第61話 アナスタシアの想い
「アナスタシア様。こちらに来るにゃ」
アナスタシア侯爵令嬢が顔を出す。
「えっ。アナスタシア様なぜここに・・・」
「ノブシゲ。私に力を貸して欲しい。
具体的には、良い装備を・・・。
そのかわり、あなたに尽くすわ」
「どこまで、我がパーティの事をご存じでしょうか」
・・・
エリザベスがアナスタシア侯爵令嬢に全て話していた。
・装備の件、その作成の秘密まで
・パーティ内の男女関係
などなど
それを理解した上で、パーティに入ると決断していた。
アナスタシア侯爵令嬢には、見返りを与える事ができない。
だから、ノブシゲの妻となり、報酬としたいと・・・。
なんか、ノブシゲが金で女を買ったみたいで嫌だった。
理屈は通る。
男女の関係以外にもメリットも大きい。
一番は、大義名分が・・・。
アナスタシア侯爵令嬢が他の人と結婚したら、それが得られない。
そう考えれば・・・。
「ノブシゲ、私を生理的に受け付けないか?」
「いえ、そんなことは・・・」
「私の容姿は?」
「容姿は好みです・・・」
「そしたら、何を迷っているのです。
そなたにメリットしかないだろう」
「アナスタシア様は、本当にそれで良いのですか?」
「良いと思っている。
こんなに真剣に考えてくれているのにダメなのか?」
「わかりました。よろしくお願いします」
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※ アナスタシアの説明追加
◆ノブシゲ
・冒険者ランク Sランク
・情報師 Lv100
・人間族 21歳
・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア
・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)
皮の小手(光魔法付与)
裏切られた事が多く、人の見る目はない
172cmでそれなりにかっこいい
攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意
秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級
サクラとエリザベス、アイリ、ユリとのハーレム関係
エリザベス男爵の右腕的存在。
◆サクラ
・冒険者ランク Sランク
・レンジャー Lv96
・エルフ 20歳
・武器:弓(威力は凄い)ショートソード
防具:皮の兜と鎧、靴、小手
165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん
特に緑のショートヘアーと眼の可愛い
◆エリザベス男爵
・冒険者ランク Sランク
・情報師 Lv85
・猫耳族 22歳
152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき
みんなのアイドル
人間関係等人に関する情報収集が得意
コープのリーダーで
◆アイリ
・冒険者ランク Sランク
・聖者 Lv102
・小人族 21歳
ノブシゲの学友。
お人よしで騙されやすい
ノブシゲと奴隷商でのびっくりする再会を果たし、購入され、助けられる
◆ユリ
・冒険者ランク Sランク
・鍛冶師 Lv105
・ドワーフ 21歳
ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染
今回、ビスマルク侯爵の討伐会議で再会する。
あやめがノブシゲを裏切った時の事は覚えていない。
◆ビスマルク侯爵
ノブシゲ達の街を統治する侯爵。
評判は良いが、帝国の政争で命を落とす。
◆アナスタシア
ビスマルク侯爵の長女。
母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。
感情的になりやすいが、基本的には良い人である。
領主としての気持ちも強く、ノブシゲのハーレムに入る
◆エルザ
ビスマルク侯爵の次女。
母の命により、エリザベス男爵領に亡命する。
姉のアナスタシアと違い、感情的にはならず、冷静な判断ができる。
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