第206話 用の図工作室その2

今、用の錬金室には


アルミニウムインゴット


ケイ砂(ガラスの材料として)


鉄インゴット


鉛インゴット


銅インゴット


金インゴット


がある。



いろいろ作った。


しかし…これ!


というアイデアが浮かばない。



困ったな~(;´Д`)



そんな事を悩みながら、


同級生達がいる、病院室に行く。


ドーナツと、コーラもって来たよ。


お茶とかも用意したから〜



などど、努めて明るく言う用。



しかし、腕が無くなったり、


脚が無いなどの彼女達の表情は暗い。




大田 ナナ

「ゴメンね。


やっぱり脚が無いと、


これからどうしようとか、


すごく不安で…


ゆみさんって方に


治るって言われていたけど、


エリクシールとか、


ブリードル帝国で聞いたけど、


貴族でも手にはいらないんでしょ?


だから望みは…」



「その問題は、ほぼ解決してる。


食事以外みんなが入っている、


ポーション水槽はね、


体内のISP細胞を増やして、


欠損部分に集めて、再生する装置なんだ。


流石に、エリクシールみたいに


急速に再生させるとガン化するから、


ゆっくりだけどね。」



「「「「えー?=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)」」」」


ゆみさんから、聞いてはいたが


実感が、沸かなかったらしい…



そりゃ水槽なんて


SFアニメぐらいしか出てこないけど、


じつは、すでに実験施設にはあるらしい…




だけど、彼女達の表情が


張り詰めた顔から、


ほぐれて来た感じがするから


良しとしよう!



よく聞くと、無くなった手の傷口から


少し、皮膚が増えたようで、


本人は腐って膨張しているかもとか思い、


怖かったらしい。




100個あったドーナツは、すぐに消えた。


食欲があることは、いいことだ!


(≧∇≦)b



さてと、ポーション作りますか!



とりあえず、そろそろやってきそうな


いや〜な予感がしている頭痛!



そのために、アスピリンを錬金術で作る!


あと、インドメタシンも作ろう!



各種、異常状態回復薬を作る。



そんな事をしていたら、


夕方になっていた。



夕食を作ろう。



今日は、大豆から作った、


大豆ミートのカツで


カツ丼と、味噌汁に、


ポテトサラダとほうれん草のおひたしだ。




久しぶりに、作ったな~



ってじつは、カツ揚げるフライヤーとか、


丼ぶり店でみたベルトコンベアーみたいな


フライヤーがあるのだが、


その見たままコピーである。



そのフライヤーに乗せただけ…


いや…その…おかわりとか入れると、


最低650人分は作らないといけないから、


料理番の負担を減らすには、


文明の利器もいるんだと思うんだ…



ミルトさんに聞いたら、


揚げ物料理が、ほとんど無いらしい。



オークラードと言う、


原料がすごく分かる油はあるが、


瘴気がきついものが多く、


食中毒ならぬ瘴気中毒になるらしい。




菜種油とか、ヒマワリ油を出荷しよう!

(,,ò᎑ó,,)و



しかし、何かいい案ないかな~


ソーラー電卓は、まだ遠い…

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