第10話「乱入」

 ――冒険者ギルド内の酒場――


 一人の獣人女性が、ジョッキの酒を一気に飲み干し、ダンッと音を立てて机に置いた。

 不機嫌そうなのは表情だけではない。耳も尻尾もピンと威嚇するように逆立てている。


「悔しい!」


 そう言って、犬歯をむき出しにし、怒りを露わにしている。


「今回のあれは仕方ないよ。ケーラなら次は勝てるって」


 ケーラと呼ばれた獣人の周りには、人族の女性3人が一緒にいる。彼女のパーティメンバーだ。

 ヴェル魔法大会の2次予選、この試合を勝てば本戦出場というところで敗退したのだ。しかも彼女が得意とする魔術師相手に。

 そんな彼女を気遣うように、「仕方ない」「初見であれは無理だよね」等と口々に彼女をフォローの言葉を投げかけている。


「そんな事じゃない!」


 思い切りテーブルに手を叩きつけると大きな音が鳴り、周りが「どうしたのか?」という視線を投げかけるが、そんな物はお構いなしといった様子で。

 ため息をついて、右手で自分の後頭部をガリガリと掻きあげながら、うんうんと唸り考えを纏めているようだ。


「リンが今、どこぞの馬の骨と一緒に風呂に入ってる気がするんだ。悔しい」 


「そっか……」


 尚も語るケーラを無視し、彼女達は料理の注文をし始めた。


「はぁ。これさえ無ければ、普通なのになぁ」


 彼女達のいつもの光景である。



 ――エルク視点――

 

 風呂場のドアには、一糸まとわぬリンが居た。

 体には痛ましい傷がいくつもあるが、それでも可愛らしいと言える少女特有の体つきをしている。

 小ぶりな胸に、少々あばらが浮き出ているせいで子供っぽく見えるが。

 

「二人で仲良くお風呂です?」


 僕に裸体を見られているのに、彼女は何一つ隠そうとしない。首を傾げながら、猫耳をぴょこぴょこさせ、股の間から見える尻尾をぷらんぷらんさせてこちらを見ている。

 ちょっと子供っぽいしぐさ、普通にやったらあざといと思われそうなしぐさも、彼女がやれば本当に自然で可愛らしい。


 よし、現実逃避はここまでだ。

 リンが聞きたいのは「仲良く一緒にお風呂に入ってるの?」ではなく、「お前ら全裸で突っ立って何やってるの?」だろう。

 僕とサラは全裸で向かい合いながら、背中を洗っているのだ。リンからしたら僕達が一体何やっているのかわからないだろう。だが安心して欲しい、僕もわからないから。

 突然のリンの介入によって、冷静さを取り戻した。女の子の前で全裸で仁王立ちしながら背中洗うとかバカだろ!?


 だけど、リンが来た事により、流れが変わった。

 そう、今なら自然にここから出ていく事が出来る。

 僕は桶でお湯を掬い、そのまま肩から掛けて泡を一気に流す。


「じゃあ僕は洗い終わったので」

「ならリンを洗うです」


 そう言って、トコトコとリンは僕の座ってたイスの所まで歩いてきて座った。

 洗い終わったから出ますねと言おうとしたのに、絶妙なタイミングで言葉を遮られた。



 ――サラ視点――


 リンの言葉で、私は我に返った。

 気がついたらクラクラしていた頭は正常に働いている、そして正常に働いた頭は今の状況を分析してくれる。私の意思とは裏腹に。

 二人とも立ったまま向かい合って背中を洗っている。ワケが分からないわ。 

 立って体を洗ったから、優位に立ってるって発想に至った理由を誰か教えて欲しい。そもそも優位に立ったからなんなのよ!?


 完全に、このバカのペースに乗っていたわ。

 私の目の前にはエルクの裸が。ちょ、ちょっと何見せてるのよこの変態!

 せめて私みたいに泡の服を! そう思って目線を下に落とすと、立って洗っていたせいか、泡はほとんど滴り落ちていた。

 おっぱいとか色んな部分がもうモロに見えてる! 何よこれ! 私こんな状態で勝ち誇った顔してわけ?

 わざわざエルクの前に立って裸見せびらかしてたって、私の方が変態みたいじゃない……泣きそう。

 これなら魔力切れの頭がクラクラした状態のままで居たかった。でももう遅い。 

 するとエルクは急いで体を洗い流し始めた。


「じゃあ僕は洗い終わったので」


 そのまま出て行ってくれるのね!


「ならリンを洗うです」


 えっ?

 それはダメ、絶対ダメ!

