第375話 一方で…用は…
パイン街
用の屋敷
ソールバ
「陛下! あまり変わっておられないようで…」
メルト(元聖カルッティ王国女王)
「等身大の身体だからな。
やれやれ、こんな修羅場に来るとは…」
トレバ (元メルト同居人)
「ヤッホー宰相!
やっと自由に話せるようになったぞ〜」
トレブ(元メルト同居人)
「何故?最強美人を思い描いたのに!
確かにドラゴンとか!
ヴァーミリオン姉妹の身体とか!
オーガの肉体とか!
精霊の羽とか!
思い描いたよ!
何故こうなった!」
ソールバ
「あの〜、等身大だと思います。」
メイド・トロイアル
「要素多すぎ!
だけど、よくまとまったね!」
メイド・トロイ
「微妙に、昔の面影があるのが、
すっごく不思議なくらいだ。」
ミレイ・ヴァーミリオン
「手本になるようなものではないと
思うのだが…」
メルトは、少し幼くなったエルフ。
トレバは、タレ目のヴァーミリオン姉妹の
幼い版エルフ
トレブは、どこかの戦闘民族の女版?
髪が逆だって、ツリ目の
戦士風エルフ
用
「で? どうするんだ?」
メルト
「ここで、生活したい!」
トレバ
「私も!」
トレブ
「話を、聞いてほしい…」
用は、腹が立っていたが聞いた。
まぁ、トロイやトロイアルから、
実験体にされていた事も聞いていたから、
我慢して聞いた。
分離する手がかりを探していた。
そのうち、(昔の)ヨーみたいに
なりたかったらしい。
だが…なかなか大教皇の精神支配スキルから、
抜け出せなかったらしい。
そして、やっと隙が出来た時に、
大教皇を封印するつもりで、
大型ガラス瓶に入れたら、
反撃を喰らって、このときに機械が誤作動!
大教皇は、初めワーム型のモンスターに
なったらしい…
(lll゚д゚)(゚д゚lll)
そして、暴れだそうとするから、
周りにあるボタンを押しまくったら、
いろいろな薬剤と、
標本用の資料を取り組んで、
タコみたいな形になったらしい!
そして、最後に異界からの
エネルギー注入に耐えきれなくなって、
変化したらしい。
出来上がったのは、
8本のワームの足を持つ、
黒い化物だったらい。
そこまでトレブは言うと、泣き出した。
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
︙
︙
最後は、泣きつかれて寝た。
ハァ…
つまり、トレブとオババと大オババが、
大教皇に反抗してやったのだが、
反撃喰らった余波で、装置が作動…
そして、大教皇が大邪神になったらしい。
ため息しか出なかった。
やれやれ…
用は今日は遅いから、もう寝ようと、
提案する。
ヨーガ屋敷ベランダ
用
「どうする?」
用?
「まぁ、なんとなくわかってはいた。」
用
「名前改名して、再出発させるか?」
用?
「それもいいかもな?
そうだ!アイツ…地球に派遣するか?」
用
「トレブ?」
用?
「あぁ、仕送り体制は大丈夫だろ?」
用
「Jukaiも、恐らく好調だろうし、
なんとかなるけど?」
用?
「今の地球での調査の仕事でどうだ?
どうも気になる…
と言っても、あのスミレを派遣するわけには
行かないから、アイツなら行けるだろ?」
AI
「用様、ぜひそうして欲しいと、
メール来ました。」
用
「明日、言ってみるか。」
翌朝
と、言うわけなんだが…
トレブ
「え?いいの?」
用
「戦闘力、知識、訳を知っている、
実行力を持って、現地調査を頼みたい。」
トレブ
「受けます! 」
用
「天界に、こちらと向こうの世界の、
出入り自由の許可もらったら、
頼みます。」
そんな事を話して、
元女王組の方針と ソールバさんの
職場とかも決めていく。
トレブさんノリノリである…
もともと研究者肌だったみたいだしな…
□□□□□□□□□□□□□□
その頃 メルーダ鉱山跡ダンジョンでは…
ダンジョンマスター スタマ・ク・ペイン
「フハハハ!
オイ!下僕共!
今からダンジョンのモンスターを
増やすぞ!
まずは、そうだな…
元公爵家の娘達がいる、
ブリック街だ!
住民も、皆連れてこい!
さぁ始めよう!俺たちの世界制覇を!」
その頃ブリック街の元公爵別荘では、
〔(元)宰相不倫相手の会〕が、開かれていた。
「どうするザマス?」
「クソ!あの金づるが無いと、
ドレス買えない!」
「ねぇ? あいつの家に、まだ金あるよね?」
「そうだ!取りに行かない?」
「クソ! 私の旦那を事務長官にするはずが!」
「あと2回あいつと娘が寝たら、
旦那が大臣になる約束だったのに!」
思った以上に、バボン王国政局は真っ黒…
そこに…
執事A
「たっ大変です!
ダンジョンスタンピードです!
メルーダ鉱山跡ダンジョンからの
モンスターが、この街に
まっすぐ向かって来ております!」
ブリック街に地獄のラッパが鳴る!
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