第114話 その頃フロン皇女は?
その頃、ブリードル帝国を出航したフロン皇女は、なんとかリバイアサンの追手から逃れて、バボン王国の海域に移動していた。
フロン皇女
「オエェェェェェェェェェェェェ」
船酔いである。
フロン皇女の口から海に虹が降りていた。
フロン
「ハアァ~、やっと聖ボロボーンについたわね。」
船員A
「まだ、バボン王国海域ですよ。」
船員B
「フロン皇女!
今から、聖カルッティ王国・女王メルトと冒険者ギルドグランドマスターとの公開会談が、始まるみたいですよ!」
フロン
「ハァ?
公開?
なぜ?
何か聖カルッティ王国に黒い疑惑があるの?」
近衛騎士A
「どうも、召喚勇者達の事だと思います。
あれは、オーク・ジャイアント?
こっちに向いてませんか?」
フロン
「ホントだわ!
口が光っているわね~」
船員A
「リバイアサンと同じだ!ブレスだ!」
フロン
「は!
魔導機関の出力全開!逃げるわよ!」
フロン達を乗せた船は、無人島?らしき島目指して全速で進む。
ゴォー
オークブレスが船をかすめる。
それでも、船は島を目指して進む。
しかし、ブレスで壊された所から壊れていき、魔導機関がオーバーヒートを起こして爆発した。
ドカーン!
浜に打ち上げられた、フロン達がいた。
フロン
「ここはどこですの?わたくしは誰ですの?」
そこにやって来たのは、女海賊であった。
他の者達は、海賊団に捕まったらしい。
記憶喪失疑惑のフロンはどうなるのか?
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