 可愛いリンの体を、エルクに触らせるなんて。男なんてケダモノなんだから、きっとリンに欲情するに違いないわ。


「リンなら私が洗ってあげるわよ」


「サラはまだ洗ってる最中です。ちゃんと洗わないとダメです」


 洗ってる最中ね。わかった、じゃあ洗い終わればいいのね。

 桶でお湯を救い、勢いよく体に掛けて泡を洗い流す。ってあっつい。 


「丁度私も洗い終わった所だから、大丈夫よ」


「ならサラは私をお願い」



 ――エルク・サラ視点――


 コイツもかよ!


 ――エルク視点――


 今度はアリアまで入って来た。

 いや、リンが居る時点で、ある程度予想は出来ていたけど。

 ここで僕がリンの体を洗うのをサラに任せれば、リンは「エルクはリンの体を洗うの嫌です?」と思って傷つくだろう。

 サラもアリアの体を洗うのを断れば、アリアが傷つく事くらいはわかっているはず。

 仕方がない。ここは出来るだけ早く終わらそう。


「じゃあ、リンを洗いますね」


「ええ、それじゃあ私はアリアの体を洗ってあげるわ。アリア、そこに座って」


 チラっとサラに目線を送ってみると、物凄い形相をしていた。元はと言えばサラが入って来たからじゃないか。

 もちろんそんな事口には出さないし、出せない。

 アリアをリンの隣に座らせたサラが、「もしリンに変な事したら……コロス」と僕の耳元でぼそりと呟いた。こんな状況にも関わらず、その一言で僕のナニは萎縮してしまう。

 

 僕の体をゴシゴシと洗った布じゃ、流石にリンも嫌がるかな。

 もし嫌がらないとしても、そんな布を使おうものなら、隣で僕を睨んでいるケルベロスの異名を持った少女に噛み殺される。

 新しい布を手に、水で濡らして石鹸で泡立てよう。

 そう思い新しい布に手を伸ばした僕を、リンが不思議そうな目で見ている。


「布で洗うですか?」


「うん、そうだよ?」


 布以外に、体を洗うものは無いと思うんだけど。

 ヘチマという植物を使う人も居ると、父に昔教えてもらった気もするけど。


「リンの体は傷が多いから、手で直接洗う方が良いです」


 手?

 手で洗うって、えっ?


「布だと刺激が強いから、手で洗わないとダメらしいです。だからサラはいつも手で洗ってくれてるです」


 おおおおおい、サラ!?

 僕がサラの方を向くと、彼女はサッと目をそらし、反対方向を向いた。

 キミのせいで更にやばい事になってるんだけど?

 


 ――サラ視点――


 エルクがこっちを向いたのに合わせて、思わず顔をそむけてしまった。

 裸が見られてるとか、そんな事はもう些細な問題だ。

 アリアの奴も私をジーッと見てくる、こっちは無表情だから正直何考えてるかサッパリ読めない。

 釘を刺すつもりで「もしリンに変な事したら……コロス」と言ってみたけど、今のリンの発言だと、私が普段からリンに変な事してる人に思われかねない。べ、別に女の子同士なんだから、これくらい普通よね!?

 

 困った。尚もこっちを見てくるエルクに顔を背けながら、アリアの背中をゴシゴシと洗っていると、不意に手を掴まれた。

 掴んだ主はアリア。無表情で私をジーッと見てくる。正直この目は苦手だった、私の心まで覗いてこようとして来る気がして、不快感に襲われる。

 最近はそれも薄れてきた。コイツは人の心に興味が無さそうだし、いつも何考えているかわからないけど、悪い奴ではない。なら別に良いやって感じだ。


「私も手で洗って」


「はっ?」


 悪い奴ではないけど、変な奴だ。 


「私もケガしている」


 そう言って、彼女は脇の下の当たりを指さしている。そこには指の第一関節分位の長さの痣のようなものが出来ていた。

 その程度でケガって……いや、こいつの事だから、リンの手で洗って貰ってるという話を聞いて、じゃあ自分もやってもらおう程度の考えだろう。


「別に構わないわ」 


 まぁいいわ、下手に断れば無表情でジーっと私を見ながら泣き出しそうだし。

 それにここで断れば、リンだけ手で洗っていると思われれば変な誤解を持たれて面倒なだけ。散々エルクに「アンタロリコンなの?」と聞いてた私がロリコンだったと思われるのは避けたい。

 手に泡を乗せて、いつもリンにやっているようにアリアの体を洗っていく。

 

 二の腕辺りを洗ってて気づいたけど、アリアって冒険者にしては筋肉がそこまで付きすぎてるわけじゃないのね。

 脳みそ筋肉ゴリラみたいな体をしてると思ったけど、思った以上に女の子の体だわ。

 手の平は剣を握ってるせいで硬くなってるけど、爪はちゃんと手入れしてるから手自体は綺麗だし。

 お腹だって腹筋が割れてるかと思ったら、普通にスベスベしてるし。腰にはくびれがあるし、髪の毛だって伸ばしっぱなしの割りにはちゃんと手入れしてる。なんだ、思ったよりちゃんと女の子してるじゃない。

