第440話 動き出す者達…3

  バボン王国近海 空母艦ヨーデル号


うなされる用


AI

「どうしましょう。」


メイド・トロイアル

「昔の夢か…」


メイド・トロイ

「目覚めがスッキリする飲み物作るしか


できることはないね。」



3人共、用の夢を覗いていたが…


手立ては、あまりなかった。


旧地球時代の、戦争の記憶なのだから。




そして、用が起きた!


「なぁ?トロイちゃん?


マルダス世界に、旧地球のすべてが、


移民したって言って………


誰が、言っていたんだ!


おかしい!」


メイド・トロイ

「私も、旧地球時代にマルダス世界計画の


時にそう聞いておりました。」


メイド・トロイアル

「はい、私も。」


AI

「私のログ記錄でも、そう書いてますが…


その、おかしい所があるのです。


ある時期のログデーターが管理者権限で


持ち出されています。


前管理者マイネです。


そして、そのデーターコピーなのですが、


審議中となっています。


ロックがかかっています。」



「なるほどね。何かが足りない!


何かが!」



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ちょうどその頃、大邪神要塞島


杉谷

「おかしい!ファンタジーといえば!


何かが足りない!」


エージェント則子(旧田丸 則子)

「ハァ? あんたのハーレム要員?」


担任・帆山

「ファンタジーねぇ?


そりゃー古いRPGだったら


邪○王さらわれた、姫を助けに〜


なんて展開?」


杉谷

「それだ!」


エージェント則子

「姫様って、クソフロンじゃん!


いらないよ!」


杉谷

「違う!ドラゴンとか!キメラとか!」


担任・帆山

「そんなの…」


大邪神

「いたぞ!確かに、移民時いたが…


ある種族にな、管理者候補が2人出て、


もう一つの世界を作って、


そちらに移民したんだよ!」


オババ

「あいつらは、私達の事を


おぞましいなんて言っていたがな、


いつかヨーが、この世界に来るという


事がわかっていたから怖かったんじゃよ。


まぁ魔導爆弾で、さんざん爆破して、


火山噴火させたら、


そりゃー怒って当たり前だ。


あいつら、自分のやったことに、


正当性がないことなんて、

 

かなりクレバーな種族だから


わかっていたが、欲望に負けたのじゃな。


それを、正当化するために


別世界を作ったのじゃが…。


それを言ったら、


儂らも応戦していたから、


怒られて当たり前なんだがな。」



大邪神

「だが、はたして、どうなったのか…。」



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空母艦ヨーデル号


「移民?」


ユグドラシル

「そう!逆ギレ移民!


それで、彼ら担当の管理者達は


激おこで、わざわざ地球整備担当に


配置転換を希望して地球に行った。


用も、今度スミレの儀式の時に


会いに行こう!」


「それで、その分離組は?」


ユグドラシル

「自分達で出した管理者で、


理想国家と、理想世界を


作るんだってさ〜!」


「地球の神々様の怒り…。


そして、別世界の干渉…。


元の管理者が、行方不明…。


なぁ?その分離世界?行く方法あるの?」


ユグドラシル

「あるはずだけど、隠されている。


まぁ、マルダス世界空間の横だから。


親空間が、マルダスで


子空間が、その分離組だから、


力技でも使ったら、すぐに


行けるけど…。」



「❨?❩の本体を探す。


本来の管理者を探す。


そして、…うん?トレブ?


どうした?」


トレブ(念話)

「今、ヨーロッパのフランスに来たけど、


おかしい! ここにあった火山が無い!」


「あ〜!なるほどね。


確かパリの地下に


大理石の鉱床があるから、


昔は火山があったとは思っていたけど。」


トレブ(念話)

「時間が経ったのだね。


えーと、銭形警視正からお小遣いと、


活動資金もらった。


今から、ロードス島に向かう!」


「わかった。」


メイド・トロイ

「無理は禁物だよ!」


トレブ(念話)

「わかっているって!」




□□□□□□□□□□□□

調査が始まりました。







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