第271話 ここって溶岩の海でしたよね?

よく寝ている用…


AIは、天界にデーターを転送して、


周囲をマッピングしていた…



AI

「ハァ、聖カルッティ王国の大オババも


ついにコードネームが


(妖怪!大オババ)になりましたか…


天界公認の…ププッ


笑ってはいけないですが…ププッ」




そんなAIさんの話題になっている


コードネーム(妖怪!大オババ)こと、




大ババ  キルト・ラ・カルッティは、


蜘蛛男?女?と、格闘していた!



大オババ

「どけ〜! クソ!スキルさえ使えれば!


こんなヤツ! 」



古代地球文明にて、生き抜いて来た体術は、


並大抵の事では、破る事ができず


大蜘蛛は苦戦していた…


大蜘蛛

「クソ! 地獄に適応した私が


苦戦するなんて… やはり妖怪!大オババ!


殺ってやる! 許すか! 私達を元に戻せ!」




大オババ

「うるさい! この失敗作め! 


ワシの思う通りの作品にならなかった、


お前達が悪いんだよ!」



大蜘蛛

「ぶっ殺す! ぶっ殺す! ぶっ殺す!


元に戻せ! 幸せを返せ! ぶっ殺す!」





□□□□□□□□□□□□□


用は、8時間後目を覚ました。


「ハァ、夢で妖怪!大オババと大蜘蛛が


戦っていた…」



AI

「おそらく、ライブ中継っぽいですね。


見ますか?」



AIさんに、大オババvs大蜘蛛を見せてもらう。



「そうか地獄だから…寝ている時は、


一番強い波動を受信してしまうんだな…」



AI

「マッピングはできています。


かなり変わってしまった地域を


マークしてくれって、言われていたので


探しましたが、この先のマグマの海が


草原になってますね!」



用?

「そこが、怪しいな…


天界マップにペケ×印ついてなかったか?」



AI

「はい、ありました。


大きく丸で囲ってまして、


(立ち入り禁止)って書いてます。」



用?

「そこが、炎獄火炎殿。


この地獄の管理者が、住んでいたところだ。」



AI

「エ! では…いったい…」



用?

「おかしい…黒いマグマ…高重力…


それに、あの妖怪!大オババか?凶皇のヤツ


あっさりと生身で、地獄に入って来たよな…」



AI

「Σ(゜゜)ア〜! 確かに!


用様は、経歴からして理解できますが、


大オババは、エルフ族と言っても


生身の人間…おかしい…」


(他の作品などでは、亜人、亜人間、となる


種族に分類されたものが多いですが、


本作品では、元地球人としての分類で


耳が少し長い、長寿な金髪の人種扱いです。)




用?

「なにか、裏があるな…天界絡みか?


全く! あの歩く災厄の凶皇め!


しばらく、ここにこもって様子を見るか?」



AI

「その…天界は妖怪!大オババの


地獄適応改造はやってないと、


言ってくれってメールきました。」



用?

「なるほど…ということは…


❨?❩と深い関係があると


警戒心した方がいいな…


あ! そういえば…すっかり忘れていた!


❨?❩のヤツ 今どうしている?」




AI

「白いきたな〜い部屋に帰る、通路を


ほふく前進で移動中です。」



用?

「ほふく前進? 変だな… まぁ変化あれば


そく、天界に通報してくれ。


では、チェンジする。」



「ステータスプレートオープン!


うわ! 凄い経験値だな…


レベル上がらなくてもいいから、


%$#‡÷±∆℃¿に全部つぎ込もう!


うん?対神格防御値?カウントストップ?


進化?対絶対神格防御値? ふーん…



まっいいかな? うわ!なんだ!痛い!


なんだ?」



AI

「魂の筋肉痛みたいなものだから、


安静にしてくださいってメールきました!


しばらく、地獄の様子見ながら


安静にしましょう!」



「ポテチでも食べて寝るか…」


⡱(᎑ ᎑).zzZ

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