第227話 ダンジョンの怪異変1

用たちが、ブルドーグダンジョンに、


探索に入ってしばらくした頃に、


メーンターク・ダンジョン郡内では、


Cランク冒険者パーティー


「バラの砦」による、


女性オンリーの構成パーティー限定、


ダンジョン講習が、行われていた。


参加パーティーは3組


なぜかモンスターを討伐数が少ないのに


羽振りがいい「バラの砦」




バラ…



ブリードル帝国の


フロン皇女の直属部隊の名前は


「黒バラ部隊」



そう、この「バラの砦」は


フロン皇女のスパイパーティーであった!



ある日、「バラの砦」の


二つ名、(腐の紅茶)をもつリーダーに、


命令が、下る!



ヨウ・ヨーガまたの名を用賀 用を


ブリードル帝国に連れてこい!



しかし、やっとバボン王都の防衛戦が


収束して、マイークラー街に帰ることが出来た


状態で、パイン街にいきなり行っても


怪しまれるだけである。



腐の紅茶

「困ったな~


いい案無い? 自筆の命令書で


たらしこんでも連れてこい!って、


フロン皇女がマジで書いてる…」



本気と書いてマジと読む!


絶対命令ダンジョンが、ツテが無い!



ギルドマスターですら、


なんとか、つながりを持つために、


でかけていった。




そこで、「バラの砦」が取った戦略は、


メーンターク・ダンジョン郡で、


偶然あって、一目惚れしました作戦


である。



そのために、ギルドのあんまり金にならない


仕事も、条件付で受けたのだが…




さっきから、地面動いてない?


まさか!スタンピード?


ギルドの規定通り、


震源地のダンジョンを探す!



信号弾を上に撃つ!



冒険者ギルドの出張所の職員が、


来るはずだ!




その時、地中からとんでもない轟音と共に


回転する何かの塊が飛んで出てきた!


(トロイが、ダンジョンの壁に撃った


ロックドリルである。貫通して、


メーンタークまで来て飛んでいった模様…)




そして、メーンターク郡に不規則な!


これまでとは違うパターンの地震が起こる!



ギルド講習は中止!


すぐに、臨戦体制に入る!



しかし、何が起こるかわからない!



向こう側から、


マイークラー街冒険者ギルドマスター グリス


が、走ってきた!



(腐の紅茶)が、状況説明する。


グリス

「ヨー様が、ダンジョン攻略を始めて、


すぐに反応が出るとは!」


(腐の紅茶)

「(様付け?)ヨー様とは、


ヨー・ヨーガ殿の事ですか?」



グリス

「あまり言うんじゃないぞ!


今、別のダンジョンの探索に入られた。」



このギルドマスターに、敬語を使わせるとは…



そして、ダンジョンから出てきたパーティー


がいた。



知り合いだったので、


ケガした奴に、ポーションを渡して


何があったのか、聞き出す。



どうも突然ダンジョンの通路が、



移動していったらしい。


わけわからん!



まるで、生きているように


十字分かれ道の所で、


突然右の通路がミミズみたいに動き出して、



無くなった?



それだけでは無かった!



順路と書いてあった石版が、


いきなり取り込まれた! 


石畳の通路の石畳が、


ダンジョンに取り組まれて、



ごつごつ岩の洞窟になった!


などの情報が出てきた。



スタンピード前の変化にも、


こんなパターンは初めてだ!




何が起きた!


だが 「バラの砦」はフロン皇女に


後に、とんでもない情報を上げる事になる。



用が、難攻不落のダンジョンを


S級、SS級を攻略したらしいとの


噂は本当であった!



これまで、噂であったが、


ギルドマスター経由の情報は、


ブリードル帝国では、


(ブリードル帝国冒険者ギルドマスターは


フロン皇女のパワハラで逃亡したため。)


初めてであった。




この情報は、後にブリードル帝国会議室を


揺るがす事になる。

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