転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!

第258.5話 用は、いったい何を…2

トロイアル

「うん、あの完璧ダックには

敵う気がしない…。」

『そうね…一言で言うとね…

二人があの地獄の特殊牢屋から出て、

一千年経った頃、あの地獄はなくなったのよ…

ある事が起きて、たった一週間で消えた…』

ゆみ

「地獄って消えるのですか!」

(º ﾛ º๑)!!

ミイナ・ヴァーミリオン

「普通は、消えない…

浄化出来ない、怒り、悲しみなどの世界…」

閻魔大王

「ここは、私が話そう。

地球魔導怪獣大戦の後、1万に及ぶ地獄が

発生した…　しかし、今あるのは11だ。」

トロイ

「ハァ？」

トロイアル

「？！」

ミレイ・ヴァーミリオン

「いったい何が?」

ミイナ・ヴァーミリオン

「あ!　来たよ…」

元マルダス世界管理者・マイネ

「ハァ…あんた達に会うことになるとは…

で？後任君は?どこ?」

ミレイ・ヴァーミリオン

「知らない…」

ミイナ・ヴァーミリオン

「はっきり言うと、お前に殺人容疑が、

かかっている!」

元マルダス世界管理者・マイネ

「ハァ？　何を言っているのか…

だいたい、お前達が…」

『うるさい!』

元マルダス世界管理者・マイネ

「はい、すいません。」

トロイ

「ずいぶんと、ずさんな骨組み構造だけ

残して、後任に丸投げしたようね!」

トロイアル

「地球の時と、ほぼ、ずさんレベルが同じ…」

元マルダス世界管理者・マイネ

「ちょっと！　変なレベルつけないでよ！」

『うるさい!』

元マルダス世界管理者・マイネ

「すいません。」

トロイ

「お前さんが、作ったと言うことは…

今回の事の、乗っ取り事件も…

また、お前らか…」

トロイアル

「さしずめ、地球魔導怪獣大戦の時の

失敗の数々を参考に、考えると!

あの❨？❩は、あなたも1枚噛んでるよね!

だいたい予想がついたよ…

この世界を作った時、

後任の成長の為とか言って、

わざとユルユル構造と、

セキュリティを、構築しなかった!

そして、ここからが大事!

その時!　この世界の創造の時！

手伝いのうちの何人かが、

あなたが、天界の決まり通りに

セキュリティを作らなかったのを利用して、

乗っ取りに加担したのね…

恐らく、あなたは…それくらい乗り越えて

半人前なんて言って試練なんて言って、

サボっていたのでしょう!

それも、乗っ取るように誘惑までして!

そして、そんな事に加担した者も、

今や❨？❩の中かな？」

〘ほぼ正解じゃな。

うん、その下手人を引き渡してくれんか?〙

トロイ

「あ!　すっすいません!

すっかり忘れていました。」

トロイアル

「その、ホントに忘れてました。」

〘よい。用に一応許可取ってくれ。〙

トロイとトロイアルは、用に

天界の無茶苦茶すごい上の方から

❨？❩を攻撃した時に、分離された、

神格持ちの、天界の職員の魂を引き渡し

の要請があった事を伝え、了解を得る。

閻魔大王

「では、確かに受け取った。

うむ、カプセルタイプか、

きれいに作るようになったな。

では、ひとまず収監してきます。」

『私が、後説明します。先輩があの大戦の後

地球から行方不明になりました…

われわれも、補足できなかった…

いや、上の方々は予想がついておられた

みたいです。

あなた達が釈放された後…

大戦が終わって一千年後…

あの地獄に先輩が現れたらしいのです!

われわれが、モニタリングができたのは、

2日目でした…

壮絶な地獄は…さらに混沌となり、

あの地獄2558号最強であった

ヘル・ダックが出てきました。

三日後…　地獄2558号は蒸発しました。

今は、きれいにありませんよ。』

元マルダス世界管理者・マイネ

「ハァ…どうせ天界の最強軍団が出てきて…」

『マイネさんも負けのですよね？

ヘル・ダックに!』

元マルダス世界管理者・マイネ

「まさか、そんなはずは…」

『マイネさん、ボコボコにされましたよね？

ヘル・ダックに!』

元マルダス世界管理者・マイネ

「頭の良さでは…」

『すぐに、空間と自毛の歪みを

マイネさんよりも早く直してましたよね?

あのヘル・ダック！』

元マルダス世界管理者・マイネ

「アーーーーーーー！」

〘うるさい!〙

〘よって、マイネ!お前には、

ヨーガ商店のパートとして働くように

命じる!　うん!なんでも言うことを聞くこと。

それと、新人として働く事！〙

元マルダス世界管理者・マイネ

「そんな〜　私ベッドに連れ込まれたら、

どうするつもりですか？」

トロイ

「貴様！主を侮辱すると…」

〘受け入れる事!　あの女性不信の原因は、

お前が、あのドブ3人を後援したから!

責任を取る事。〙

トロイアル

「……」

『えーと、では…その地獄の話の

続きなのですが、先輩は…どうも

大戦が終わった後発生中した地獄を、

浄化していったみたいです。』

ゆみ

「その…地獄の管理者ヘル・ダックさんは、

戦いの後、北京ダックにでもなったのですか?」

『そうですね、では地球の方も

動き出したので、見てみましょう。』