第334話 強制返送計画を立てる!

  王都に戻り、冒険者ギルドに行く用。


地割れの事、


そこには大邪神の足があったので、


切断するつもりで、できるところまで


浄化してきたこと。



どうも、聖カルッティ王国での 


オババ達の凶気のモンスター合成実験で、


生み出された者たちが、一緒に地上に


出てきたらしいことを報告した。




そこで冒険者ギルドマスターから、


話があるらしい。



あ!これは!


用はホロン王国辺境の街での事を、


思い出していた。



「王家絡みは、無理ですよ。


あと、ホロン王国絡みも


お断りしてますので。」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「待ってくれ! 拒否できると…」



用は、冒険者グランドマスターから


もらったペンダント?を見せる。



「このことは、冒険者ギルド本部と


合意済みなので、一切関わらない。


バボン王家とは、第2王子?を通して


話す事になっている。いいですね。」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「え! そ、そんな…」




「それでは。港街に行く用事があるので。」



と、用は冒険者ギルドバボン王都支部から、


出てきた。



すぐに、移動を開始する。




ように見せて、物陰に隠れた!


メイド・トロイ

「主〜!実力行使で、


はねのけてもいいのでは?」


ミイナ・ヴァーミリオン

「ここを、火の海にしたくない、


そう考えてのことですよ。」



「来た! やはり、やつか!」


元辺境伯ルーラー達が、やって来た。


そして…あのホロン王国第3王女がいた。


ヒャッハーもいる…



ヒャッハーは聞いていたが、


あれは、聞いていない。



「うん、邪気を感じる!」


AI

「センサーには、反応がないですけど、


感じるのですか?」


「うん、厄介ごとを権力で押し付けようと


画策している邪気を感じる。」



ミイナ・ヴァーミリオン

「そうですね。邪気分類に当てはまると、


今回は思います。」



メイド・トロイ

「そうだね。うん邪気の分類だね。」


AI

「あの〜、戦闘は避けて欲しいと…


天界から…」



「よし、もし騒ぎ立てたら、


前にオレがやられたように、


賞金首にしよう!


冒険者ギルドに、クエスト出せるように、


用意しておこう!」



メイド・トロイ

「主? そろそろ港街のフロンの間諜を、


退治するだろ? 


まずそちらを解決しよう。」



移動する用達…



□□□□□□□□□□□□□□


侯爵ルーラー

「その、拒否されたというのか…」




ギルドマスター ワシャ

「はい…もともと、


とある所の冒険者ギルドで、


権力を使って無理矢理


使役しようとしたのが、原因ですね。


だから、彼が冒険者ギルドに来るのは、


まれなんですよ。」



侯爵ルーラー

「なんとかならんのか。


交渉の場を持つだけでいいのだ。


敵対するつもりはない。」



冒険者ギルドマスター ワシャ 

「無理です。 


私も、ここを辞めたくありません。


まだ、死にたくありません。」



侯爵ルーラー

「どういう、事だ!


我々が、交渉するのが死につながるのか!」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「冒険者ギルド本部は辺境の地での事を、


聞いて拒否権をヨーガ殿に与えました。


この事が、バボン国王の耳に入れば、


ただではすみません。


お覚悟下さい。」



侯爵ルーラー

「そこまで、拒否されとるのか。」


冒険者ギルドマスター ワシャ

「そして、冒険者ギルドとしても、


商業ギルドといさかいを起こすわけには、


行きません。


わかりますね。


第3女のミリ様の事もご立腹だと、


情報が流れてきてます。


自重してください。」



侯爵ルーラー

「こちらも、そうはいかんのだ!


なら、こちらから行く!


パイン街への手形を出してくれ!


冒険者ギルド経由で出せるのだろう?」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「それは、建前上の事。


マイークラー街の冒険者ギルドでの審査は、


ヨーガ商店本店の者が来ます。


その時点で無理です。 


王家の者たちですら、


不可能です。


あなたの任地は、


かつて、


ここの王族でもあった公爵の任地でしたが、


バカやって、空いたのですよ。


だから、第2王子?ミルト様の


直轄なのです。



まずは、任地で実績を上げることを、


おすすめします。


前とは違う事を、行動で示して


それからです。


決して第2王子?ミルト様を、


ないがしろにしないように。」



侯爵ルーラー

「そうも、言ってられんのだよ。


あの爆弾は、無理だ!


君も知っているだろう!


近づけるな危険!


そういうことなのだ!」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「なら、おじい様の所に


行けばよろしいのでは?」



侯爵ルーラー

「「ヨーガ殿の許可を取れ!」だとよ…


だから…交渉するしかないのだ!」



冒険者ギルドマスター ワシャ

「なるほど…そういう事でしたか…


覚悟を決めるしかないのでは?


拒否は絶対!それは規定路線…


なら、やることは決まっているでしょう。」



□□□□□□□□□□□□□□□□


この会話を用たちは、


魔導馬車で聞いていた。


「やっぱりか! 自分たちで解決しろって!


なぜ押し付ける!」



ミイナ・ヴァーミリオン

「ハァ。逃げる事はないと思いますよ。」


「まずは、港街をなんとかする!」


メイド・トロイ

「なんとかして、どうするの?」



「潜水艦か、空母を作る!」


AI

「ヘ?」


「リバイアサンが、出ているんだろ?」


海から、強制返送!」



メイド・トロイ

「やるの? 争いになるから、


やめたほうが…」



「ついでに、マルナーゲ島?に、


詐欺師も封印の守護をさせる!


責任を取らす!」



AI

「その〜。できれば、


対話を持ってほしいと、


要請が出てますが…」



「何年か後で、真面目にやっているかで、


決めよう。」


AI

「それでは、遅すぎます〜。」



メイド・トロイ

「港街まで、もうすぐつくよ〜。」




ミイナ・ヴァーミリオン

「パイン街に報告しますね。」


「あ!それから、地球行きの計画を、


邪魔されたら困るから、


パイン街は当分の間入街規制かけてって。」



………………………………………………………

波乱の予感?


返送なるかねぇ?

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