第258話 用は、いったい何を…
くら〜い…暗〜い…空間
そこに、どこかのPCシューティングゲームの
音楽の鼻歌が流れていた…
ルル♪ル♪ルルル♪ルルルルルル♪
ルルル♪ルルル♪ルン!
ルルル♪ルル♪ル♪ルルルルルル♪
ルルル♪ルルル♪ルーーー! ドカーン!♪
AI
「ノリノリですね。
どこに繋がっているか、
わかっているのですか?」
用?
「あぁ、なんとなくね。」
AI
「検索完了! ヘ?ゲーム音楽? 地獄ゲー?」
用?
「たぶんな… やっぱり、
やらねばならなかったか…
AIちゃんは、大丈夫なのか?」
AI
「ハイ♪ 用様のサポートが私の仕事です♪
マルダス世界は、[サブAIさん]と名付けられた
システムが起動してますから、大丈夫ですよ!
通信状態も、用様が対神格防御を格段に
上げてくれていたから、
全く問題ありませんよ!」
用?
「そろそろ、用に代わる。
アイツ…❨?❩だったか、恐らくだが
あれは、やつの本体ではない。
勇者像を少し見たが、魂だけだ!
身体が、別の所に封印されている。
恐らくこの先に、その答えの一つがある!
この先、激戦になるぞ!
しばらく寝る!(-_-)zzz」
用
「と、言うことらしい。
AIさん、本当に大丈夫?
無理は駄目だよ!」
AI
「ハイ!大丈夫ですよ!
なぜか上層部の方が、丈夫に作ったから
なんて繰り返して言うから、
どう言う事かわからなかったですけど、
このことだったのですね!
しかし用様の格が、
ものすごく上がったため、
全くサイコダメージが無いです!」
用
「なら良かった!
これから行くところは…おそらくだけどね…」
□□□□□□□□
天界
とある ところの とある 部屋
『こうなりましたか…
先輩…そんな事を言っていたのですね…
ハァ…
なんで、ここまで彼に背負わせるの!』
トロイ
「知ってる事を言って!」
トロイアル
「いったい…何があったの!」
この部屋には沢山の上層部の方と、
急遽、呼ばれたトロイとトロイアルがいた。
眷属通信機能で、
ゆみや、ヴァーミリオン姉妹も
通信参加していた…
通信参加なんて、普通は無い!
だがマルダス世界が不安定化していた!
なので、眷属通信機能で天界と
マルダス世界を特殊なケーブルでつなぎ、
マルダス世界を壊れないようにするには
これしか無かった。
今、前管理者である創造の管理者が
転勤先から呼び出されているらしい…
それだけ緊急事態であった!
不測の事態に対応できるように、
地球の神々も待機していた。
マルダス世界…
ゆみ
「はい。なんとか、安定しました。
この姿勢を維持します!」
ミレイ・ヴァーミリオン
「安定化 完了です。」
ミイナ・ヴァーミリオン
「安定化 できました。
今より、標準運行に入ります。
濃厚通信モード標準運行確認。
それでは、緊急会議始めましょう。」
天界…
『もうすぐ、前管理者が来る予定です。
今から話すのは地球魔導怪獣大戦後、
トロちゃんと、トロイアちゃんが、
冤罪で捕まった後の事です。
あのナンバリング第2558号地獄の事を
覚えている?
一言で言うと、ヘル・ダック!
の管理する地獄!』
トロイ
「あいつか…あいつは、強かった。
歯がたたなかった…」
トロイアル
「あの地獄管理者ヘル・ダックは、
強かった。なんど牢屋を破っても
すぐに見つかってやられた。」
『うん、ごめんね。助けるのが遅くなって。
それで、二人の冤罪が証明されて
釈放になった後、あの地獄どうなったか
知ってる?』
トロイ
「いや…知らない。あの無敵ダックが
やられるとか、地獄運営失敗するとか、
想像出来ない。」
トロイアル
「うん、あの完璧ダックには
敵う気がしない…。」
『そうね…一言で言うと…』
地獄の地獄な地獄の結果の話が始まった…
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