第106話 トルーマン侯爵愚息の裁判 中編

「わかった。

 回答の訂正だな」

「はい・・・」


「被害者、ここへ」

「はい」

アイリが出てくる。


『アイリ様』


「そなたの希望を聞いておきたい」

「はい。

 セオドアは、貴族として、悪い事をしてきた。

 私以外の他の娘にも同様の事をしたという事なので、同じような罪にするのが良いと思います。

 また、私以外の被害者への救済をお願いします」


「なるほど、わかった。

 判決を申し渡す。

 セオドア・トルーマン被告。

 有罪。

 奴隷の首輪を装着後、奴隷の身分に落とした上、環境整備事業所での労働を命ずる」


この世界では、奴隷の首輪の刑罰が一番重い。

奴隷の首輪があると、人間の生命力を抽出され、それをエネルギーに変えられる。

そのエネルギーを結晶にすると高価なクリスタルが精製される。


プラスして環境整備事業所が科されている。

環境整備事業所もかなり重い罪だ。

ゴミや排泄物の分別など匂いも酷い。


「そ、そんなぁ。

 これは、重すぎる罪では・・・」

「そなたは、元貴族だ。

 民の模範となる立場でありながら、罪を犯した。

 しかも、3名の者を騙して奴隷として売り払った。

 その罪は重い。

 その賠償金としてきちんと働く必要がある。

 また、裁判を妨害した。その罪も考えるとこの処分は妥当である」


「ごめんなさい。

 許して下さい。父上!」

「裁判長。少し発言を許可頂けますか?」

トルーマン侯爵が・・・。


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◆ノブシゲ

 ・冒険者ランク Sランク

 ・情報師 Lv100

 ・人間族 22歳

 ・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア

 ・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)

     皮の小手(光魔法付与)

 裏切られた事が多く、人の見る目はない

 172cmでそれなりにかっこいい

 攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意

 秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級

 サクラとエリザベス、アイリ、ユリとのハーレム関係

 エリザベス男爵の右腕的存在。



◆サクラ

・冒険者ランク Sランク

・レンジャー Lv96

・エルフ 21歳

・武器:弓(威力は凄い)ショートソード

 防具:皮の兜と鎧、靴、小手

 165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん

 特に緑のショートヘアーと眼の可愛い

 ノブシゲの子を身ごもる


 

◆エリザベス男爵

 ・冒険者ランク Sランク

 ・情報師 Lv85

 ・猫耳族 23歳

  152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき

  みんなのアイドル

  人間関係等人に関する情報収集が得意

  今回、ノブシゲの第一子の長女を出産する


◆アイリ

 ・冒険者ランク Sランク

 ・聖者 Lv102

 ・小人族 22歳

  ノブシゲの学友。

  お人よしで騙されやすい

  ノブシゲと奴隷商でのびっくりする再会を果たし、購入され、助けられる

  その後、ノブシゲの子を身ごもる


◆ユリ

 ・冒険者ランク Sランク

 ・鍛冶師 Lv105

 ・ドワーフ 22歳

  ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染

  今回、ビスマルク侯爵の討伐会議で再会する。

  あやめがノブシゲを裏切った時の事は覚えていない。

  その後、ノブシゲの子を身ごもる



◆ビスマルク侯爵

 ノブシゲ達の街を統治する侯爵。

 評判は良いが、帝国の政争で命を落とす。

 

◆アナスタシア

・騎士 Lv40

 ビスマルク侯爵の長女。

 母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。

 感情的になりやすいが、基本的には良い人である。

 領主としての気持ちも強く、ノブシゲのハーレムに入る。

 母をスターリン公爵によって失い、領土を継承する。

 公表はしていないが、夫をノブシゲと決め、初体験をする。

 スターリン公爵領を攻略し、雪辱を晴らす。

 

◆エルザ

・レンジャー Lv40

 ビスマルク侯爵の次女。

 母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。

 姉のアナスタシアと違い、感情的にはならず、冷静な判断ができる。

 母をスターリン公爵によって失う。


◆マーガレット

 未亡人となり、亡命してきた、絶世の美女と評判の王女。

 昔、ノブシゲに助けられた事がある。

 ノブシゲの事が気になっており結婚を申し込む。

 



 

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