 べ、別にこいつが女の子してるとか私には関係ないんだけど、ゴリラ女と思ったら普通に女の子してたから感心しただけ。

 自分にそう言い聞かせ、腰からお腹、お腹から上へ上へ手を伸ばして行く。そして、そこにあったのは圧倒的な重量感だった。

 

 リンの物と比べてじゃない、私の物とも比べてだ。

 片手で収まらないソレがあったのだ。そして私は思わず揉みしだいてしまった。


「……? サラ?」


「あぁ、ごめんごめん。肩と同じでこっちも凝ってるかなと思って」


 いや、その言い訳無理があるでしょ。

 女同士だからわかる、今の言い訳は苦しい。


「大丈夫」


「そう、わかったわ」


 助かった、「あはは」なんて間抜けた声を出して必死に誤魔化しながら洗っていく。

 洗いつつこっそり揉んでみては、その都度女としての敗北を感じる。こんなの卑怯だわ!


「いつまで胸を洗っているの?」


 アリアの言葉で我に返る。気づけば夢中でアリアの胸を洗っていたのだ。 



 ――エルク視点――


 サラに抗議の視線を送ったが目を逸らされ、それでも抗議を送り続けたのだが、彼女はアリアの体を洗うのに夢中になっていた。

 女の子が女の子の体を洗う姿に、つい見入ってしまっていた。

 いや、これはただ女の子が女の子の体を洗っているんじゃない。美少女が美少女の体を洗っているんだ!

 胸を洗い始めると、サラがアリアの胸を揉み始めた。そう、後ろから思い切りモミモミと。


「女の子達は一緒にお風呂に入ると、胸を触りあって大きさを比べ合ったりするんだぜ」とスクール君が言ってたのを聞いたことがある。

 正直眉唾物の話だったが、今目の前にある光景を見ると、それは本当だったのだなと思う。 


「……? サラ?」


「あぁ、ごめんごめん。肩と同じでこっちも凝ってるかなと思って」


 胸って肩みたいに凝るものなの!?

 そうか、触って比べ合ったりするのは、凝った胸をお互いほぐすためなのか!

 サラが揉む度に、指の隙間からアリアの胸が出てくる。多分サラやリンでは出来ない、アリアの胸だけに与えられたスキルじゃないだろうか?

 ゴクリ、と自分の生唾を飲んで気づく。サラがアリアの体を洗う事を見るのに夢中になっている自分に。

 気付いたらリンを放置していた、流石に怒っているだろう。恐る恐るリンの方を見てみた。

 リンは怒っていなかった。僕と同じようにアリアの胸を洗うサラに釘付けになっていたのだ。


 揉まれるたびに形が変わるアリアの胸を見て、リンは自分の胸を触って見比べてため息をつく。

 そして顔を上げたリンと目が合った……

 永遠のような一瞬の静寂が訪れた。表情はわなわなと震えていて、リンの顔が赤くなっていくのがわかる。リンがこんな風に恥ずかしがる姿を見たのは初めてだな。


「それじゃあ、洗いましょうか」


 そう言って頭を撫でてあげると、リンは舌打ちしようとするが上手く出来ず、何度も舌打ちしようとして失敗していた。 

 って、こっちの問題何一つ解決してなかった!

 結局どうするのよ僕。


 1.自分で洗わせる。

 多分リンが傷つくし、サラも良い顔をしない。


 2.布を使って洗う。

 洗ってあげたと言っても、多分1あまり変わらないような気がする。


 3.手で洗う。

 リンは満足するが、後でサラに何されるかわからない。


 どう足掻いてもサラが僕に対する印象が悪くなるだけじゃないか。

 手で洗っても良い場所を積極的に探すか? いや、リンが「ここも洗うです」と言って僕の手を握って胸や足の付け根を洗わせ始めたらアウトだ。


 どこか、どこかないか……そうだ!



 ――サラ視点――


「ひゃっ、エルク何するですか」


 リンの声で我に返った。私は気づいたらアリアの胸に夢中になっていた。男がおっぱいに夢中になる理由が少しわかった気がするわ。

 それはさておき、エルクはどうやら死にたいみたいね。

 リンに何したのかしら? 手で洗っただけなら原因は私にもあるから許そうと思ったけど、どうやらそうはいかないみたいようね。覚悟出来てる?

