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第149話 フロン海賊団の帰還？あれ？
オレはフロン海賊団の頭フロン皇女!
この海域の海賊王になった男だ!
（女性です。）
フフフフフフフフフフフフ!
ハハハハハハハハハハハハハハ!
フィッハハハハハハハハハハハハハハ!
やったぜ!
やっと、あの黒い怪物から逃れたぜ!
あの大オババのやつ、逆ギレ起こして大魔法使って襲われてやんの!
まぁ助かったから、感謝だな。
涙流しながら恐怖顔で逃げるオババ達の映像もバッチシ撮れた！
このことも、聖カルッティ王国への攻撃として手柄にしよう。
親父（ブリードル帝国の皇帝）の命令通りに、勇者召喚に必要なものは調達（強奪）して来た！
生き残りの神官や村人も、しっかりと教育して今では立派な海賊団員だ!
ただ、村人達は聖ボロボーン王国の役人に税を毎日取り立てに来ては、ムチで叩いていたらしい。
ここは、飯が食えるのと暴れ放題だから天国だ！なんて喜んでいたな…
なんか、うちの帝国の事を考えると、複雑だな。
まぁいい。
皇太子のやつよりも、手柄立てたのはハッキリとしている。
俺がブリードル帝国の皇帝になった時は、改革しよう!
そろそろ…
うん?あの黒の柱は!
げーーーーー!
追いかけて来たのか!
ここは?
バボン王国か！
あそこはどこだ?（フロンは海上から陸を見ています。）
メーンタークダンジョン郡辺り？
警戒はしていたので、あの黒の怪物の追手ではないな。
ということは…
ダンジョンにも、あの【黒い棺】があるのかよ!
うん?
白い光の柱が立ったな!
ハァ？
黒の柱が大きな腕になったぞ!
げー!
うわ！
白い光が、黒の大腕を溶かし出した?
：
あの黒の柱消えたな…
消せるんだ…
へー…
疲れたな…
もうひと頑張りで、ブリードル帝国の港町が見えるはずだ!
頑張ろう…
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