第416話 杉谷…オババに会う。そして…知ってしまう2

  用達が、女子高生組地球帰還計画を


立てていた頃…



 杉谷達は、臨死体験から生還していた。


 ただ…某戦闘民族みたいに、


死の淵から戻ると


パワーアップするわけではない。


体調が絶不調なだけだ…。



担任・帆山

「(則子にメシを作らせないよう


にしないと!命がいくつあっても、


死にそう!)」



大邪神の分身K

「(同感ですね。杉谷君の方が


おいしかったですよ!)」


杉谷

「(ありがとうござます。そうだ!


オババに、則子の必殺料理を


食べさせよう!) 」


エージェント則子(旧田丸 則子)

「なに3人で、コソコソ話しているのよ!」



そして、帆山が海水から水を蒸留して、


飲み水を作り、


則子が、オババ献上用の料理?をする。


杉谷は、ちくわを作る。


大邪神の分身Kは、


家を作っていた。



そう…だんだんと…杉谷達も、


なんとな〜く、大邪神の分身が、


本当に大邪神なのか、疑問に


なってきたのである。




そして、四人はお互いの身の上話を


始める事になった。



杉谷

「え?じゃあ、この世界の恐竜とか、


地球からの移民だったのか!」



担任・帆山

「だから、獣人とか、ドワーフ!


エルフ!ゴブリン!オーク!


地球での伝説でしかない者たちが、


ここにはいるんだ!」



エージェント則子

「家の母親が出入りしている、


邪邪堕教の経典に書いてる事に


一致している…。


あー私ね、戸籍上は旧田丸って名字に


変えられてしまったけど、


昔は別の名字だったんだ…」



そこに、大邪神の分身Kは、


物凄く興味を抱く!



数億年前に、マルダス世界に移民するしか


生きる事が出来ない状態になった、


地球魔導怪獣大戦!…


その後、何回か文明が


地球では起こったが…


すべて失敗している!



そのたびに管理者達が、


忙しくなるわけだが…



やはり、地球魔導怪獣大戦時の兵器に


手を出すと、文明は失敗する!



およそ6700万年前に、また


どこから手に入れたのか?


地球魔導怪獣大戦の技術に手を出して、


他国侵略の為に、


恐竜はクローンで作り出すは、


核兵器に、魔導爆弾に手を出すは…



ついにブチギレた他の管理者が、


月と隕石を落として、消したのだ!


(その後、月は離れていき今の状態に…


年3センチのスピードで地球から


離れて行っているらしい。


 その時の隕石の消されなかった痕跡は、


アメリカ南部と、メキシコに残っている。


大きな丸い海岸線は


その時のクレーターの名残である。


だいたいユカタン半島辺り。)



そして、前地球の文明情報に


スキルでアクセスするのを、


やっと制限する。


そして、魔法も制限した。





その経緯を知っていた大邪神は、


その事を話して、


則子の情報に、物凄く食いついた。



誰か、地球魔導怪獣大戦時代の者が、


どう考えても関与している。





大邪神(念話)

「(ウヌ…儂らが知らない勢力があると…


よし、その三人組をこちらに取り組め!)」



大邪神の分身K

「どうやって、君たちは


この世界に来たのだ?」



杉谷達は、白い部屋の事を話す。


大邪神の分身K

「う〜む。それは恐らく


管理者の部屋だな。


女性ではなかったのか…


マイネって管理者だったのだが…


ところで君たち、


地球に帰りたくないか?」



しかし…以外だったのは…


杉谷

「もう少し、この世界ににいたいな…


実家帰っても、生きている実感が、


なかったからな…」



担任・帆山

「俺もだ。ハハハハハハハ!


何故かなのか、わからないけど…


もう少し、ここにいたいな。」



エージェント則子

「私も…。」


そして、大邪神と打ち解ける三人組であった。

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