 振り返ると、リンの頭を洗っているエルクの姿が見えた。


「何って、手で洗ってるだけですよ?」


 そう、エルクはリンの頭を手で洗っていたのだ。いわゆるシャンプーをしているだけだ。

 私を言い訳に使えば、リンの体を好きに触れるチャンスなのに、エルクはあえてシャンプーをしている。


「サラ、アリアの体を洗い終わったなら、リンの体を洗ってあげて」


 そうか、アイツはアイツなりに節度を弁えようとしているんだ。

 だから私が前に立って背中を洗った時、あいつは目を逸らそうとしたんだ。

 そういえば洗濯だって、私たちの下着で変な事したりしようとしたことが一度だってなかった。

 エルクに洗って貰うのが嫌だからって自分で洗うと言っておきながら、めんどくさくて結局エルクにやらせたのにあいつは嫌な顔一つしなかった。

 干す時にも「僕が触るの嫌なら自分で干します?」なんて言ってたし。

 なんだ、最初から全部私一人が空回ってただけじゃない。

 リンの体を洗っている時にエルクと目が合った、オロオロと何か申し訳なさそうな顔をしている。

 あぁ、さっき私が「リンに変な事したらコロス」なんて言ったからか。


「別にいいわよ、そんなの気にしなくて」


 出来るだけ優しく言ってあげたつもりが、何故か傷ついた顔をされた。



 ――エルク視点――

 

 リンは両手で自分のそれぞれの耳を必死に抑えて、目をぎゅっと閉じている。

 獣人って頭の上の方に耳があるから、頭を洗うと水が耳に入りやすくて、髪の毛を自分で洗うのは苦手な人が多いらしい。かくいうリンも苦手だそうだ。

 僕が洗ってる間、必死に抑えて目をぎゅっとしている姿は可愛い。

 そんなリンの体をサラが洗っている。アリアは湯船に浸かっている。

 これで何とか危機が去った、やっと落ち着ける。

 

 この場合、落ち着いたのがいけなかった。落ち着いて今の状況を見ると、僕は美少女達と一緒にオフロに入っているわけだ。当然全裸で。 

 シャンプーするためにはリンの方を見ないといけないわけで、見れば当然裸が目に入る。

 少し目線をずらせば、サラの裸が目に入ってしまう。

 見ないように後ろを向けば、アリアの胸が湯船に浮かんでいるのが見える。


 ダメだ、僕のアイツが制御不能になっている。美少女の裸を冷静に見たらそうなるのは当然だ。

 まだ気づかれていないだけで、こんなの時間の問題だ。ばれた瞬間にどうなるか分かった物じゃない。

 アリアは真後ろだから何とかなるし、サラはリンを対角線上にする事によりまだ誤魔化せている。

 だが、いつリンが目を開けるか分からない。彼女に「こんにちわ」と言ってる制御不能のアレといつ目が合ってしまうかわからない。というか「こんにちわ」なんて生易しいものじゃない、「お元気ですか!?」と言わんばかりだ。


 この状況を抜け出すには、リンの頭を洗い流し、目を開ける前に湯船に入る。

 アリアの性格を考えれば、もしみられたとしても彼女なら騒いだりしないはず。

 リンの頭を洗い流すが一瞬、リンの体がビクっとした。もしかしてアイツと目が合ってしまったのか?

 目を開けて、リンが上目遣いに僕を見てくる。


「その……本当にごめんなさい」


「別にこの程度、気にならないです」


 気を使ってくれたのか、それとも本音なのかわからないが、男として敗北をした僕の心のように、アイツは折れてしぼんでいった。

 そんな僕らの様子を、サラが笑ってみていた。あぁ、死んだな僕。


「別にいいわよ、そんなの気にしなくて」


 僕のアイツは、彼女が怒らない程度の物らしい。殺されなかったのに死にたい気分だ。



 ――リン視点――


 エルクは本当にお人よしです。

 サラがエルクに「リンに変な事をしたらコロス」と言ってたから、ちょっとからかうつもりで「布だと刺激が強いから、手で洗わないとダメと言って、サラはいつも手で洗ってくれてるです」と言ったら、凄く悩んで、最終的に頭を洗い始めたです。

 別に減る物じゃないから、エルクが触りたいなら触らせてあげたのにです。サラが何か言ったらリンが助けるつもりだったのに、エルクは最後まで触ろうとしなかったです。

 サラとアリアが乳繰り合ってるのに見とれているから、女の子に興味は無いはずなのにです。もしかして、リンの胸じゃエルクは興味持てないから触らないですか?

 アリアの胸ほどはなくても、サラ位のサイズは……それも無理です。そんな風に考えて自分の胸を触ってるのをエルクに見られたのは不覚だったです。


 もう大人しくシャンプーされるです。洗い流すときに耳に水が入って一瞬ビクっとなったらエルクが謝ってきたです。別にちょっと耳に水が入った程度です。


「別にこの程度、気にならないです」


 気にしないように言ってあげたのに、何故かエルクは凄くキズついた顔をしてたです。

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