第413話 とある少女の冒険者!2

 つづきです。



 渋いオジサマ

「…………大教皇や、外道連合の圧倒的な


武力!政治力!そして産業力の前に、


我々のコミュニティが


なぜ!生きて行けているのか!


なぜだ!


それは、奴らが勝手に


自滅していっているからである!



我々はそれぞれの武力を


持ってはいるが所詮、徒手空拳!


奴らの魔導爆弾の前には、


アリと変わらない武力!



では、なぜ生きて来れたのか!


それは、我々が奴らと違って、


金でつながらず、


助けたいと言う思いで手を取り合って……」





私は、誰かに基本的な考えが似てるな〜


なんて思いながら、


とりあえず、出発した。




え〜と?


今は、ホロン王国の辺境で、


(魔の森)の前線の街にいます。



とりあえず、安い宿に泊まった。



何でも、英雄が泊まった部屋なんだって。



ここの元の領主様って


思いっきりがいいね〜!


国王がデスマッチを歪めたから、


腹を立てて、爵位捨てて


バボン王国に行ったのだって!



住民も移動していったらしい!


だから、今の宿の経営者も


王都のリタイア組が経営している


のだとか。



ベットの横の洋服入れに、


前の泊まった人の服があるのだけど…


タグは、maid in japan?!


そして、くんくん…


こ…これは!!!!!


匂い…合致!


あ!


これ!用兄ちゃんの洗濯サイクルマーク!


確か月曜日に着るTシャツだ!



うん!親族だから、回収しておくね!






次の日、


乗り合い馬車に乗って、


王都近くの街を目指します!



えーと、クエストの情報では…


側近との、二人旅らしい。


馬で移動中だが…


魔の森で、恐らく迷う。



そして、その二人をなんとか、


ブリードル帝国に入らないで、


バボン王国の南寄りの街に


送り届ける事。



そこに、本当はかなり年が離れた、


自分の妹だが、娘として引取り、


実子と差別せずに、育てた


王女がいるらしい。



その人に引き合わせる事。



ただ…救世主は…


気難しいらしい…


出来れば、なんとかしてくれって


言われたけど…



なんだろな…


炎獄火炎大帝様も、プリナ女王様も


この言葉を言うときだけ、


すごく冷や汗をかいていたけど、


気のせいだろうか?




そして街について、そこで一泊!


もちろん安宿!


うーん(゜゜) 味付けが塩のみか〜!



黒いパン!固いではなくて、硬い!


クギ打てそう!



スープに浸して、柔らかくしてから、


ゆっくりと食べる。




次の日、


「魔の森」…


すごい瘴気だ!


妖怪が出てきても、不思議ではない。



ゴブリンに遭遇!



スミレの攻撃!


ザクッ!


鉄の剣が、かすった!



ゴブリンに3のダメージ!



ゴブリンは、仲間を読んだ!


スミレは焦る!


火炎符を使う!


炎の玉がゴブリンを襲う!


ゴブリンは火だるまになった!



ゴブリンの助っ人が、二匹現れた!


火を消そうとしている!


すきあり!



だが…一撃で仕留める自信が、


スミレには無い!



火炎術を使った!


3匹共、火だるまになって、


逃げ出した!






ハァ…


なんとかなった。


馬は、魔の森では狂うらしいので、


徒歩で入って行く!



その時…



テレッテーテッテテー!


〔サブAIさん〕

「レベルアナウンスです。


レベルが上がりました。


基礎レベルが1アップです。」



レベルが上がった!


と言うことは、


酸欠攻撃も、モンスターに効くらしい。



そして夜になる。


冒険者としては、野営をする。



しかし、私は陰陽師!



用賀 スミレ

「不眠の術! 夜眼の術! 


気配察知の術!」


そう!夜もお仕事あるから、


対応できます!



そして…深夜1時くらいかな?



ようやく、フォレストドックに


襲われている二人組を発見!



うん!写真とも、魂の波動も照合一致!



さて、お仕事入りま〜す!


こうして、ホロン国王は、


なんとか五日後…


バボン王国に着くことになる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る