第165話 貧しい頃の日本の記憶





 用は、頭をフル回転する!


 用

(一回だけお茶を飲んだことがある? 時代的に…そうか!めしといえば!)

 

 [推定、豊臣秀吉が開いた、北野天満宮での茶会。 庶民が参加出来たという。

  白米が銀シャリと言われて、食べられるようになったのは、明治時代から。

  それまでは、庶民のほとんどは、玄米を食べていた。]



 用は、簡易コンロで鍋に、固くなったおにぎりをマジックリングから出して、お粥を作る。

 はじめは?温めのお粥を…

 その次に少し熱い、米が多めのお粥を…

 その次は、七草が入った、お粥を…

 [戦場(いくさば)では、干し米(ほしたコメ)を口の中で、ゆっくりと溶かしながら食べていたと、戦国武将の記録に多い。] 


 スケルトン・ジャイアント

「うまい! うまい! うぅぅぅ…」


 少しずつ、スケルトン・ジャイアントのサイズが小さくなってきた。


 そしてご飯が炊けて、

 女性陣が、オニギリを作っていたときには、用と同じサイズになっていた。


 オニギリは好評だった。


 スケルトン・ジャイアント?

「うまい!、あぁ~~満腹だ。ありがとう。」


 用

 「どういたしまして。」


 スケルトン・ジャイアント?

「あぁ~~。お迎えが来たようだ!」


 用が、長い乾燥した葉にゆみ達が作ったオニギリを包む。

 上空から、光が差し込む。


 用

「これを」


 スケルトン・ジャイアントに弁当を渡す。


 スケルトン・ジャイアント?

「ありがとう。では…」


 スケルトン・ジャイアントは上空に昇って行った。


Σ(゚Д゚)


 用が、なにげなく後ろを見たら、ヨーガ軍団が泣いていた。


「あいつ、飯食べたかったんだな~」

「そういえば、、腹減ったーって言っていたな」

「飯が食えるのが、、一番の贅沢だったものな~」


 そう!戦前まで科学肥料がなかったから、米の生産量は今と比べてものすごく低く、よく打ちこわしや米騒動などが起きたことが、記録されている。


 実は江戸時代、農家であっても米の税率が、100パーセントなんて村があったらしい! との噂もあるくらいであった。

 

 米を毎日食べられるのは、贅沢な時代があったのだ。 

(ヨーガ軍団は江戸時代生まれ。)


 



 「うが~!よくも、叩きやがったな!」

 リッチキングAが、復活した!


 リッチキングA

「スケルトン・ジャイアント様! さっさと…」


 メイド 魔神デス・トロイ

ジー(ー_ー)


 メイド 魔神デス・トロイアル

ジー(ーー;)


 メイド ゆみ

ジー(ー_ー;)


 ミイナ・ヴァーミリオン

ジー(°ロ°)


 用

ジー(# ~Д~)


 ヨーガ軍団

ジー(# ゚Д゚)


 リッチキングAは視線に気づいた!

 そして、周りを見たら…

 もう、部隊は全滅…

 遺跡周りは、元オークの白い灰だらけ…スケルトン・ジャイアントは…いない!


 ハッ!


 上を見た!


 小さくなったスケルトン・ジャイアントが、透明なスケルトンになって昇って行った。


 リッチキングA

「ハハッ…ハハハハハハ…」


 バキ!


 ボギ!


 グシャ!


 バキャ!


 ボギギャー!


 グギャー!


 用たちによーく教育されて、リッチキングAは上空に昇って行ったとさ…



  


激戦!

スケルトン・ジャイアントvs用とゆかいな仲間達


 書きたかったのだけどな~


 もともと、自主制作動画用のシナリオだったから、逸脱できなかった…


 オーク・ジャイアント編くらいから戦闘が多くなって来ます。

 

  よろしくおねがいします。

m(_ _;)m


 


  

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る