第171話第 動き出した、あの方たち(¯―¯٥)
皆さんは、覚えているだろうか…
そう!用がこのマルダス世界で、初めて、発見した村を…
その開拓村は、ゴブリン・ジャイアント軍のせいで、村民全員が義勇軍となり、今はホロン王国辺境領都にいた。
今日は、王都から村の薬師でもある魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオンが帰ってきたのだ。
今は、領都で(仮)雑貨屋をやっている。
ラント
「おかえり~。久しぶりの王都はどうだった?」
ミレイ・ヴァーミリオン
「ハァ~どうもこうもないよ。_| ̄|○
ハイ、おみあげ!」
ラント
「村長がさぁ、明日に開拓村をどうするか、領主様と会談するみたいだよ。」
ミレイ・ヴァーミリオン
「そうかい。なぁ、妹のミイナを覚えているかい? ちょっと天然ボケの…」
ラント
「覚えているよ~。あとプリナねえちゃんとか!」
ミレイ・ヴァーミリオン
「うん! なら話が早い。
近々ミイナの所か、プリナの所に行くよ!
どう動くかは、状況次第だけれども、義勇軍の行軍並みの移動になるね。」
ラント
「ミイナねえちゃんの所は、バボン王国だろ?
プリナねえちゃんはどこにいるんだ?」
ミレイ・ヴァーミリオン
「まぁ、後で話すよ。
後、この事は誰にもしゃべるんじゃないよ!わかったね!」
ラント
「わかった。店移動の準備するよ。
後、冒険者ギルドからの依頼分は、受けないでおく?」
ミレイ・ヴァーミリオン
「そうだね。少し疲れたから、休むって言っておいてくれ。」
そんな、親子の会話を乱すように、夕方ごろ領都にある1団が入って来た。
ホロン王国族第3王女 ミルト・ラ・ホロンである。
もちろん、そのかたわらには、辺境伯 三女ミリ・ド・パルサーがいた。
第3王女 ミルト
「さぁ、これから始めますわよ!」
辺境伯 三女ミリ
「はい、まずは、お父様に許可もらわないと、いけませんから!」
何か物騒な気配を醸し出して、二人を先頭に領主邸に入って行く1団…
そして…朝…がやって来た…
ミレイ・ヴァーミリオン
「では、行くか!」
辺境伯 三女ミリ・ド・パルサー
「あら?ミレイ様、どちらへ?」
ラント
「今から、旅に出ようと思います。
母の関係者に会いに行こうと。
いろいろありましたから。
それでは…」
辺境領都冒険者ギルドマスター
「待ってくれ! 王家から依頼があるんだ!」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「すまないが、しばらく調剤はお休みだ。
他のやつを育てたから、そいつに依頼しておくれ。」
第3王女 ミルト
「今から村の義勇軍は私直属の軍になり、ゴブリン・ジャイアントを追撃することになりました。」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「そうかい。ま~がんばってくれよな。
私らは、ヨウの事で痛い目にあったからね~もう関係ないことだよ。
まさか、約束を破る事はないだろうね!」
ラント
「では、行きましょう。」
辺境領都冒険者ギルドマスター
「待ってくれ! 約束を破るつもりは無いが、王命なんだよ!
開拓村に命令が出たんだよ。
協力してくれないか!」
辺境伯 三女ミリ・ド・パルサー
「お願いします。
リバイアサン討伐をしていましたが、あの軍団がブリードル帝国に移動してしまいました。
私達は、このまま戦果を出さないと、望まない結婚を強制させらせます。
恐らく、ミレイ様はミイナ様の所に行かれるのでしょう?
でしたら、方向は同じはずです。
村人達のこともあるでしょうから、協力をお願いします。」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「他を、あたりな!」
つづく
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