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  • 最後の子への応援コメント

    読んでいる途中であれ、エンリさんどうしてそういう事言うの? と思ったのですが、そういう意図があったんですね……。
    自分の身を差し出してまで大切なものを守ろうとするエンリさんの優しさに胸が打たれました。

    種族の垣根を越えた絆に感動です。

    この度は「異種族間交流のある短編」企画にご参加いただき、ありがとうございました。素敵な作品を読めて楽しかったです。

    作者からの返信

    素敵な企画と機会をいただき、またお読みいただいてありがとうございます!

    二人は互いに本当の親子のような愛情と敬意を持っていました。それゆえに、エンリは最後に己を犠牲にするという選択をしています。
    異なる種族であることは、どこか断絶している部分があると思っています。自分を食べるように言ったエンリも、それに従ったガインも、その断絶がなければ極限でもその選択はしなかったかも知れません。それでも2人の関係を美しく感じていただけたなら良かったです。

  • 最後の子への応援コメント

    切ないけど温かい物語
    こういうお話し、好きです

    作者からの返信

    こちらもありがとうございます!
    違う生き物であるからこその断絶と、それでも心を通わせ合う温かさ、両方を感じてもらえると嬉しいです。

  • 最後の子への応援コメント

    ちょ……泣いてたら星が間に合わなかった……すまねぇ、しらす氏。

    ようやく拝読しました。
    とても、とても辛いけど優しいうわあぁぁぁん!エンリ。゚(゚´Д`゚)゚。

    作者からの返信

    いえいえいえ!いいのですよ楽しみで出してるんですから!
    泣いてくださったのですね、ありがとうございます。

    カクヨムコン中はほんとに読んで星つけるだけで必死の中、たくさん読んでご感想までくださってありがとうございます。
    お互いに辛い思いをしつつ愛情を感じる二人、悲しい結末ですが不幸ではないと、そう思っていただけると嬉しいです。

  • 最後の子への応援コメント

    血が繋がっていなくても、種族が違っても、エンリにとってはガインは子供だったのですね。自らを投げ打つほどに、ガインのことを思っていたんですね。
    ガインをただ助けるのではなく、ガインが背負っている家族や周囲の者ごと救う必要があったのか、と。
    エンリの存在はきっと、ガインの心に深く突き刺さってしまったでしょうね。

    素敵なお話をありがとうございました。

    作者からの返信

    エンリは年老いた竜であったぶん、自分がいずれ死ぬことも、命を繋ぐことの大切さも他の竜より強く感じていました。他人の卵の心配をするほど子煩悩でもあります。そのうえ他種族でありながら、本当に自分の子のようにガインを大切に思っていたのです。
    だからガインを助けるというなら、彼ら全て、彼らの命の繋ぐ子供たちまで救わなければ、と思ったのです。

    ガインにとっても最後まで「エンリが自ら犠牲なった」と語らなかったほど、彼はエンリを慕っていました。伝える方がエンリの優しさは伝わるのかも知れませんが、それに甘えた自分への後悔、戒めであり、同じことを誰も起こさないようにしてほしいという願いがあります。

    こちらこそ、お読みいただきありがとうございました!

  • 最後の子への応援コメント

    賢くて優しい竜の先生でした。
    子どもたちに、犠牲になったこと話さなかったのは、優しい思い出を聞かせてあげたかったのと同時に、いつかそれをきいた自分たちの末裔の一族が安易に隣人の竜たちを狙わないためでもあったのかな…。
    切なく優しいお話でした( ; _ ; )


    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!
    子供たちに「自ら犠牲になった」と話さなかったのは、半分はお察しの通りです。
    彼らは互いにオークであり、竜である、という違いがあったからこそ、ガインたちは助かったわけです。もし親子ほどに愛していても、もし同族であればその身を利用して生き延びるなど出来なかったでしょう。
    だから彼らの優しさを伝えつつ、違う種族であり距離を置くべき存在だと伝えたのです。
    もう一つは、ガインが自ら斧を手にした事、つまり攻撃しようとしたことに責任を課しているからです。エンリが自分から死を選んだのではなく、ガインが生きるためにエンリを殺してしまったのだと、それを単なるエンリの愛として伝えるべきではないと思ったためです。

    悲しいけれど温かい二人の思い、それを感じていただけたのなら幸いです。

  • 最後の子への応援コメント

    あぁぁぁすごく素敵なお話でした(´;ω;`)種族も違うし血の繋がりもない。それでもこのガインはエンリにとってまさしく息子だったんだなと彼の深い愛に胸をうたれました。
    切ないけれど温かい気持ちになれるお話ですね。こういうのすごく好きです!いい話を読ませてもらいました😌

    作者からの返信

    おおおうありがとうございます!ヾ(・ω・`)
    分かり合うことに本当に必要なのは、何が違うのかをきちんと知ったうえで受け入れる事、その上でそのまま愛することなんだと思っています。
    なので本当に、エンリにとってはガインは息子の一人でした。決して自分と同列にして踏み込んだりせず、けれど危機とあれば違う種族であることを最大限利用して助けようとする、親の思いってそういうものなんじゃないかと思います。

    こちらこそ、切なさと温かさ、その両方を感じていただけて何よりです。
    ありがとうございました!

