第366話 後始末…とある地獄では…1

  炎獄火炎殿


炎獄火炎大帝

「では、お前たちの処遇を言い渡す!」



ここ、再稼働した地獄では…


忙しい毎日でるあった…


炎獄火炎大帝

「先輩は〜? あれま!


メルトの魂の分離手術か…


うん?手紙?天界から?


なるほど!」



地獄兵士

「あの〜連れて来ました!」


「あの〜私の生まれたときの名前は、


覚えていません…


死んで、呪詛かけられて…


怨霊の集合体にさせられて…


異世界に拉致されて…


スケルトン・ジャイアントなどと、


呼ばれ…


あの方に会うまで、


お腹減って、


暴れるしかなかった…


あのどうすれば…」



炎獄火炎大帝

「出会えたんだね。


辛かっだろう。


これからの事を、話そう…」





□□□□□□□□□□□□□□□

地球 東京 某所



用賀スミレ

「嫌です!私ではなく!


お兄ちゃんが、います!


総帥代理には、ふさわしくありません。」



用賀旬香(スミレの母親 用の母親らしい

そして、銭形警視正の姉)


「そんな事を言っても、ダメよ。


能力がない子がなってどうするの?


だいたい、あの子は異世界拉致?


された状態なのに!


あなたしかいないの!


もう、警視庁攻防戦で総帥代理になる


実績も、十分にある!


わかった!」


用賀スミレ

「(´Д`)ハァ…わかってないな…


ボケたか? あの闘いの本当の


特異点は警視庁ではないの!


あの、非公開の警視庁の記録映像見て


音声聞いて、まだわからないの?


それでも用賀家の血を引いた


銭形家の人間なの?叔父さん泣くよ!」



用賀旬香

「え?銭形家って用賀家の血を引いてるんだ!


あのね!あの弟は、別!


あの人間スーパーコンピューターみたいな、


分析処理能力持っいるやつなんて、


いない!


あれは、別格!


それに私はまだボケる年ではない!」



用賀スミレ

「なら、あの映像記録をよーく、


見て、聞いて!」

「いくぞ!


新技! (仮)透貫光浄化砲!」

「行かせるか!


クリア・ダークフルパワー!


魔道浄化爆裂波!」

「フフフ! 超透貫光浄化砲!」

︙(第286話参照)

用賀スミレ

「ココ!この声!誰の声!


自分息子の声すら忘れた?」



用賀旬香

「に、似てるわね…。


そんなはずは…


だって、え?なにあなた震えているのよ!」



良子(用賀スミレの家来)

「その、スミレ様の言うことに


間違いありません。


ただ私の、口からは言えませんが、


ご両人は、少し認識の間違いがございます。


恐らくもうすぐ、来られるはずです。」



銭形警視正

「こんばんは。


全く、


誰が人間スーパーコンピューターですか!


警視庁まで聞こえてましたよ!」


側付きA

「馬鹿な!ここは結界の中!


当家の許可なく立ち入る事はおろか、


中の会話すら聞こえないはず!」



側付きB

「なんですか、そのアヒル!


ココに、入ることすら非常識なのに!」


用賀 スミレ

「黙っていれば! 二人共!


頭を、下げるどころか逆ギレですか?


息子さん達が、奥の控えにいられるのが、


誰のおかげか、陰陽師ならわかって


当たり前!それを、なんて態度!


ええ!この際はっきりしましょう!


この裏切り者共!


警視庁襲撃に荷担して、


まさか、上手く誤魔化せていると、


思っているのか!


わかっているのよ!」



側付きA

「なんのことだか?私の息子?


なにを仰っているのやら。」


側付きB

「いくら本家でも、口が過ぎますぞ!」


用賀スミレ

「良子さん、連れてきて!」


ドサッ


ドサッ


良子が、縄で(何故か)亀甲縛りの


二人の男を転がす!


そして、上着を破る!


「おお!」「これは…」「反逆紋!」


「なんてことだ!」「…」


様々な声が出た。


用賀 スミレ

「で?邪邪堕教での襲撃の稼ぎは、


かなりよかったようね!


お兄ちゃんの悪口を、


さんざん言った報いも、


もうすぐ来るわよ!」


クソ側付きAの息子

「クソ!クソ!クソ! 何故だ!オレが本家に


なるチャンスだったのに!


オレの式神が、なぜ!やられた!」



クソ側付きBの息子

「クソ!オイ!母さん!アワアワしてないで、


早くこの縄解け!


この女犯せば、オレが本家だろう!」



側付きB

「それは、ただの縛りではない。


縄ではない…結界が物質化したものを…


反逆紋は真の総帥か、始祖代理くらいしか、


打ち込めない… もはや、これまで…」



用賀 スミレ

「ふ〜ん?犯す? 残念!


私、


お兄ちゃんの子供しか産むつもりないから!」



用賀 旬香

「なんてこと! この子は…」


銭形警視正

「では…まぁいいかな…


用賀家最後のお勤めを四人組には、


していただきましょう。



スミレちゃん、


あなたに、許可が出ました。


総帥代理ではなく、


総帥としてです。


今揃いましたね!」


ヘル・キャット

「地球組、全員揃ったよ!」


ヘル・ダック

「では、始めるか!」


用賀 旬香

「え?ネコミミ?  え??アヒルが喋った!


ま!まさか!」


用賀 スミレ

「お母様、始祖様のお使いの前に、


不敬は禁物です。」


用賀 旬香

「は! はい! 申し訳ございませんでした。」


ヘル・ダック

「主からのお告げ無視の事は、


これから、審議される。


今は、地球組・地獄管理者達の集合を


もって、ここに用賀 スミレの総帥就任の


試練の儀式に入る!」


ヘル・ベアー

「うん、その前に銭形君!


主から、うん!用賀家始祖様より、


用賀家委任状が来ている!


君に総帥代理が付与された!

(スキルと同じ概念なので付与です!)


これが委任状!


大霊の構えをとってご覧?」


銭形警視正

「はい。」


ぽわ~と銭形の身体が光る!



「オオ!」「ひゃ!百年ぶりに!」


「めでたや!百年ぶりに本物の総帥代理が!」


「オオ! 先代の夢がかなった!」


クソ側付きB

「そ!そんな馬鹿な!」


委任状を見た銭形は…


銭形警視正

「謹んでお受けします。


始祖様、始祖代理様の意向を沿う様に、


精進いたします。」


ヘル・キャット

「よろしくニャン!


では、スミレちゃん!


今から、あなたには総帥就任試練が、


始まります。


今から、あなたは始祖代理の所に、


転移します。そこで試練が出ます。」


銭形警視正

「普段通りで行きなさい。」


ヘル・ダック

「うん、気張らなくていい!


行ってらっしゃい!」


そして、スミレの下に魔法陣が出て、


転移していった。



銭形警視正

「さて、大人の会議の時間です。」



□□□□□□□□□□□□□□□□□

〣( ºΔº )〣

怖い会議が始まるようですが、


怖いので書きません。


スミレ編続きます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る