第192話 王妃陛下の決断!!2

バボン王国第1王妃

「ひょっとして…フリーザーお姉様?」


ブリードル帝国第1王妃

「あ!…」


ホロン王国第1王妃

「(フルフル!)あの…その…」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「フフフ、やっぱり変わりらないわね。」


テーブルに食事を用意するメイド?

「フフフ、生きてここに来れただけでも、


 あの時の、修行が役にたったようですね。」


「「「プリナ女王陛下!」」」


メイド改め プリナ・デ・ブリザード

「さてと、3人とも、今の状況を言うわよ」


そして、

ホロン王国第1王妃は、

  妙に頭が冴える先王によって自分の出生が


  解明されてしまい、


 (理解されてしまい)


  それでも信じると


  ホロン王国国王の言葉に、涙する。



ブリードル帝国第1王妃は、

 自分の出生の秘密は聞いてはいたが、


 実感が、これまでなかったらしい。


 不自然に無かったみたいだ。


 プリナ女王に、聖水をもらって


 飲んでから、ハッキリと認識したらしい。


 聖水で、何かの呪いが解けた?


 聖ボロボーン王国の国王がよく来るな〜


 とは、思っていた程度でボケーとして


 生みの父親とは、実感がなく


 他国の宰相の家に来る国王が


 かなりおかしいのが、


 認識できなかったらしい。


 明らかに、呪いだと思う…



 だが時々呪いが弱い時に?


 実感して、己自身を怨み


 嫁いだ後は、聖ボロボーン王国を、


 ブリードル帝国を使って滅ぼす事も


 考えたらしい…


 ブラック聖ボロボーン国王との対自時は、


 虚勢を張っていた!


 スパイ使い魔が記録した映像での、 


 皇帝の怒り言葉に、泣き崩れる!


バボン王国第1王妃…

 なにも、隠していない…


 ただ、自分が行方不明になった後で、


 なぜ、王太子が廃嫡になったのか、


 わからず!腹を立てていた!


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「では、魔導通信でバボン王国につなぎますか!」


バボン王国国王

「うわ~ん!よかった~!王妃生きてたよ~」


泣き出した国王に、王妃はとりあえず


怒りを抑える。


バボン王国第1王妃

「なぜ、王太子は廃嫡に(ー_ー;)」


バボン王国国王

「そのな、あいつ…」


バボン王国第1王妃

「ハッキリと言って!」


バボン王国国王は、洗いざらい言った。


自分と第2王子?ミルトを殺してまで、


奴隷ブラックハーレムを再開しようと


していたこと!


実の妹ルルトにも手を出そうとして、


その妹ルルトにコブラツイストを喰らって、


全身骨折状態な事。


そのことをミルトにバレないように、


パイン街に出したが、


そろそろヤバイ事!


商人ヨー・ヨーガ殿が、


魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン


救出のために、死闘を繰り広げた事。



などである。


バボン第1王妃

「頭いたいわね~あのバカ息子!」


話し合いで、しばらくブリザード公国に


いる事になった。


バボン王国国王

「プリナ女王陛下、


うちの妻をよろしくおねがいします!」


プリナ女王

「王国民には、何て言うのじゃ?」


バボン王国国王

「王太子の事は、公表しております!

 

 建国の勇者様達のおかげで、貴族も


 このことは、了解済みです。


 その、女王陛下、ヨー・ヨーガ殿が


 そちらの国に現れたら、どうか国賓対応を


 よろしくおねがいします!  


 あと我が国は死力を尽くして


 オーガと闘っている状態で、


 聖カルッティに聖ボロボーンに対しても、


 対抗できる魔術師がいません。


 王妃の公国のほうが、安全です。


 そうだ! いろいろ疲れたから


 育ての親の所に、一時的に里帰りしたと、


 言っておきます!」


 バボン王国第1王妃は、国王を許した。



次は、ホロン王国であった


 なぜか…


ホロン王国先王

「そうだったのか… うん大丈夫だ。


 実は、じゃじゃ馬娘が、帰って来てな…


 魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン


 が、行方不明なんじゃ!


 戦死したとは思えないが…


 それを強要したじゃじゃ馬娘達は、


 謹慎処分に今はしとる。


 国王は、そのブリザード公国との


 約束を維持するために、


 ブリードル帝国国境の「魔の森」に、


 出陣した…


 お前さんを探し出すとも言っておった。」


ホロン王国第1王妃

「1つ質問が…


 なぜ、先王は聖ボロボーンの国王が、


 私の、生みの親だと気がついたのですか?」


ホロン先王

「顔!特にワインを飲むときの顔!


 酔った時の変わり方!


 そのふたつがお前さんたち


 3人とも、似すぎてた!」


ガーーーン!3王妃とも…


なんでだろ〜♪


って歌が聞こえて来そうな


大きなショックを受けた!



次は、ブリードル帝国…



なぜか…話に、ならなかった…


無理矢理魔導通信を繋いだが…


皇帝が、髪が真っ白!口ポカーン!


側近も…


会見は無理だと、判断された。


ブリードル帝国第1王妃

「私、皇帝があんなに落ち込むとは、


 予想できてませんでした。


 キレいるとは思っていましたが…」


プリナ女王

「(違う原因で~とはいえんな。


 今は、いえんな…)


 しばらくここにおれ。」


ブリードル帝国が王妃

「うっぅぅ、ありがとうございます。


 なんでも、協力させていただきます。」

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