第158話 用様のお出かけ



 バボン王国の王宮から帰って来た執事達!

 パイン街の外堀は3段から5段になってしまう大工事をしていた。

 江戸城みたいに無駄のなく!

 名古屋城みたいに美を求め!

 岡山城みたいに、夜は目立たなく!

 姫路城みたいに、かっこよく!

 大阪城みたいに、少人数でも大軍に勝てるように!


 いろいろな要素を入れたら、5段の外堀になってしまった。



 うん!城になってしまった。


 もう、街ではないけど…街だ!



 そして、戦闘用ゴーレム改(ゴースト系対応済み)が1億機突破した!


 MPをバカほど注入しても、なんともなくできてしまったo( ̄▽ ̄)d


 やっぱり、どこかレベルアップしているな…


 そんな感じな用で在る。


 

 そして、執事が帰って来たので、パイン街の留守番を頼んで、用たちはメイド3名と2人のギルマスと共に出かけることを、執事達に言った。


 

 遺跡に行くと言うと昔ヨーガ軍団さん達が、大きなホネの巨人モンスターを封印したところらしい!


 なるほど…

 だから、ゴースト達が貯まっていたのか!

 ジャイアント種を復活させるつもりだな!


 ヨーガ軍団も行くと言うので、王都からは軍団と共に来た第2王子?ミルトに留守番をたのんだ!

 なぜ(・・;と言われたので、ゆみさんや、ヨーガ軍団達がしばらく閉じ込められていたから、リハビリも兼ねて散歩みたいに行く。なんて言ったら…


 ミルト「ハイ。主様パイン街しっかりと守ります。」

なんて、言われたから…


 執事に聞くと、どうも、昔強制勇者やらされていた時に育てた行き場の無い子供達の子孫が、旧ブリードル帝国からバボン王国が分離する時にヨーガ軍団達が関わった関係で、その子孫が貴族として宮殿にいたらしい。


 宰相の祖先も、育てた子供達の1人であったみたいで、ジャンピング土下座だったみたいだ。


 まっいいか!

 良くないが、頭が痛いのが解決してないので、胃も痛くなるのは嫌なので考えないつもりだ!


 とりあえず、遺跡に6人ででかけて、スケルトン・ジャイアントが復活してしまっていたら転送石でヨーガ軍団が参戦するようになった。



 


馬車の中


メイド 魔神デス・トロイ

「主! 話がある。」


「どうした? 天界で何か言われたのか?」


メイド 魔神デス・トロイアル

「暴れてもいいと、免許証もらった!」


「そうなんだ!と言う事は、無罪放免?」


メイド 魔神デス・トロイ

「うん! それでね、相談ごとだったんだけど、

 主の前世とか前前世とか、まー無茶苦茶な世界、ここマルダスもそうだけど、そんな世界ばっかりでね、ほら徳を積むと~修行を積んで~とかの感じで、魂の経験値をかなり積んでたらしいの。」


メイド 魔神デス・トロイアル

「この世界は、昔はステータスプレートなんてなかったからなんだけど、AIちゃんのシステムに無理矢理入れていたせいもあって、今この世界のステータスシステムは停止しているらしいの。」


メイド ゆみ

「あ!やっぱり!」


「そうか…もしかして地球のゲームソフトそのまま入れていたとか?」


メイド 魔神デス・トロイ

「アタリ!みたい。」


AI

「そうだったみたいですよ!プンプン(#^ω^)」


「だったら、[ステータスプレート廃止しました]とかで、良くね?」



メイド 魔神デス・トロイアル

「あ~、主、そんなにこだわってなかったんだ!」


「そうでも、なかったんだが…どうも魔力?

 MP?の感覚がつかめなくてな~

 数字でわかるなら楽だな?っていう感じだったんだが。」


メイド 魔神デス・トロイ

「それでね、とりあえず二人の本当の?いや元?管理者見習いと元管理者補助の二人が行方不明らしいの。

 もう一人の管理者補助は天界にいたのを捕まって、取り調べ中みたい。」


 メイド 魔神デス・トロイアルはミイナ・ヴァーミリオンを見ながら、

「実は、元管理者補助の行方は天界上層部は知っているみたい。

 だから、元管理者見習いの行方をつかむまで大きな手出しが出来ないみたい。」


「あ~わかった。

 では、これまでの拉致された勇者達と元管理者見習いさんを探す事でいいかな?」


メイド 魔神デス・トロイ

「うん。

 それでね、(?)に盛った睡眠薬がそろそろ切れるから、気づかれる前にステータス動かそうと思っているらしいのだけど、主様のやつは少し内容が違うようになってしまうみたい。

 まーAIさんとの接続に対してクラッキング対策とかシークレットモード搭載とかあるから、そこの了解をとってほしいって事だった。」


「何か、オレに言いづらい内容もあるってことだね?」


メイド 魔神デス・トロイアル

「天界はね~。

 ぶっちゃけ言うと魂の経験値ってトロイと私は言っているけど%$#‡÷±∆℃¿ってやつなのよ。

 それが表記されるけど怒らないでくれって事みたい。」


「痛たたたたたた!」


AI

「用様!しっかり!」


メイド ゆみ

「アスピリンです。飲んでください。」


「大丈夫。いきなり痛みが来たから。」


メイド 魔神デス・トロイ

「うーん(゜-゜)大丈夫かな~」


「大丈夫。ただ痛みがあると力の加減が狂う時がある。続けて。」


メイド 魔神デス・トロイアル

「はい。

 で%$#‡÷±∆℃¿は魂のレベルみたいなもので、1上がると通常レベルはリセットされます。

 そんな感じです。

 この説明がAIさんには制限にかかってしまうので、経験者の私達二人に説明してほしいと頼まれました。」


「わかった。

 ステータス表示は目安程度に見とくよ!」


ミイナ・ヴァーミリオン

「私もですが、ステータスプレートって身分証明書ぐらいにしか使ってません人多いですから、大丈夫ですよ。」


「そうだね~。

 初めこの世界に来た時はレベル1に対して~とか結構影響したけど、最近気にしないでやらないと出来ない事がいっぱいあるからね~」


メイド ゆみ

「用様の場合、多過ぎですよ!」


 笑い声がはずむ馬車が、土煙を上げながら遺跡に向かって爆走する!


 そのスピード時速300キロ!


 ゴブリンをポヨンっと弾かせる奇妙な魔導馬車が遺跡に向う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る