第259話 その頃地球では4

日本…


 関東の、とある都内…


(イヤ トナイッテモ!)


そこの雑居ビルでは、


パイナップル(手榴弾)が飛んでいた…



ドカン!  ドカン!



地下のバーの扉が吹き飛ぶ!



二階の喫茶店の強化ガラスが


粉々に割れる…


三階からはコンクリートの破片が、


地上に降りそそぐ!



そして…



ドッカーン!



5階が、天井ごと吹き飛んだ!



山手線を始めとする、JRは運行停止!



私鉄も運行停止した…



実は、次の日に爆破すると言う


爆破予告が出ていた!




これは、後に全く違う別件だとわかる。


予告は、学校に行きたくない


校長のイタズラであった。


(ソレ イタズラナノカ?)




では、爆発したのは…



前回、警視庁が捕まえたけど、


謎の吐血で意識不明の集団、


邪邪堕教の、隠し本部であった!



プラスチック爆弾とか、


液体混合爆弾とか、


空気反応性気体爆弾とか…


パイナップル(手榴弾)とか…



オーソドックスなのから、


最新鋭の爆弾まで、金の力で


かき集めていた爆弾が、




教祖が、くしゃみした時に、


その勢いで、頭を畳に打ちつけてしまい、


その振動で棚の上のウイスキーの瓶が落ち、



それが、教祖の頭に落ちて跳ね返り、


近くの非常ボタンに刺さり!


スプリンクラーが作動!



その時、プラスチック爆弾の回路を


組み立てていた所に、水が当たり…


漏電して、プラスチック爆弾が起爆!



そして、パイナップルに飛び火!



爆発!


そして…



ビル爆発崩壊となった…



そんな事件が連続する!



まるで、邪邪堕教の関係者の運が、


急加速で下がっているかのようだ!



そう!すべて!事故!


一番頭を抱えたのは、警視庁であった。



捜査対象が全員病院送りという、



前代未聞のことである。



だーれーも、悪くない!



そう!誰も…



そして病院で、モテナイ…二十代の関係者に、



かわいいアイドルにそっくりすぎる


看護婦さんがやって来た時から、



地獄が、はじまる…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る