第170話 魔人国から…1





 魔人国 宮殿最奥部


 そこには…

 召喚拉致されて…魔王?を倒し…元の世界に帰ったはずの勇者達が(?)に石像に変えられてたたずんでいた…

 最近、その石像の間に変化があった!

 そう! 魔人王様の奇行であるが…

 周りの者も、協力する。


 Side 達也(前召喚勇者)

「なにやってるんだ!」


「変な首飾りだな? あれ?砕けた…」


 「祈祷?…」


 「聖水? いや、バケツでぶっかけられても…」


 「うえ! ブクブクって、石像だから溺れないけどさ~聖水に沈めるって…」


 「うん? まさか!この石像の呪いを解こうとしているのか?」


他の元勇者との念話

「どうも解呪しようとしているみたいだな~」


「困ったわね~この人(現魔人王)悪い人ではないのは、わかっていたけど…」


「俺たちが、この国の生活壊したからな…

 あの(?)やろう!それに国王共め!

 よくもだまして、呪いかけやがったな!」

 「あれ?ねぇ!バイブル読み出したよ…」

 「今度は…かな?」

 「おい!般若心経唱えだした!」

 「伝えられていたんだ…」

 「なぁ、私達、今石像ってことは…」

 「いや、拝まれてもな…」

 「解呪しようとしているのはわかった…」

 「どうしよう…」



魔人国 宰相

「陛下、気持ちはわかりますが…」


魔人王

「これを見ろ! 解呪の札に、首飾りが反応していた。

 間違いなくこれは神託ではなくて呪いだ… 

 聖カルッティ王国を調べろ!

 やっぱり裏があるぞ! 

 あのクソオババ!とクソ大オババ! 

 あいつらの仕業かもしれん!」


宰相

「その事ですが、四天王の調べでどうも…

 聖カルッティ王国にある世界樹は、ユグドラシルではなく、サブドラシルの可能性がでてきました。」


魔人王

「なんだと! 

 あれは、この世界ができた時の制御装置だろ? 

 ユグドラシルの行方を探せ!」


宰相

「あと、ヨー・ヨーガに接触しようにも、今オーク・ジャイアントとの戦闘中なので無理でした。

 商人に化けて近づこうにも、商人が今バボン王国に通行すらしていません。」


魔人王

「ユミ・オオトに、ウソの我らの情報がもたらされているのは明白だし、困ったな…」

「思い切って、直接話をするか?」


宰相

「手紙出して見ましょうか?」


魔人王

「うーん。困ったな~」



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