第361話 懲りない奴ら…1

  ブリードル帝国…


深夜23時50分…


バレナーイ砦では、いかがわしい、


儀式をする集団がいた…



そう!前皇子たちである!



儀式?


ハイ!そうです!


勇者召喚です。



元第6皇子 ドブラット・ラント・ブリードル

「う〜!来い来い来い来い!


俺の言うこと聞いて、


命知らずで、


強く!そして…戦う戦士!」




□□□□□□□□□□□


地球


北極…


白くま・グローズ

「ガー!」


温暖化のせいで、


食べ物を遠くまで探していた、


白くま・グローズは、


海に浮いていたアザラシを食べていた…


だが…このアザラシ…


ただのアザラシではなかった…



海中に、なぜか浮いていた黄色い土を


食べてしまったアザラシであった…



もちろん一週間もたなかったのである…


だが…そのアザラシを食べた白くまに、



異変が生じる!


筋肉が隆起する!



そして狂ったように、


1トンあるアザラシを食べきった!


骨すらも残らなかった!




そのまま、白くまグローズは


氷に乗って海岸に上陸する。



シベリアオオカミが群れを作って、


襲いかかる!


上から3匹!


下から5匹!



グローズは、上からの攻撃を無視した!


まず初め威容に伸びた爪で、


ものすごいスピードではらって、


下の2匹の目を潰す!



そして、左腕に噛み付いた二匹を、


そのまま木に突進してぶつかり、


押しつぶす!



肩に噛み付いているオオカミ共を


何度と木にぶつかって、


押しつぶす!




そして食う!


街が見えてきた!


ショッピングモールに入る。



店内の客が、逃げ惑う!


白くまは、肉を見つけた!



冷たいが、美味いようである!



メキメキと体が変形していく!


警察が来た!



どんどん大きくなる白くまを見て…


「ハラショー!(素晴らしい)」


なんて言っているが?


拳銃ではなく!いきなりAKライフルで、


撃ち出した…



その時、警察官の床から、白い光が出る!



ビックリした警察官たち!


が!その時、白くまが警察官の目の前にいた!



白くまの、左張りてが見事決まって、


警官隊が壁に飛ばされたと同時に


白くまが消えた…



汚い白い部屋では…



❨?❩が苦しんでいた!


そこに、白くまが現れる!



地雷女

「スキルやるんだってな!


お前たちから、奪ったスキルをつけてやるよ!」




❨?❩

「やめろ〜!」



地雷女

「フッフッフ〜ん!


おや?君、放射性物質を食べてしまったのだね!


では、肉体維持、 呼吸、よし熱戦放射!


なになに!ふーんそうか…


食べ物なくて、やむなく手を出したのか…


では!食料探知! え?パンダの奴が羨ましい?


なるほど!その願い叶えましょう!


えーとお前達の能力に〜、お!あった!


パンダに変身! 付与!


えーと、一つ情報! いいことしたら、


いいことが返って来るよ!


頑張れ〜!では、転送!」





白くまは、( ´゚д゚`)エーな、状態で


送り込まれる。



元第6皇子 ドブラット・ラント・ブリードル

「来たぞ!まずは、マッドなマッドな


秩序を取り戻す異世界の憲兵よ!


我の言葉を聞いてよくぞここに来た!


まずは、奪われし我らの玉座を


取り返すため、働け!」



しかし、やっ来たのは…


いや…現れたのは白くまであった…



うわーーーーーーー!


他の取り巻きと、兄弟達は逃げ出す!



ドブラット

「オイ!俺様の言うことを聞け!」


白くまグローズ

「ガウ? (なぜ?)」



ドブラット

「貴様!え?クマ?」


白くまグローズ

「げう?(こいつなに?)」


ピコーン!

スキル・食料探知が発動しました。

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

食料探知


ターゲット解析…


名前 ドブラット


肉…あまりない


カルシウム…食うな!


脂肪……かなりあり。

総合判定…食用に適さず!お腹を壊す。



ターゲットサーチ発動!


砦に、食料を発見!

ナビ起動!画面の矢印通りに、進んで下さい。


△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△


その日、バレナーイ砦の食料庫が、


破壊された… 

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