第7話 ノブシゲの過去① 幼馴染 裏切編

僕はビールを飲みながら語りだした。

「父は生まれる前に死んだ。

 かあさんは、8歳の時に殺された。

 レイプされて・・・。

 その後はその街の孤児院で暮らした。

 その街には幼馴染が2人いた。

 アヤメとユリだった。

 その幼馴染2人とパーティを組んだ。

 自然な流れだったんだ。


 幼馴染は、剣士と鍛冶師だった。

 アヤメは、剣士で1歳年上でリーダーをしていた。

 ユリは、鍛冶師で結婚を約束していた幼馴染だった。

 相思相愛だと思っていた。

 二人とも実力は一級品だった。


 一方、僕は情報師という最弱職で弱かった。

 ある時、起きたら幼馴染達がいなかった。

 僕の装備以外は全部なくなっていた。

 あんたは寄生虫だ。そんな奴いらない。

 という手紙一枚残して・・・」

「えっ。持ち逃げされたのー?」

「状況からするとそうだ」

「結婚の約束もしていたのにー?」

「うん。残念ながら」

暗い声で答えた。

「けど、それをやると犯罪フラグにならないー?」

「いなくなる直前にあやめと彼女登録をしたんだ。そうすると共用財産については問題ないことになる。

 だから、犯罪フラグにはなっていないと思う」

「なんでアヤメとー?結婚の約束はユリじゃないの?」

「アヤメにパーティ運営の都合上と言われて・・・。

 ユリもそういう理由だったら仕方ないって納得して・・・」

「そうかー

 それでボッチを選択したのー?」

サクラは悲しそうな声で聞いた。

「まぁ。そうだなぁ」



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※ あやめ追加


◆ノブシゲ

 ・冒険者ランク Dランク

 ・情報師 Lv30

 ・人間族 18歳

 ・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア

 ・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)

     皮の小手(光魔法付与)

 裏切られた事が多く、人の見る目はない

 172cmでそれなりにかっこいい

 攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意

 秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級



◆サクラ

・冒険者ランク Cランク

・レンジャー Lv10

・エルフ 17歳

・武器:弓(威力は凄い)ショートソード

 防具:皮の兜と鎧、靴、小手

 165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん

 特に緑のショートヘアーと眼の可愛い


 

◆エリザベス

 ・冒険者ランク Aランク

 ・情報師 Lv60

 ・猫耳族 19歳

 152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき

 みんなのアイドル

 人間関係等人に関する情報収集が得意



◆ユリ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はCランク

 ・鍛冶師 現在は不明 別れた時はLv40

 ・ドワーフ 18歳

 ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染



◆あやめ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はBランク

 ・剣士 現在は不明 別れた時はLv45

 ・狐獣族 19歳

  ノブシゲを裏切ったパーティのリーダー&幼馴染

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