第346話 後始末をどうするか2

  パイン街…


「アレ?」


執事・大俵

「見事に、気絶してますね。」


「さてと、どうするかな?」



メイド・トロイアル

「主〜、ユグが呼んでる。」


「わかった。」


取調官Bは大俵さんに負かせて、


浮上都市オビーデルに移動する用。



「どうした?」


ユグ

「天界から、めんどくさいメールが来た。」


「なになに…


ハァ? マイネを教育してくれ?


( ´•ω•)」



ユグ

「まだある…」


「うわ〜、ため息しか出ない…」


□□□□□□□□□□□□


バボン王国・謁見の間…


ドサッ!


国王達の前で、いきなり第2王子?ミルトが、


現れた…



バボン国王は、戦果した。


そして、近衛騎士から報告が来る。



近衛騎士A

「近衛魔導師団からの報告です。


パイン街が戦闘態勢に入っています。


魔導通信が、繋がりません。


使い魔達による、遠距離観測では、


戦いが終わったみたいです。」



第2王子?ミルト

「ここは? え? そ…そんな…」


バボン国王

「何が起こったのか教えてくれ。」


ミルトは、


ホロン王国のミルトが、用を怒らせたこと。


ルーラーも、用を怒らせたこと。


ミリには、用は話すつもりもないこと。


そして、元マルダス世界管理者・マイネが、


天界の命令に背いた行動をしていたとして、


用に封印されたことを話す。



そこに、受付嬢トーラが現れる。


受付嬢トーラ

「もう一度、彼に会ってもらえますか。」



第2王子?ミルト

「伝言です。


(マイネは、こちらが直接送る)


らしいです。」



受付嬢トーラ

「ぐっ… わかりました…


私が、行っても無理でしょう。


これは、なるようにしかならない…


困ったわね。」



バボン国王

「そっそんな…」



□□□□□□□□□□□□□□

その頃、聖ボロボーン軍は、


必死でにげていた!



だが…捕まる…


ブラック・ゴブリンジャイアント

「オイ、オーク・シャーマン! 


私の、気力があるうちに来てくれ!」



オーク・シャーマンA

「ゴブリン・ジャイアント様!


今すぐヒールを!」



ブラック・ゴブリンジャイアント

「待て!オーク・ジャイアントに通信を!」


オーク・シャーマンC

「繋がりました!」


オーク・ジャイアント

「ゴブリン!気がついたのか!」


ブラック・ゴブリンジャイアント

「ハァハァ、聞いてくれ!


この作られた身体はもうもたん!


今から、俺の意思を、分離する。


この黒い邪気に対する抗体も、


やっとできた!


この身体に聖ボロボーン軍を魔人国に


攻めるようにプログラムした!


これで、聖カルッティは今、動けない。


聖ボロボーンを攻めろ!


そして、我らの国を作れ!


分離玉を回復してくれ!


頼んだぞ!」



オーク・ジャイアント

「お前!そこまで計画を組み立てていたのか!


お前こそ、インテリジェントだ!」


ブラック・ゴブリンジャイアント

「ありがとう。では頼む!ぐぁ!」


ブラック・ゴブリンジャイアントが、


苦しみだす。


そして、胸から大きな肉のボールが


形成される。


それをひきちぎり、


ゴブリンメッセンジャーに渡す!



オーク達は、それを担いで、


全速でその場を離脱した。 




その後、ゴブリン・ジャイアントの抜け殻は、


目が赤く光り、聖ボロボーン軍に進軍を


司令する。



ゴブリン・ジャイアントの中では、


元聖ボロボーン王国民と、


大邪神の、抜け殻の支配権をめぐる


戦いが始まっていた。


大邪神

「クソ!おのれー!ゴブリンめ!


誰だ!離脱なんて知恵をつけたのは!」


(オマエノ ムスメダヨ!)



□□□□□□□□□□□□□□□□□


さて、約束事を破った王様は、


どうなるのでしょうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る