第191話 王妃陛下の決断!!

なぜ、ブリザード公国が戦闘体制になったか?


 そんな、不安と…


 自分達の怪物父親がプチッと終わった事…


 そして、ゴブリン・ジャイアントの


 上半身が、ブリードル帝国から


 魔人国を超えて、聖ボロボーン王国まで


 ふっ飛んで来た事実…



 3人の王妃は、疲れ切っていた…


 それを聞いて見ていた側近も…


 



第3王女 フリーザー・デ・ブリザードは、


なにも言わず、宿で全員に休むように言う。



流石に、クタクタに付かれた一行は、


すぐに寝てしまった。



近衛兵士L

「フリーザー王女、良かったのですか?」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「大丈夫よ。


 3人共に、むかし子供の時に


 ここに逃げ込んだ子供達よ。


 姉様に報告してくるわ。」


「…と、言うことです。」


「プリナ女王陛下、いえ、プリナお姉様


 状況がひどいですが、あの子達を


 見捨てるわけにはいきません!」


女王  プリナ・デ・ブリザード


「ふ〜、まぁ仕方ない。


 で、吹っ飛んできたのは何だった?」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード


「それが…ゴブリン・ジャイアントの


 上半身でした。


 【黒い棺】の中身が取り込もうと


 しておりました。」



女王  プリナ・デ・ブリザード

「はあ? それにしては、


 全く邪気がなかったぞ?


 どうやって、祓った?


 いや、違うな…


 消したのか?」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「わかりませんでした。


 ただ、観察すると


 ホーリーストリームの傷跡が、


 ありました。


 効果は浅かったみたいです。


 しかし、あの瘴気結界を貫通して、


 なお、吹き飛ばす…


 そして、その残骸が、


 まだ己が無傷だと思いこむほど、


 意識にも次元断絶が発生している…


 そんな、技は…」



女王  プリナ・デ・ブリザード

「まさか… 


 ホーリーストリームは


 ミレイ姉のオリジナル魔法…


 まさかミレイ姉さんが……


 それを見て、前世の記憶が出てきて…」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「ええ。「切れた」に!


 ロールケーキ一本賭けましょう!」



女王  プリナ・デ・ブリザード

「今の、推測を二人に伝える。


 そして、用様に繋がないと!


 後で、あの3人もここに呼ぼう。


 例の話をして、どうするか聴く事に


 しよう。」




 その二日後…


バボン王国第1王妃

「2日寝ていたとは…」


ブリードル帝国第1王妃

「久しぶりに、眠れた…」


ホロン王国第1王妃

「ハァ。疲れていたのね。」



第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「さて、お昼から女王陛下が


 お会いになりますから、


 少し早めですが、朝食をどうぞ!」



バボン王国第1王妃

「ひょっとして…フリーザーお姉様?」


ブリードル帝国第1王妃

「あ!…」


ホロン王国第1王妃

「(フルフル!)あの…その…」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「フフフ、やっぱり変わりらないわね。」


テーブルに食事を用意するメイド?

「フフフ、生きてここに来れただけでも、


 あの時の、修行が役にたったようですね。」


「「「プリナ女王陛下!」」」


メイド改め プリナ・デ・ブリザード

「さてと、3人とも、今の状況を言うわよ」

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