第150話 フロン海賊団の帰還!襲われる!
オレは…フロン海賊団の…頭
フロン皇女だ…
オレは…この海域の海域王になった男だ!
(女性だったはずです!)
疲れたな…
やっと、ブリードル帝国の港町が見えて来た!
よーし!帝国旗を上げろ!
陸にあがれるぞ!
海賊団員(フロンの側近女メイド)
「頭!大変です!
港から魔導大砲を撃って来ました!
いくら旗を振っても、止めません!」
フロン
「な~に~!……そうか!オレに撃ってきたというのは反逆だな~。
親父(皇帝)に港町が反逆したから制圧してから、すぐに帰ると特急ハト便を出せ!」
フロン
「旗を振って、警告の空砲を儀礼通り2発空に撃て!
それでも止めなかったら反逆とみなし、襲うぞ!」
海賊団員(フロン側近女兵士)
「頭!だめです!止みません!」
フロン
「決定だな!反逆とみなす!野郎共!襲え!」
ここに、フロン海賊団(フロン直属軍?)と、ブリードル帝国の名前すら覚えて無い港町との戦いが始まった!
港町の警備隊員A
「あの海賊船、さっきから帝国旗を振ってますよ。
隊長!どうします!」
警備隊・隊長
「知るか!
とりあえず撃て!
領主にはもう伝令が行った。」
港町の警備隊員B
「海賊団の船が横向きになってます。
撃ってきました!」
警備隊・隊長
「海賊団が攻めて来たぞ!
もし、どこかの貴族だったとしても、親父(こいつの親は港町の領主)の爵位より上なわけ無いから(爵位は公爵で皇太子派)撃て!
海賊っぽいのが悪いんだ!戦え!」
「「「オ~!」」」
戦いは、激戦となった…
と、いうわけではなく。
さんざん、無差別に港や村や街を襲って来たフロン大海賊団には、襲うなぞ日常生活であったので、あっさりと港町を占領した。
大海賊王フロン様(フロン皇女)
「ふん!
反逆者は全員捕らえよ!
一人残らず捕まえるのじゃ!よいな!」
大海賊団筆頭海賊(フロン皇女の側近メイド)
「頭!この反逆軍の隊長を捕まえました!」
港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「テメ~こんなことして、ただですむとは思うなよ
!ここは公爵領だ!
いまさら…ゲホッ!グフッ!…まっ待て…ゲホッ」
海賊団員新入りの元村人が、教育を始める。
海賊団員A(フロン皇女の側近女兵士)
「オイ!
コラ!
テメ~こんなことして、ただですむとは思うなよ!
我らはフロン皇女直属近衛部隊だ!
いまさら謝っても教育はやめないからな~!」
港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「それはこっちの…ゲホッ!…やめ…え?
フロン皇女直属近衛部隊?」
大海賊王フロン様(フロン皇女)
「公爵の息子を、反逆の現行犯で拘束する。」
公爵軍兵士
「かかれ!奴らを皆殺しにして若を助けるのだ!」
海賊団員A(フロン皇女の側近女兵士)
「陛下、公爵軍500人が攻めてきました。」
大海賊王フロン様(フロン皇女)
「反逆軍を討伐せよ!者どもかかれ!」
ガキン!
ギャー!
ファイヤーアロー!
ドカーン!
大海賊王フロン様(フロン皇女)
「新入り!
あの黒の怪物と戦った時を思い出せ!
一斉射撃だ!」
ファイヤーアローとボールの嵐が、公爵軍を襲う!
三十分後…
簀巻きにされた、公爵がフロン皇女の前に転がっていた。
はい!やり過ぎて、公爵邸はゴーゴーに燃えてます!ハイ!すっっっごく燃えてます!
公爵
「クッ!賊にやられるとは…グッ」
公爵にアイアンクローをかけ、片腕で持ち上げる大海賊王フロン様(フロン皇女)。
このとき、全身を覆っていたマントが落ちる。
そこには、いつもの武装した麗しきフロン皇女の姿があった。
(口調は大海賊王フロン様です。)
港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「ハァ?なっ!なんで!「ベキ!」グッハッ!…」
公爵
「ガチガチガチ…」
歯をガタガタいわせ震える公爵…
フロン皇女(大海賊王フロン様)
「公爵!…いや…叔父上…
皇帝陛下の任務遂行を妨害し、そして私を狙うとは…もはや、反逆だ!
(ここから、大海賊王フロン様)わかってるんだろうな!
コラ!貴様ら一派の行動は立派な皇帝に対する反逆そのものなんだよ!」
港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「ヒー!ガチガチガチ…」
………………
つづく
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