第360話 聖ボロボーン王国の崩壊!

  大邪神ゴブリンが、


元のゴブリンの命がけの


行動束縛プログラムのせいで、


ジャングラーを攻めるしかなくなった頃、



オーク・ジャイアントの元に、


ゴブリン・ジャイアントの


分離玉がやって来た!



すぐに、ヒールをかける!


なんとか、ゴブリンが一命を取り留め、


分離玉が、卵みたいになる!



しばらく、眠りに入ったのだ!



オーク・ジャイアントは、


ゴブリン・ジャイアントが作った、


元聖ボロボーン王国を攻める機会を、



最大限に使う!



聖ボロボーン王国軍は帰ってこない!


全軍による、波状攻撃が始まる!



ブラック化したが…


もともと軟弱な、聖ボロボーン王国民は、


実はプライドだけは高いので!


砦や城に籠もって、籠城するが…


オーク・ジャイアントは、


最小限の包囲網だけ設置して、


聖ボロボーン王国領域を手中に納めた!



大邪神国の一部と宣言された、


聖ボロボーン王国領域だが…


ここに、モンスター大国ができたのだ!



オーク・ジャイアントは、


聖ボロボーン元王国民を殺す事を禁じた!


ただし!リッチキングが作る、


従属の首輪をつけることになる。



何をさせる?


食料を作る事を義務付けされる!


しかし、聖ボロボーン元王国民は、


喜んだ!


税率換算で、25%だったからだ!


(聖ボロボーン王国は、新聞税とか、


生命保険税とか色々取られて、


計60%を超えていた!)



しかも、モンスターに襲われない


つまり…安全…


なんてこった!



なぜか…モンスター大国になる前よりも、


食料生産高が2倍になった…



だが…ここに、爆弾があった…


黒の棺である!



とてもではないが、オークたちでは


処理出来ない!


オーク・ジャイアントは、


元聖カルッティ王国に、黒い棺を捨てた!



なんと!聖カルッティ王国は、誰もいなかった…


いや王城に大オババがいたのだが、



無視して、王城に全ての黒い棺を投棄した!



□□□□□□□□


大オババside


「クソ! 誰か! 食べるものを!



なんだあれは? あ!あれは棺!



おのれオーク!なんてものを!



(ぐう〜〜!)」




その時、結界内の大オババと、


オークの目が合った…


大オババ

「美味そうじゃ〜〜〜ジュルリ!」



オーク

ガクガクブルブル!


「ヒィーーーーーー!化け物が出たー!」


オーク達は、フルスピードで逃げ出した!



その時である!


ピンポンパンポン!


モンスター及び敵対するものが、


王都からいなくなりました。


よって、完全防御結界が解除されました!



大オババ

「よっしゃ〜!逃げるぞ!」



ぼて!


ピーーーー!


キャッスルシステム

「王都から出る事はできません!


あなたには、使命と仕事があります!


直ちに、仕事をしてください!」



大オババ

「ふざけるな! メルトを探せ!」


キャッスルシステム

「お断りします!


これより、王城の修理をします!


クソ大ババは、ご飯食べたら、


すぐに国政を見直して、


国を立て直して下さい!」



大オババ

「ふざけるな!


オイ!メガサーチ!(ぐう〜!)


うまい飯を探せ!」



メガサーチ

「ピーーーー!


王都制限移動可能範囲には、


食料はありません!」



大オババ

「クソ! あ〜腹が減っった〜


ぐう〜ぐう〜…」


大オババは、低血糖性の睡眠に入った!


すごいイビキだ!


そこへ、マサキは白食パンを、そっと置くと


城にアイテムボックスから


ヨーガ商店支援食料セットを


かなり置いて置く!



マサキ

「やれやれ………主の悩み事が、


なんとなくわかってきたぞ…!ハァ〜

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る