第203話 取り越し苦労で良かった?

用は、まず


カスタマイズド・ダンジョンコアに、


地下10階の治療室の代わりの広場を


地下2.5階に作る。


ここを、病院室にしよう!




そして、各階の改造を開始する。



地上の屋敷跡…に、


(戦闘で、吹っ飛んでいたらしい…)


(最近は、隣の別宅をヨーガ軍団が使用)



5階建てのマンションタイプの建物を作る!



だが、気がついた!


今の、用の所帯は600人位の出入りを


前提に考えないといけない。



5階建てでは…足りないよな…



AIさんは、まだかえって来てない。


なんでも、パワーアップするみたいだ。



用は、PCのOSのバージョンアップの


時間がかかるのを、思い出していた。




うーん(+_+)


よし(๑•̀ㅂ•́)و✧もっとダンジョンを地下にして、


建物を地下室を作って、


地上は3階しかないように見せかけよう!



街の、警備をヨーガ軍団に任せて、


建築!建築!



ヨーガ軍団が、H鋼作っていたら


珍しそうに見ていた。



そうか!


第二次世界大戦の時は、


鉄筋コンクリート造なんて、


ほとんどなかったからな…



一緒に、軍団と建物づくりを始める。


ドリズや第2王子?ミルトも興味があるみたい


産業革命にならない程度にしないと…


文明って難しいな〜


と、軍団と話しながら作業する用だった。



□□□□□□□□□□□

その頃、バボン王国王都では…


国王

「用様は、どこに…」


宰相

「第2王子?ミルト様から、


連絡がありました。


無事であると…


ただし、しばらく極秘にするべしと…」



国王

「うむ。」


宰相

「実は、各国の使い魔が


ゴブリン戦でかなりいたのと、


オーク・ジャイアントの追撃防止


そして、聖カルッティ王国の密偵が戦場で


ヨー・ヨーガ様を狙っていたみたいです。



やむなく、報告を遅らせたのと、


隠蔽魔法で、姿をくらませたのを


謝罪していたとの事です。


そして、しばらくは姿を見せない予定だと


第2王子?ミルト様から通信がきました。」



国王

「そのほうがいいな。


あの聖カルッティ王国の動向をみるには、


そのほうがいい。


そうだ! 当分の間ミルトに


パイン街の執政を任そう!


あの領主は、うん!格上げだ!


元公爵領の景気が良かった街の1つに


転勤だな!」


宰相

「は! そのほうがいいかと!


あと、パイン街からマスタードなる


スパイスが送られてきました。


料理長に、さっそく使わせて見ました。


陛下、試食を。」



国王

「∑(,,゚Д゚)


オーク臭さが…なくなっとる!


いいな!よし採用!


できるだけ、広めよ!」



宰相

「かなり、送られて来てますね。


この際、献上品となってますが、


物納の税として処理しましょか?」



国王

「うむ、それでいい。


その方が気が楽だ。」


□□□□□□□□

その頃、聖カルッティ王国では…


オババ

「まっまさか…


しっかりと処理したはずなのに…



そんな、バカな!」



大オババ

「しっかりと処理して、


なぜ、今出てくる!


あれは、実験体なんだろう?」


オババ

「そんなわけがあるか!」


女王

「こら!ドブオババども!


何が処理だ?何がしっかりだ?


説明してもらおうか!


また、オークどころか、


ゴブリン軍団の裏とか言われるのは


本当に嫌だぞ!


説明しろ!」



オババ

「前勇者が、言っておっただろう!


死んだ警官に電気機械を埋め込んで、


不完全だが蘇らせる映画?があるって!


サイボーグと言うらしいと!


だから、向こうもそれ位作るのだから、


こちらも、とか思ってな!


だから、にらむな!


人間で実験していないではないか!


ゴブリンで実験したんだよ!


サイボーグならぬ魔導ボーグをできないか!



だが、ふつうのサイズのやつだぞ!


あんな大きなゴブリン作ってない!」


……………

ハァ?取り越し苦労どころではない


ものが出て来ましたが…


つづく…

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