第222話 ブルドーグダンジョン探検記4

ブルドーグダンジョン地下3階


「うん、トロイアルちゃんが


やっているのを見て、


できるかも〜♪って


音楽が流れる予感がした?


それで、やってみたんだけど…


なんか、おかしい。


もう少しで、完成しそうな感じなんだけど、


何かが、足りない?かも。」




メイド・トロイ

「主なら、あり得る。」


AI

「そうなのですか?


スキル取り扱いの教科書を、


書き直す必要がありますよ。」


メイド・トロイアル

「ハハ! うん!書き直そう!


主!クリア系では、


これまで無属性の光の分類だけど…



あれ?クリア・ダークはどの分類?」



AI

「前の暫定版では


ユニーク魔法スキルになってました。


だけど、新ステータスプレートでは、


全属性適性になってましたね。」



メイド・トロイ

「そういえば、前世の主が作った魔法の中で、


ウインド系はアローが無いからって、


開発した、サイクロンアローは


アロー系なんだけど、災害級認定になったね。


桁が違うから(笑)」



記憶検索する…


あった! あれ? これは…


「なぁトロイアルちゃん?


前のオレは、スキル封印とかしてなかったか?」



メイド・トロイアル

「はい、やってました。


ろくな事に使われないから、


自身で封印したのです。


ドブ女達は、ハニートラップかけて


解除させようと、


酷い事ばっかりしてきました!


あのドブ女達が… 


あいつが、封印珠を2つ盗んだから、


余計事態がカオスになったのですよ( `ω´ )」



AI

「?!」


「あの、その、封印珠は全部でいくつ


あったのですか?」



メイド・トロイ

「全部で、天界に保管したもので10個


盗まれたものが、2個。全部で12個。」


AI

「数が合わない!


私達が壊したのは、10個」


メイド・トロイアル

「その後、破壊が観測されたのは、11個分。」



「破壊?


え?壊したの?」


ゴブリンがやって来たが、


トロイアルに蹴り飛ばされる!


ボーリングみたいだなぁ~



メイド・トロイ

「はい。頭痛が起こるのは


バランスが悪いからで、


いっそう、全て破壊しようとなったのですよ!」



今度は、コボルトがやってきたが…


ターン・モンスターを放射する。


コボルトは、白目を向いて倒れる…


すぐに透明になるのだが、


透明になっただけであった。



メイド・トロイアルが、


コボルトを検分すると…


また注射器の跡があった。


クリア・ダークをかける。


消えた…



「1つは、どこで破壊されたのだろう?」


AI

「じつは天界から、盗難された物を


❨?❩が使用していたことなのですが、


用様が言っていた、


❨?❩が使っていた珠は、


それが痕跡分析の結果、


封印珠だと結論が出ました。


そして杖とかの管理問題とかの事や


我々が問題視していた


用様の頭痛問題の事もあって、


封印珠を破壊しました。」



地下3階ボス部屋到着!


コボルトキングが3匹出現!



しかし、会話は止まらない。



「確か、こんな珠だったような…」


クリア・ダークを濃縮して圧縮して


玉状にする!


メイド・トロイアル

「そう!そんな感じでした。」


用は、ポイっとコボルトキングに


玉をぶつける。



パス!



コボルトキングの胸に


大きな穴が開く。



「と、言う訳は…封印珠は天界から


盗難されたものではなかったんだ!」


AI

「珠だけでしたが、後の杖とか、


出るは出るは!


その責任者達は、行方不明だから


天界の上層部は怒り心頭ですよ!」



「その、ドブ女さん?


達は、天界行けるの?


その、❨?❩が使用していたのが、


古代地球時代に盗まれた物だった…


なら、まさか、❨?❩を作ったのは!」


メイド・トロイアル

「無理ですね。ドブ女を調べていましたが、


まず、ドブ女に神格が全く無いので、


不可能だと結論を出したようです。」



「合成モンスターではなかったのか~」


AI

「合成モンスター?」


メイド・トロイアル

「?」


メイド・トロイ

「?」



そんな、会話をしている内に、


コボルトキングは、白い砂になって


崩れていった。



そして、地下4階への階段が現れる。



AI

「なぜ、合成モンスターと思ったのですか?」


「うーん。なんか、


あの時の事を思い出すと、


違和感ばっかりなんだよね。



単一の意思ではなく、


大多数の欲望の


1番強いものが、方向を決めて


他の2位、3位位にの欲望が


ハンドルを横から邪魔して奪おうと


格闘している生きている乗り物のような


印象があったな…」



メイド・トロイ

(ΦωΦ)

「主! それって、集合体だと思うぞ!」


メイド・トロイアル

(`ФωФ´)✧ฺ

「間違いないかと! 


だとすると、元管理者を探さないと


話が、進まないかもしれません。」



AI

「集合体ですか…


考えたく無かった可能性ですよね。


天界に報告しておきます。」

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