  • エンリーシュとガインへの応援コメント

     ドラゴンとオークって交流できるのですねぇ。何だか素敵です。

    作者からの返信

    私が書いている物語の中では、オークは怪物っぽい見た目と好戦的な性格も持ちつつ、文化を持つ一種族でもあり……という性格です。その中でも時々、こうして他の種族と交流して互いの境界を埋めていく者達がいます。
    それが良い事なのかどうかはまた違う話ですが、素敵と言っていただけるなら嬉しいです。

  • 最後の子への応援コメント

    朝から泣かされました……ええ、比喩とかそういうのではなく……涙を誤魔化すために欠伸のふりを何度も繰り返しています……。
    エンリの途方もなく深い愛、読ませてくださりありがとうございました。

    作者からの返信

    ああっ……どこで読んでしまわれたんでしょう!?
    よしよしヾ(・ω・`) 泣かなくていいんですよ、二人ともきっと幸せですから。
    親にとって子はいつまでも子だ、と時々うちの母は言います。
    それが無意識にこのお話に現れたのかも知れません。

    こちらこそ、お読みいただきありがとうございます。

  • 最後の子への応援コメント

    ああ……これは切なくも暖かいお話ですね。
    己が愛するものの血肉になること。愛するものが己の血肉になること。酷なようで、親子の確かな愛情があるんですね。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!
    本当は一番避けたい選択肢だったのですが、それしかない、と思った時の決心は一瞬でした。それくらい、エンリにとっては切り捨てられない大切な存在だったし、ガインも彼の死を決して無にはできませんでした。
    誰も幸せにならないようでいて、エンリ自身は幸福な死を迎え、ガインは自分がそれほど愛されていたと知った。この二人の絆があってこその物語となりました。

  • 最後の子への応援コメント

    もう、本当に素晴らしすぎました。。
    しらすさん、こういう心にくる素敵なお話書くの本当に巧いですよね。
    素敵な親心と、その愛の物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    褒められると照れて木の陰に隠れてしまう私は、今作りかけのクリスマスツリーの陰にささっと隠れて赤くなっています。
    誰かの心に響くもの、そしてできれば優しい気持ちになるものを書きたい、といつも思っているので、そう言っていただけると本当に嬉しいです。
    こちらこそ、お褒めいただきありがとうございました!

  • 最後の子への応援コメント

    なんて聖人っぷり!
    速攻で天使が迎えにくるレベルっす。
    切なくも暖かい話をありがとうございました。

    作者からの返信

    確かにこの世界に天使が居たら迎えに来そうですね、お疲れ様でした、と。
    今までたくさんの子を育てて来たエンリーシュでしたが、自分がもういずれ死ぬ身と分かっていて、最後に我が子を助けたい一心でした。
    こちらこそ、お読みいただきありがとうございました!

  • 最後の子への応援コメント

    老竜エンリ様……オカンの如く世話をするのはともかく、愛が深すぎる……。
    相手が一人前になったガインだからこそ、安心して己の身を糧として差し出すことができたのかと思うとより切ないですね。

    オカン竜の最期、しかと見届けさせていただきました。
    ガインとその眷属が末長く幸せに暮らしたことを祈ります。

    素敵な物語をありがとうございました〜。

    作者からの返信

    エンリは自分の子ではない卵すら心配で眠れないほど、とっても子煩悩な竜でした。だからガインも己の子、その子もまた己の子。見捨てることは出来ず、さりとて分け与えられるものも無く、この道を選びました。
    そうなんです、幼いガインなら泣くばかりでしたが、彼に己の首を切らせることで、殺した代わりに生き延びよ、という事が出来たのです。

    このガインの二番目の息子、生き残っていた子がザグルです。
    後に子供はまた生まれ、ザグルは妹や弟たちの面倒を見ながら幸せに暮らしました。ザグルの最後は悲惨でしたが、戦争はその場ではすぐに終わったため、彼らが死ぬまでは平和でした。

    こちらこそ、お読みいただきありがとうございましたー!


  • 編集済

    最後の子への応援コメント

    エンリ……(ノД`)
    愛が大きすぎる。
    偉大な父の物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    エンリは本当に昔っから子煩悩だったので、ガインもその延長で我が子の一人として想うようになっていました。
    それゆえのこの末期、でもエンリはきっと幸せだったのだと思います。
    もう年老いて出来ることはあまりなかった自分が、最後の子を救ってやれた、その幸せはきっと親だからこそなのでしょう。
    こちらこそ、お読みいただきありがとうございました!