第6話 気になるエルフ

「せっかく誘ってもらったんだけど、僕はソロパーティが良いと思っているんだ。

 過去に裏切られたから・・・」

「えっ。ごめんなさい。

 お邪魔ですよねー。

 私なんて・・・」

少し空気が重くなった。

本当に顔に出ていて・・・わかりやすい。

「サクラは、すっごく美人だし、邪魔とは思っていないんだ。

 けど、僕は不人気No1の情報師。

 恩を返す為だけに、パーティを組んでも良い事はないと思うよ。

 僕の方が弱いんだから・・・」

サクラは顔を真っ赤にしている。

「でもー・・・。

 弱くたって良いんですー。

 ノブシゲさんがー・・・

 私、役に立たないですか?」

サクラはモジモジしている。


この反応。

すごく純粋?

かわいいなぁ。

僕の心にキュンとくる。

妹みたいだ。


僕は、見る目はないかもしれないけど・・・。

もう少し話しても良いかも・・・。


「いいや。

 たぶん、役にたつどころか・・・」

「そしたら、もっとノブシゲの事を教えて下さいー」


「わかった。

 こんな所で話すのも何だから、臨時パーティでも組んで街に帰ろうか」


サクラは嬉しそうに頷いて冒険者カードを出した。

僕も冒険者カードを出して臨時パーティを組んだ。


「サクラは、何食べたい?」

「お任せで」

「そしたら、鳥貴属(焼き鳥の格安居酒屋)で良いかなぁ」

「いいよー」

サクラははノブシゲと一緒ならどこのお店でも・・・。


--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--

※ 変更なし


◆ノブシゲ

 ・冒険者ランク Dランク

 ・情報師 Lv30

 ・人間族 18歳

 ・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア

 ・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)

     皮の小手(光魔法付与)

 裏切られた事が多く、人の見る目はない

 172cmでそれなりにかっこいい

 攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意

 秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級



◆サクラ

・冒険者ランク 不明

・レンジャー Lv10

・エルフ 17歳

・武器:弓(威力は凄い)ショートソード

 防具:皮の兜と鎧、靴、小手

 165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん

 特に緑のショートヘアーと眼の可愛い


 

◆エリザベス

 ・冒険者ランク Aランク

 ・情報師 Lv60

 ・猫耳族 19歳

 152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき

 みんなのアイドル

 人間関係等人に関する情報収集が得意



◆ユリ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はCランク

 ・鍛冶師 現在は不明 別れた時はLv40

 ・ドワーフ 18歳

 ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る