第359話 クラス優遇組の公開蛮行1
王都近くのとある街…
そこに杉谷達が現れた!
杉谷
「よし、用賀のところに持っていく、
土産をまずは調達するぞ!」
担任・帆山
「オイ!あれ!いたぞ!ネコミミ!
まずは、あれだ!」
帆山が、見つけたのは猫人族と呼ばれる
方々の、お姉さん。
ビキニアーマーに身を包んだ冒険者!
エージェント則子(旧田丸 則子)
「イヌミミもいた!」
エージェント則子が見つけたのは、
犬人族ではない!
単なるイヌミミ型魔道具をつけた人!
監視衛兵A
「オイ!何をしているんだ!
早くパイン街に行くぞ!」
杉谷
「お前、王から何を聞いていた!
用賀に王宮に連れて行くのだろう?
だったら、土産がいるだろう?
戦力的に、王側がヤバイ!
だけど、王族の首を差し出すのはNG!
だったら、決まっているだろう!
かわいい娘を使って、懐柔するしかないだろ!
これは王命だよ!王命!
さてと、人選して協力してもらうしかないね
(ゲヘヘへへへ!味見はしっかりとしないと!)
早く始めるぞ」
エージェント則子(旧田丸 則子)
「孤児院とか、ある? そこで調達しよう!
ほら!あいつチワワとか
よく懐かれていたじゃん!
相性がいいに、決まっている!」
担任・帆山
「そういえば、狂犬病で狂った犬が、
大人しくなったことあったな!」
(イヤ ソレ チガウト オモウノダガ)
杉谷
「オイ!衛兵さん!あのネコミミお姉さん、
うーん(゜-゜)攫うではない。
徴兵してきて!」
監視衛兵A
「コラ!そんな事勝手にできるか!
ふざけるな!人をなんだと思っているのだ!」
エージェント則子
「オイ!勘違いするなよ!衛兵さん!
私達は、用賀を懐柔するための、
王命を帯びているのだぞ!
わかっているのか!
手ぶらで行く?ボケか!
先王の時に、女性徴集していたのだろ!
今更、駄目だって?
じゃあ?辞めるか。
お前らに、王命を止める権限が
あるのか?
お前らにあるのは、王命を実行する義務だけ!
早く徴兵してこい!
夜の事をする義務もあるって、
はっきり言えよ!
責任は王命だから、王が持つ!
用意しておいてね。」
担任・帆山
「孤児院の場所がわかった!
行こう!(グヘヘ!あ〜楽しみだ)」
杉谷
「あ〜行くか!
(おれ、幼子はあまり好きじゃないけど)
土産になりそうな奴、いるかな?」
監視衛兵B
「待て!勝手な事をするな!
貴様ら、言いたい放題言いやがって!
何が徴兵だ!禁止されているのだよ!
早く、行くぞ!」
担任・帆山
「ざけんな! 王命を辞めるなら、
辞めると言え!
俺達は王命を実行しようとしている!
それだけ! 孤児院に行くぞ。」
先王の所業の事に触れられ、
王命だと、言われて戸惑う監視衛兵…
だが…徴兵?そんな命令受けていない。
すぐに、街の衛兵経由でお伺いを立てる。
すると王宮では予言スキル持ちの占い師を、
呼んでおり、
(ロクでもない事が起こる)と
予言されたので、辞めさせる事になった。
監視衛兵A
「王宮に、確認を取った!
徴兵、徴発は禁止! 行くぞ!」
バシ!
帆山をムチで叩くのは逆効果なので、
杉谷を叩く!
杉谷
「痛えな!何様だ!このやろう!
徴兵がダメ?
つまり王命は辞めるってことだよな!
それで良いのか?」
エージェント則子(旧田丸 則子)
「確かに、王命中止の指令をいただきました!
では、パイン街との戦争がんばって下さい。
私達は、晴れて無罪放免ですね!」
監視衛兵B
「何を言っている!貴様らは…」
杉谷
「(敵だ敵だ敵だ敵だ敵だ敵だ敵だ敵だ!)
〔勇者スキル発動します。〕
スキル・マッスルアップ発動!」
監視衛兵A
「クソ!制限の首輪!発動せよ!」
杉谷
「勇者スキル、制限無効発動!
行くぜ!死ね!」
担任・帆山
「あ〜苦しい!快感♫
もっとやって!えい!」
帆山がムチを打つ!
エージェント則子
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!」
パン!パン!パン!パン!パン!パン!
拳銃を撃ちまくる!
ドサッ!
ドサッ!
監視衛兵二人がたおれた。
杉谷の勇者スキルが解除される。
衛兵は、虫の息だと言うことだ!
急いで、三人組は逃げ出す!
街の、衛兵が来る前に街から
出る三人組…
ヤバい奴が放たれた…
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