第414話 とある少女の冒険者!3

  「魔の森」5日間の不眠不休戦闘!


それは、地球育ちの陰陽師の少女を、


物凄く強くたくましくした!



 まぁ、心配症の始祖代理が、


採点官と言う名の護衛もこっそりと


付けていたのと…


 ブリザード公国の女王陛下も、


こっそりと護衛を付けていた。




そして…スミレのホロン国王護衛編は、


終盤に向かっていたはずであった!




ホロン国王(偽装中)

「スミレさんには、感謝しても


しきれない!


まさか、5日で生きて


バボン王国に来れるとは!」



用賀 スミレ

「油断は、禁物です。


街の状態が浮足だっています!」



街の人

「おい! ホア・ド・ソク公爵が、


負けたらしい!」


「本当か?」


「バボン王国が、冒険者ギルドに


宣戦布告したみたいだぞ!」


「ヨーガ商店の木炭仕入れました!」


「メルーダ鉱山跡のダンジョンが、


攻略されたらしいけど、


どうもベルガー将軍とタール将軍が、


公式に発表しないぞ?


なにか、おかしい!」


「パイン街にも、バボン王国は


宣戦布告したみたいだが、


撤回すると言うのは、ウソだな!


公爵が、撤退せずに進軍していた!」


「情報古いぞ! 


ホア・ド・ソク公爵だけじゃ無い!


他の候爵家も進軍を開始したぞ!」


「だけど、 ホア・ド・ソク公爵は、


負けたのだろ?」


「パイン街つえーよ!


税金がここよりも半分以下の


2割だぜ!


移住しようか?」



などの情報が入り乱れている。



だが…


その情報は、3人には


かなり欲しかった情報である。



用賀 スミレ

「さてと、バボン王国についたけど、


おじさん達はどうする?


私は、パイン街というところに、


行く予定だけど。」



ホロン国王側近バーソ

「パイン街!私達も行く予定ですが、


聞くところによると、


通行証がいるみたいですな。


それに、戦争だとか言っている。


スミレ殿は、パイン街にツテが


あるのですか?」



用賀 スミレ

「(かかった!これで、この二人を


パイン街に連れていける!)


ええ…。とある方から、


手紙を預かっていまして、


届けるクエストですね。


それなら、あー!


パイン方面行きの乗り合い馬車が


出ますけど、乗りますか?」



ホロン国王(偽装中)

「乗ろう!いや、助かる!


スミレ殿には、世話になりっぱなしだ。」




慌てて、乗り合い馬車に乗る三人組。



馬車は、途中で積荷や乗客がいなくなり、


そして、マイークラー街に着いた。



御者が、変な表情なのだが、


盗賊も出なかったので、


なかなかいい旅だったのでは


ないだろうか?




そして、すぐに冒険者ギルドに、


行くことにした。



□□□□□□□□□□□□□□□□

乗り合い馬車の御者は、


「あれ?俺は夢でも見ているのか?


今は夜だよな…


1日目で街2つで、


すべての荷物を下ろして、


その後、村5つ経由に


一週間かかる行程だよな?



村、寄った?


いや…街を出てから、


ボケーーーーーーとしていたけど、


なぜ、たった1日内でマイークラーまで、


来れたのだ?



宿に日付を聞いたけど…


出発日だった…


夢ではないぞ!( ゚д゚)」



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


 とある世界のとある宮殿…

 その客間では…


とある炎獄火炎大帝

「お戯れを…」



とある代理

「ハハハハハハハ!


いいじゃないか!


馬にヒールかけて、


元気にしただけだよ!」




とある炎獄火炎大帝

「言いつけ通りに(魔の森)で


一睡もせずにモンスターと戦い、


パイン街に着くまで寝るなって、


言いましたけど…


まさか、本当にするとは…


まぁレベルも一気に50まで上がりました。


それくらいは、いいでしょう。」



とある代理

「本体が、察知して逃げる前に、


早めに移動させないと


いけなかったからな。


まぁ、仕方ない。」



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


 三人組が冒険者ギルドに行くと…


中は大混乱となっていた!


二人の女冒険者に、貴族達が


コテンパンにやられたらしい!


 そして、他の公爵達が軍を率いて、


やって来るので通行証は発行中止。


 ギルドマスターは、


鉱山跡ダンジョン攻略に遠征していて、


不在だから、会えない。


 そして、5人のバボン王国騎士が、


なんとかパイン街に行こうと、


窓口で粘っているが、


受付嬢に


「宣戦布告したのでしょ!


首くらいは洗いなさいよ!」


とか言われていた。



 ホロン国王は、バボン王宮によらなくて


良かったと、思っていた。



 三人組の受付の番になった。



つづく…







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る