第60話 拠点の整備2
用は、寝ていた。
「るるるるる~♪」
うん?なんか、いい匂いがするぞ!
目を覚ます。
実体化したAIさんがやってきた。
AI
「用様、起きたのですね。今夕食の用意ができたので、もって来ます。」
え!
確か、商業ギルドから、屋敷を買って…
だんだん思い出して、来た。
スープが運ばれて来た。
こ…これは!コーンスープの味!
まさか、材料は違うが地球の料理の味が味わえるとは!
そこへ、また頭痛が来たがなんとかポーション飲んで耐える。
スキルレベルアップのアナウンスが来た。
クリア・ダークのレベルが一気に、25上がったみたいだ。
上がり過ぎ?いや、あの呪いが強すぎたんだな。
また、お腹が減った。
AIさんが、天界にゆみさんの事を報告したらしい。
天界から許可が出ており、ゆみさんにAIさんの存在を説明したらしい。
そして、AIさんとゆみさんの実体化が正式に許可されたみたいだ。実体化の手順を聞く。
ゆみさんに、ありったけのMPを流し込む。
そして、ダンジョンコア(白ロム)をマジックリングから取り出して、AIさん監修の元ゆみさんの霊体に入れてみた。
ピカ!
おお!メイド服のゆみさんが実体化した!
AIさんも、この方法で実体化の時間が長くできるようになるらしい。
そして、ゆみさんはこの屋敷管理担当になってもらった。
ゆみ
「うれしいです。がんばります。」
そして、当分の間の目標が決まる。
ゆみさんは、この屋敷内と敷地の少し外までなら、実体化していられる。
ちょうど、マーケットの増設したところまでだ。
メイドばっかりより、日本にいた頃ケーキ屋でバイトしていたらしく、用が出す店の売り子をしたいみたいなので頼んでみる。
まず、この広いドーム球場なみの広さの屋敷を掃除して、ドライフルーツメーカーを組み立てる。
ドライフルーツ量産しながら、屋台を組み立てる。
屋敷の防犯の為に結界を張る。
食パンも焼いて、菓子パンも作りたいのでパン用オーブンを作る。
あと、AIさんとゆみさんの為に近くのダンジョン密集地帯に出かけて、ダンジョン制覇してダンジョン・コアを集めよう。
ダンジョンの素材で、2人の素体を作って動力として魔石と、ダンジョン・コアを使えば完全実体化ができるのと、戦闘もできるだろう。
やることが増えたがなんだか楽しい。
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