第441話 動き出す者達…4

  江戸時代の物語…


 とある三人組の男達が、


山の斜面?(物語によって違う)に立つ


お地蔵様の裏に、地○につながる洞穴が、


あると聴いて、探検する物語。


針の山に対抗して鉄下駄を履いて、


突破するとか…


よく、寄席でも語られる物語なのだが…



関東地方のとある洞穴は、


結界で、作られた旧地球時代の


ダンジョンコアによって作られた


世界が、広がっていた!



そう!その洞穴がある、とある山では、


大騒動が起こっていた!


江戸時代の呼び名は、センゴク山…


実は、今は山の名前は地図に


なぜか書かれていない。



「宗主様! 副宗主様を発見しました!」


「大変です! ショッピングモールの


大赤字が、倍増しました。」


「ショッピングモールの


行方不明だった配下の業者を


発見しましたが、その取り憑かれてます!」


「区長も確保しましたが、 


取り憑かれてました。祓いきれません!」


「大変です!区議達が見つかりましたが、


意識不明です。」


「オイ!都知事にすべて投げろ!」


「大変です!山に通じる道が、


警察?に封鎖されてます!」


「ハァ?理由は?」


「がけ崩れだと言ってますが、


どこも崩れていません!」



□□□□□□□□□□□□□□□□

とある県警本部…


「いや、うちは全く


封鎖なんてしていませんよ。」


□□□□□□□□□□□□□□□□


「宗主様!お逃げください!


東京から、東京支部が包囲されたと!」



「オイ!どうなっているのだ!」


「まさか、用賀家の復讐か?」


「うるさい!何が復讐だ!


崇高なる我らの傀儡になれたのだぞ!


感謝しても足りないぞ!」


「結論から言いますと、


用賀家監視班からは、


動いた形跡が、ないらしいです。」


[何を騒いでいる?


計画は、進んでいるな!]



「その…今はとても…」


[早くしろ!やれ!以上!]


「早くしろーーーーーー!」


「資金足りませーーーーーーん!」


「あの封鎖している所がわかりました!


(外道をぶっ殺して殺る警備)という


警備会社で、付近の私道と土地を既に、


(外道を皆殺しにして殺る商事)という、


会社にキノコ畑用地として買収されており、


その警備会社が封鎖している状態です!」



「なんだ、その名前…。


嫌な予感がする。」


「だいたい、そんな名前の会社…


登記するのに、申請が許可されるのか?」



「道を開放するように、


人を派遣しましたが…


逮捕されました。」


「なぜ?どこの警察に?」


「邪邪堕教の、襲撃容疑で…。


ヘリで移送されて、今警視庁で、


取り調べ中みたいです。」


「おい、あの助っ人要請に出たやつか?」


「違うヤツのはずなのですが…


弁護士をすぐに派遣しましたが…


交通事故で、現行犯逮捕されました…


しかもを5人連続…


ありえません…。」


「おい、ここは大丈夫なんだろな?」


「大変です!あの警備会社!


この山脈の道をすべて封鎖しています!」


「大変です!ネット回線が沈黙しました!


衛星データ通信も沈黙!」


「お前達のせいだー!」


「オレは逃げる!」


「逃がすか!」


「死ねーー!」


また大乱闘が起きてますが…


□□□□□□□□□□□□□□□□□□


都内のある、アパートの一室…


「どういう事なの?


屋台営業は強制終了だわ、


この際、給料はいらないけど…


次の研修先に行くのを、


少し待てってどういう事なの?」



[こちらも、忙しいのだ。


どうも、マルダス世界がらみで、


お前が前に、やった工作が


凶と出たらしい。


大教皇を大邪神にして、


封印させたのだが、どうも復活した。


そして、今、黒船大邪神号が


地球のどこかにいる!]


「なんだってー!あの帰還民!


穴を開けて、大邪神を連れ込んだのか!


余計な仕事を増やしやがって!」


[違う!逆らしい! 大邪神が穴を開けたのを、


利用したみたいだ!


つまり、あの帰還民…その裏にいる


モノは…手強い可能性がある。


天界の上層部から、手を出すな!


もし、手を出して対立したら、


滅ばされてるぞ!なんて言ってきた!]


「ハァ? で、研修先を…」


プツ! プープープー…


「切れたか…クソ!


まさかマイネのヤツ!ヘマをしたのか?」





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