第163話 マルモの封印遺跡にて3



 

 マルモの封印遺跡にて3


 バボン王国も、ただ指をくわえて見ているだけではなかった。


 使い魔で「マルモの封印遺跡」を監視しながら、長距離魔導砲を近くの砦から撃ったり抵抗していたが、無駄だった。



 そこへ、大きなガイコツが使い魔経由で、宮殿の会議室に映される。


 「うわ~!」


 「出た~!」


 「復活したのか!」


 「魔導砲の一斉射撃の準備と、魔力を貯めろ!」


 あまり、絶望的すぎる声が出てもいいのだが、出なかった。

 そう!彼らの先祖はスケルトン・ジャイアントと戦ったことがあるのだ!

 あと、スタミナポーションの影響もあるが、その時の建国の勇者501人が、その当時の姿でいるのである。

 ある意味、ヨーガ商店のヨーガ軍団による、下級ポーションの納品は、精神衛生上良かったようだ!


 そして…

 使い魔は遺跡にうごめく1億近いモンスター達の映像から、妙な集団が遺跡に近づいて来るのを発見する。



 その集団の映像を拡大すると……

 メイドが、馬車の屋根に上がった?

 何か両手を上げたな~


 そして、両肩から? 大きな四角い長細い箱? が出てきた?

 あの箱に四角い穴があるぞ?



 うわ!


 穴から光が出た!

 ある者達(昔冒険者やっていた武闘派貴族)から、「あれは、ブレスか!」

 と発言あり!


 モンスターの軍勢に爆発が起る!


 うわ~!

 敵にまわしたくね~!


 誰かが(前王からの時からいる貴族)言った

 「あれは、(ガタガタ)ユミ・オオトではないか!」


 復讐されてもしかながない貴族達に、悲鳴が上がる。

 そこに、メイド2名と ミイナ・ヴァーミリオンがあらわれる。


 なんかだか3人とも~光線を上空に発射したぞ~


 上空に、5層の魔法陣が3セット出現する!



 そして…


 光の玉?が魔法陣それぞれの中心に発生して、モンスター軍めがけて落ちていった。

 ピカ一!


 強烈な光が出る!

 ドッーーーーーーーーカーーーーーン!



 その振動は、王都までやって来た。

 会議室に、兵士が3つの白いキノコ雲が遺跡から立っていると、知らせてきた!

 使い魔からの、映像が回復する!

 5千のオーク軍団は、焼豚を通り過ぎ炭豚になったのが3割?

 あとは白い灰豚?


 そこに、スケルトンやゴーストの軍勢が、やってくる?

 馬車の前に、一人の青年がいる?

 ヨー・ヨーガだ!

 両手に光が灯る!

 そして、光が放射された。

 スケルトンが、分解されてゆく。

 ゴーストが…真っ黒だったのが…

 キレイな白になって…白い玉になって…


 空に上がっていった…


 会議室が泣いていた…

 しかし、遺跡から、デカいスケルトンが出てきた!

 スケルトン・ジャイアントである!




 次回!


 「激戦!スケルトン・ジャイアントvs用とゆかいな仲間達」


を、書きたい…


 作者でした。m(_ _)m

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