第107話 トルーマン侯爵愚息の裁判 後編
「どうぞ」
裁判長は、トルーマン侯爵に発言を認める。
「セオドア。俺に隠れてこんな事をする奴は人として許せん。
きちんと罪を償え!」
「父上まで・・・」
「裁判長。
一つ質問よろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「今回の罪を最初から認めていた場合、どのような処分が妥当であったでしょうか?」
「まず、裁判にて嘘をついていない状態で、被害者と示談がついていた場合であれば、奴隷の首輪の罪はない。
その為、期間限定の懲役になる事は確定である。
環境整備事業所での懲役刑になったと推定される。
裁判での嘘が発覚した段階で、示談交渉をする必要性を感じなかった。
最初から認めていれば、示談交渉を認めていたのでもっと軽い罪になったであろう。
また、今回のケース、人の模範となるべき貴族による詐欺奴隷事件なので重い罪になりやすい。
このような回答となるが、いかがですか」
「詳しく説明頂き、ありがとうございました」
「助けてくれ!」
セオドアは、喚きながら、退場していった。
この対応は、領民たちの人気が上がるだろう。
うまいもんだ。
「トルーマン侯爵、少し二人でお話させて頂けませんか?」
「ノブシゲ殿か・・・。
大丈夫ですが・・・。
どちらで」
二人で会談場所に向かった。
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◆ノブシゲ
・冒険者ランク Sランク
・情報師 Lv100
・人間族 22歳
・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア
・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)
皮の小手(光魔法付与)
裏切られた事が多く、人の見る目はない
172cmでそれなりにかっこいい
攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意
秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級
サクラとエリザベス、アイリ、ユリとのハーレム関係
エリザベス男爵の右腕的存在。
◆サクラ
・冒険者ランク Sランク
・レンジャー Lv96
・エルフ 21歳
・武器:弓(威力は凄い)ショートソード
防具:皮の兜と鎧、靴、小手
165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん
特に緑のショートヘアーと眼の可愛い
ノブシゲの子を身ごもる
◆エリザベス男爵
・冒険者ランク Sランク
・情報師 Lv85
・猫耳族 23歳
152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき
みんなのアイドル
人間関係等人に関する情報収集が得意
今回、ノブシゲの第一子の長女を出産する
◆アイリ
・冒険者ランク Sランク
・聖者 Lv102
・小人族 22歳
ノブシゲの学友。
お人よしで騙されやすい
ノブシゲと奴隷商でのびっくりする再会を果たし、購入され、助けられる
その後、ノブシゲの子を身ごもる
◆ユリ
・冒険者ランク Sランク
・鍛冶師 Lv105
・ドワーフ 22歳
ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染
今回、ビスマルク侯爵の討伐会議で再会する。
あやめがノブシゲを裏切った時の事は覚えていない。
その後、ノブシゲの子を身ごもる
◆ビスマルク侯爵
ノブシゲ達の街を統治する侯爵。
評判は良いが、帝国の政争で命を落とす。
◆アナスタシア
・騎士 Lv40
ビスマルク侯爵の長女。
母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。
感情的になりやすいが、基本的には良い人である。
領主としての気持ちも強く、ノブシゲのハーレムに入る。
母をスターリン公爵によって失い、領土を継承する。
公表はしていないが、夫をノブシゲと決め、初体験をする。
スターリン公爵領を攻略し、雪辱を晴らす。
◆エルザ
・レンジャー Lv40
ビスマルク侯爵の次女。
母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。
姉のアナスタシアと違い、感情的にはならず、冷静な判断ができる。
母をスターリン公爵によって失う。
◆マーガレット
未亡人となり、亡命してきた、絶世の美女と評判の王女。
昔、ノブシゲに助けられた事がある。
ノブシゲの事が気になっており結婚を申し込む。
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