第395話 パイン街の謎の封鎖理由は意外なことだった。
王都 旧フッカケ商会
職員は、うなだれていた。
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)
「だから、無理なんですって!
いくら私達に言っても、こちらから
連絡はできません。
定時連絡も、しばらく休止するって
連絡来てから、無理です!」
近衛騎士A
「オイ! 連絡出来るようにしておけと
言っておいたよな!
これは、王命だ!
他の職員はどこに行った!」
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)
「あなた達が連れていったのでしょ!
国王側近Aとか名乗っていたけど、
その後残ったのは、私だけ!」
近衛騎士A
「ウソを付くな!
そんな命令出してないぞ!」
その時、近衛騎士Bは職員の横にある
赤いランプが突然光ったのを
発見する。
近衛騎士B
「なんだ?これは?」
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)
「何でしょうね。
連絡手段は、只今当店にはありません。」
近衛騎士A
「ふざけるな!ここにあるのはわかって…」
赤いランプが光る…
近衛騎士A
「なんだこれは!」
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)
「俺は、大臣だって言ってみれば
どうです?」
近衛騎士B
「オレは大臣だ。」
ピカッ!
赤ランプがつく。
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)
「よくできているでしょ?
このウソの発見器!」
近衛騎士A
「ふざけるな!」
ガン!
腰に下げていた、
警棒で職員を思いっきり叩く!
ドサッ!
職員Arst(偽装スキルで文字化け中)は
倒れた…びくとも動かない…
店の表では…
人だかりができていたが…
その中から誰かが、職員に駆け寄る。
「しっ、死んでる…」
「うわ〜!」
野次馬たちが、一斉に逃げ出した。
表にいた騎士たちは無言だ…
そして、騎士達は無言で去っていった。
しかし、血を吐いて倒れていた女が
突然起きた!
そして、顔の変装ゴムをむしって取る。
用
「やはり、腐ってるな。
殺し放題か…」
そして用は建物の影にいる男に、
目を向ける。
この男の後ろに執事・大俵が現れる。
執事・大俵
「国王に言え、
これ以上腐った政治をすれば、
我らもこの王国を変える為に
動かざる得ない。」
影(斥候)
「伝えます。国王はヨーガ様に
会いたがっております。」
執事・大俵
「兵士は、そうではなさそうだぞ。」
そして…用達は、いつの間にか
いなくなっていた。
その日の夜…
国王は吐血する。胃潰瘍であった。
宰相が、胃が痛いとかいっていたが…
自分の番になったみたいだ…
そう国王は、後悔し始める。
解決策が、腐敗貴族の整理なのだが、
それをすれば今の政局は、
乗り越えられない…。
□□□□□□□□□□□□□□□
パイン街
用が、なぜフッカケ商会の臨時店員を
していたのか?
それは腹は立っているが、
おめでた事があって、
国王が反省していれば、
てっとり早く終わらそうと、
何か手がかりがないかと、
店先に立ったのである。
まさか、騎士の人殺し放題が、
まかり通っていたとは…
おめでた事?
それは、なんと!
「前賢者マサキ」に、
彼女ができたことである!
彼女いない歴の長い用に取っても、
まるで自分の事の用に喜んだ!
お相手は、今年55歳のマサキと
ほぼ同い年の笑顔がすごく
かわいいエルフの女の子である!
そう!マサキの容姿好みに性格好みか、
すっごく合う、どストライクな彼女で、
彼女も、オババの被害者で
どちらかというと、
ファザコンの気配があるのだが、
そのファザコンの方向性とマサキの性格が
ピッタリ合う!
用達は相談して、
国王達に悪乗りされないように、
パイン街に結界を張って、
しばらく封鎖することになった。
いや、めでたいめでたい!
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