第237話 王都内を走り回る!

 バボン王国・王都


 用は、起きたのは昼の12時を過ぎた頃だった


ヘトヘトに疲れていたので仕方ない。



実は、王都にいるのには訳があった。



活字印刷をするのに必要な特許の一部を


なぜか持っている商会を


ミイナさんに調べてもらって、


バボン王都にある、


フッカケ商店にあるとわかったからだ。



フッカケ?……


なぜ廃れたか、なんとなくわかったような…




さて、どうやって商談を斬りだすかな?


まずは、様子を見る為に行ってみよう!





大きな、商店だな…


なにを売っているのかな?



うん?(∵`)



あれは…


うちの商店のA4の紙ですな…


羊皮紙と同じ値段で置いてる…


あの刻印は、初期の頃の出荷品だな…




ドライフルーツだ…


密封袋にヨーガ商店って描いてるよ!


そのままの流し売りか…




木炭だ…


ヨーガ商店の刻印のやつだな!


おい!値段が6倍高い!





店内を、見ると他の商店の物の寄せ集めだ…


変だな…


なぜ、こんなに高いのに売れている?


いや、客は来るが買っていない…


なぜ?


高いからだな…






そして、気がついた!


この商店周りに雑貨屋が無い!



探してみた!



かなり遠いバザーでの露店だった。


そして、その旅商人の商店印に覚えがあった。



「あれ?(カッターナイフ?)


珍しいナイフだね?」


なんでも、ブリードル帝国からの流れてきた


品物らしい。



裏に、「二本杉 真菜」の名前がマジックで


書いてあった!


銀貨2枚! うん高いけど、買う。


本人に土産物が出来た。




雑貨屋が、無い理由を聞いてみた…


王都では、フッカケ商店が


王都商業ギルドで幅を効かせており、



他の商店は、営業許可が降りないらしい。


他にいろいろ買って、


宿に帰ってきた。



第3王女 ルルトさんが来ていた。


今、地獄の会議中だが、それが終わると


国王とあって欲しいみたい。



了承する。


なにをしていたのかトロイやルルトさんに、


聞かれたので、


フッカケ商店の所を見ていた事を言った。


王城も、木炭はあそこから買っているらしい…




高くないか聞いてみた。


相場の6倍は高いが、


商業ギルドとの魔法契約なので、


しかたないらしい。



元公爵派の商店なので、


監視されてはいるが、契約期間内は


独占なので解除は無理であり、


商店主のフッカケも暗殺を恐れて、


一切側近以外話さず、会わずの状態らしい。




ルルトさんに、倉庫を王都で


借りれるか、買えるか聞いてみた。


商業ギルド次第らしい…




商業ギルドに、行って来ようとすると、


もう夕方なので止められた。



会議が終わるからとのことだが…


王城から、


灰色の怒りのオーラが見えるんだよな〜


まだ続くよと言ったら、



翌日そのとおりになった!



地獄らしい…



しかも、会場が議会に移り怒号が飛ぶ!


議会室の外でも、よく聞こえる!



その間に、王都商業ギルドに言ってみたが…



あ〜れ〜? しまっている?



なんでもギルドマスターが、


議会に呼ばれたのを始め、



職員達も、個別に呼ばれて行ったらしい!





仕方ないから、フッカケ商店を視察しに行く。



だが、ここでも妙なことが起る。



店にトロイ達と、向かって行ったら…


近衛兵団が、店を囲んでいた。



野次馬達に、聞いてみる。


「フッカケの野郎、


王城に呼ばれたらしいよ。」




店主だけでなく、従業員全員だった…


しかも…縄で縛られている!



野次馬

「噂だが、元公爵派が


暗殺と不正をしていたとんでもない証拠を


誰かが持ち込んだ奴がいたらしい!」



ヘェ~そうなんだ


メイド・トロイ

「主〜。どうする?」


「いきなり、スキャナーコピー機登場は


まずいからな~」


メイド・トロイアル

「主! 本の販売は


魔法契約の制限は無かった!」



「うん、本を作るか!」



何の本を作るか?


そうだな〜


何を出版しようか?



この事を、みんなに相談するのだが…


実は、この機会に聖カルッティ王国の


3人の災悪達の歴史を、描きたいと用?が


望んでいた。




□□□□□□□□□


用は、前世の記憶が濃く出ているときは、


用?と少し性格変えて使い分けています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る