第444話 少年少女の夢

  バボン国王の港街外れ…倉庫街


 ヨーガ商店の再建した大型倉庫に


忍び込む…


Σ(゚Д゚)


大人数の人間達?


いや、忍び込むのレベルでは無い!


見張りの冒険者達もびっくり!


C級冒険者A

「何者だ!」


衛兵

「バボン先王様の御命令だ!


ヨーガ商店の倉庫を……」


その時、他の冒険者達は、


事前取り決めのマニュアル通りに、


信号弾発射のペダルを踏んで、


スキル(駆け足)(逃走)(瞬動)


を使って、倉庫から離脱する!



倉庫街に警報がなる!


しかし、衛兵達は倉庫に押し入ったが…



中は…空っぽだった…


報告を受けるバボン先王


バボン先王

「何か、パイン街と連絡を取れるものが


なかったのか?…


困ったな…なに!冒険者ギルドから兵が?


クッ!構わん!ギルドマスターを…


うん?なぜオレの身体が光って…」


無機質な自動音声

「ビーーーーーー!


ビーーーーーー!


ビーーーーーー!


強奪の意思の確認!これより


バボン前国王とその貴族兵団の


ジョブは、前国王及び、騎士、兵士には


ふさわしくないとの結果になりました。


適正なジョブとしている、


強盗、強盗見習い、盗賊、色魔、


など…これまでの経歴になぞって、


適正に近いジョブに変更します。」




バボン先王

「痛い!なんて声だ! なんだこの声は!」


しかし、その後バボン先王軍すべて


気を失う。



その頃、港街とマイークラー街との


中間地点…



そこにある、ヨーガ商店大倉庫


そこに忍び込む、6人組。


そのメンバー!


杉谷、帆山、オババ、大オババ、


大邪神の分身Kが、入っていく!



杉谷

「見張りを眠らしたのはいいが…」


担任・帆山

「あったぞ!宇宙服に、スペースシャトル!」


オババ

「確かに、しっかりと作っている。


この品質なら宇宙に到達できて、


作業もできるだろう。なぜ、爆発した?


とても、爆発事故を起こすような


物にはみえないのだが。」


大オババ

「このシャトルは、しっかりと作ってある。


なぜ爆発したのやら?やはり月か!


あの月が…そういえば!


おい親父!確か、改造が上手く行けば、


次は月に行って発電所作って、


電磁波での送電計画あったな!」



大邪神の分身K

「そうか!クソ!もしもだぞ!


あの…外道滅殺拳の当主が、


これを作って打ち上げたが、


なぜか爆発したのだったら…、


間違いないな!


意図的に爆発させた可能性が有るが、


どちらにしても、やつらの介入だ!


クソ!オレをタコみたいな身体に


なったのが、アイツラのオレの悪口


そのままだったから、


どうもおかしいと思っていたけど!


そうか!そうか!ヨーは、


何かを、探知して…そして、


月が怪しいと、見ていたのか!」



□□□□□□□□□□□□□□□□□

それを、集音魔道具で聞いていた、


用達…。


「大邪神すら、手のひらの上か…。


今、先王とかバボン国王をしばいても


国は良くならないな。


ユグ…あの試作品シャトルは


大邪神が、どう使うか知らないが…


様子を見よう。」


ユグドラシル

「あいつら、乗るに一票!」


□□□□□□□□□□□□□□□□□


大邪神

「これは、なんだ!」


オババ

「これは…取り扱い説明書?」


杉谷

「シャトルの取説?」


エージェント則子

「なに?ハァ?物資専用?人が乗ること


禁止?ふざぁけんじゃないぞ!」



大邪神

「なるほど…。で、どうする?」


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