第415話 とある少女の冒険者!4
三人組の受付の番が来た!
用賀 スミレ
「クエストですので、
パイン街まで馬車を
チャーターしたいのですが!」
と、ブリザード公国公都支部
ギルドマスターの暗号化手紙を、
渡す割札を、受付嬢に出す!
それを見た受付嬢は、
すぐに札合わせをして、
副ギルドマスターのいる部屋に
案内する。
マイークラー街冒険者ギルド
副ギルドマスター ラチェット
「なるほど、パイン街に行くのですか…
しかし…今は、通行証を出せないですよ。」
ホロン国王側近バーソ
「そこをなんとかならんのか?」
ラチェット
「彼女の手紙の送り主は、
なんとなくわかりました。
しかし…王家関係は厳しいですよ!
バボン王国もですが、
ホロン王国が、先にロクでもない
事をやってくれましたから。」
用賀 スミレ
「(あーーーーーー!そういうことか!
難題だな…ハハ。)
通行証なら、大丈夫ですが、
問題は現地の情報が欲しいのです。」
と、言いつつ冒険者ギルドカードを
ラチェットに見せる。
ラチェット
「ヘ!???????
なるほど…そういえば…
あーーーーーー!本部から通達が
来ています!大丈夫ですよ!
もう手配できてますから!」
その時、窓に朝日が入ってくる!
夜明けだ!
すぐに、出発する!
パイン街の前では…
動けなくなった国印を押された
元貴族達の山がもう一つ増えていた。
しかし、ルルトもミルト(バボン王国側)
もフラフラである。
門番長も、いつ出動してもいいように、
準備をしていた。
そして、用の屋敷では…
1.二人を島送り!
2.牢屋に入れる!
3.バボン王国を滅ぼそう!
4.パイン街とホア・ド・ソク公爵領を
合併して独立!
5.とりあえず、他の公爵達の軍を
討伐してから、考える!
とか、いろいろ激案が出てきていた!
しかし、賛成大多数なのが…
門前の元貴族達の山に、
油を撒いて火をつけて、
止めをさす!
だった。
女性陣…大変お怒りです!
用は逃げるように、
油を桶に入れて、
「焼いて来る…」
と言って、パイン街大門に向かう。
そして用は大門を出ようとした時に、
ルルトとミルト(バボン側)は、
ボサボサの髪に、
すす汚れた姿だったのだが、
すぐに、用を見つけて
土下座する!
用は、どうしようか…
ため息しか出ない状態だったのだが…
そこに爆走でやって来る馬車…
あれ?あれってギルドマスター専用馬車?
そして、大門前に止まる馬車と、
そこから出てくる小さい弾丸?
いや…これは…
用賀 スミレ
「お兄ちゃ〜ん!」
そして、用にしがみつく!
それを大門から見ていた女性陣…
(º ロ º๑)!!な顔のルルトとミルト(バボン側)
(゚ロ゚;)エェッ!?な、ホロン国王とその側近。
用は、スミレ達をパイン街に
入れる事にした…
ヨーガ商会の客間…
用
「なるほどな…
スミレ!よく頑張ったな。
目の下にクマ出来てるな。
ゆっくりと休め。」
スミレは約一週間不眠不休だったので、
眠りについた。
そして、とりあえずホロン国王達にも、
宿で休んでもらう事になる。
女性陣は、二人の女冒険者?を
別の宿に入れたみたいだ。
AI
「どうやって来たのですか?
白の部屋ルートでは無いですよね。」
用
「なるほど…地○ルートか…。
用賀家総裁就任か〜。」
ユグドラシル
「ヨー!大邪神のヤツの念話を傍受した!
奴ら、地球に調査隊を出すみたい。
どうも、マイネの事もあって、
大邪神達は空間に穴を開けて
移動するみたい!
これに便乗して、あの子達を
地球に送ろう!」
ミイナ・ヴァーミリオン
「なるほど!計画を進めるのですね!」
学級委員長 大俵 あけみ
「スミレちゃんが、ここに来るとは…
用賀家、恐るべし…。」
用は、忙しくなる予感があっても、
何故か楽しそうだった。
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