出力で!


波ーーーーーー!」


??1

「ウソ!避けた!あ!かすった!


何度も避けたからヘロヘロね、


喰らえ!」


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


浮遊都市オビーデル


ユグドラシル

「アウト!証拠採取完了!


あの月がゲートの一つで間違いなし!」



メイド・トロイ

「主? 地球のスペースシャトルって


上昇中にあんなに真横に移動して


自動で避けるの?」



「たぶん…まぁCPUも、ものすごく


高性能になったから…


あのまま開発が進めば、出来るかなって、


思って作ったけど…」



AI

「資料見ましたけど…


あれは、高性能過ぎません?」


メイド・トロイアル

「フレアとか、デコイって、


ついているのですか?」


「フレアはF14に、既についていたから、


つける必要があれば、付けたと思う。


地球脱出速度を、1回出したら


その後は、ブースター次第だから


理論的には、フレアは1980年代でも


搭載出来たと思う。


デコイは、潜水艦の魚雷の


ノウハウが、あるから…


ブースター切り離しと混ぜたら、


つ…ついた…ついたかもしれない。


ブースターを多く付けたらいいからね。


2つ共に、全くない技術ではないから。」


AI

「( ̄  ̄;)」



ユグドラシル

「あーーーーーー!


アウト!あいつら!


直接出てきて、撃った!


証拠!証拠!」



メイド・トロイアル

「主?あの横に避ける技術って、


あの翼にあるファンみたいな羽?」



「うん! ドローンっていうやつが


あってね、その旋回技術の応用!


まぁ、ミスリルとか錬金術とか、


使っての強度不安解消と、


結界技術を使って


初めて実現したのだけど。


元のアイデアは、Jukaiで販売している、


幼児用のドローン!」



AI

「え? あの、どれですか?」


webサイトの画面がでる。


「えーと、これ! オレが作ったの。


格安ドローンのおもちゃ!」



AI

「はぇ?えーと、真横回避技術について、


天界から独自開発認定来ました!


オーバーテクノロジー疑惑は外れました。


あと、あの管理者達のやった事はこちらも、


審議中だとメール来ました。」




ユグドラシル

「あーーーーーー!


あいつら!撃ち落とせないから、


燃料ポンプの時間を止めた!」



「オイ!緊急脱出装置まで止めやがった!


殺る気だ!」


つづく…




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る