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第305話 ❨？❩ついに、やってしまった…
聖カルッティ王国での
女王交代が行われていた頃…
白い汚い部屋では…
❨？❩は、ゲップ地獄に陥っていた!
❨？❩
「うっ! クソ! 飲みすぎたか!
ゲップ! ゲップ! ゲップ!
少し楽になったが… まだ疲労が…
タンパク質！そうだ!タンパク質だ!
オイ!タンパク質もってこい!」
〔サブAIさん〕
「ハイ1丁!」
ドン!
ジョッキ1杯に、白い液体！
「エ? いや、タンパク質！」
「はい。いつもの筋トレ後の
プロテインバナナ割です!」
「ハァ？（そういえば筋トレマシン
あったな…マジかよ～プロテインって…）
他の味はなかったのか?」
「はい追加!メキシカン・タバスコ味に
ゴーヤメロンシェイク！味です!」
「色と、ニオイはうまそうだな!
飲んで見るか…」
突然白眼になった❨？❩…
パタリと倒れる…
□□□□□□□□□
6時間後
「あ～！全く疲れが取れん!
オイ! 俺が寝ている間、何かなかったか?」
「あの〜。シャングラーの神殿の所に、
黒い玉を見つけたのですが?」
「ハーン？ 黒の珠ならここに…
あれ？アレ?あ〜れ〜？
ない!ないぞ!」
「現地映します!」
「あった! あれ？落としたのかな?
そうだな…そうに違いない!
オイ! 人がいない時を調べろ!」
「祭りみたいです! 国王の演説中は
中央広場に集まるみたいなので、
あと2分後が、チャンスです!」
「よし!行ってくる…」
「ピピ！本体へメール！目標動く!」
□□□□□□□□□□□
シャングラー国
「くるみたいです!」
「よし! 作戦開始!」
「祭りだ!」
「よし、黒珠回収！ うん?
うまそうなニオイだな…
ほ〜！ 祭りか！
食うか?」
そして、❨？❩の屋台食いが始まった…
なぜか誰もいない屋台…
食べ放題…
そして大きなハンバーガーが目に入る。
ジュルリ…
❨？❩の口からヨダレが出た…
「なんて、力が溢れている肉だ!
今オレが欲しい、力と邪気がすごく感じる！
感じるぞ!
いただきます!」
バクン!
突如!❨？❩の口が3メートル近く大きくなり、
軽自動車位あるハンバーガーを丸呑みする。
□□□□□□□□□□□□
しかし…
6時間後…
汚い白い部屋…
「ウガー！
なんだ!この疲労感は〜クソ! オエ〜！
ウガー! うん?誰だ!誰だ貴様!」
地雷女
「よくも!よくも!
私をのけものにしてくれたね!
救助信号出したのに、よくも無視したな!」
❨？❩が食べた巨大ハンバーガーの
黒いパテらしかったものは…
地雷女のなれはてであった…
❨？❩は、一度排出成功した地雷女を、
再び取り込んでしまったのだ!
「ギャオー! 来るな！来るな！」
「誰が王か、わからせてやる!」
❨？❩の支配権？争い？
いわば体内戦が、勃発した。
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