第3話 幼稚

ここまでこればしばらくは安心だろ…

まあ、もしかしたら杞憂に過ぎないのかもしれないが…


って、この日記自分で書いててあれだけどタイトルで盛大にネタバレしてんじゃん!


お察しの通り最初にいた王国とその周辺5国が滅亡したらしい。

それにしても意外と異世界ってホテルとかテレビとかゲームとかあるんだなー、快適!


話を戻そう、理由は能力を手にした王は突如世界征服をすると言い出し、同盟も国交も全て撤廃して全世界に戦線布告しやがった。

だけどこの世界の兵士達は相当優秀らしく、なんと王の意識の外から攻撃、一撃で上半身を消し炭にしてなんとか鎮圧に成功したらしい。

なんかそんな対処方法する組織、元の世界で創作されてたな。

そんなこんなでこの能力は今、国際均衡連合

(WVC) とかいうなんか語感のいい組織が管理しているのだと。

「あーあ、この世界のゲームもおもしれーなー、続編いつかなー。」

すると、俺が泊まっているホテルに誰か黒服の男がやってきたのが見えた。


コンコン


ノックされたのでドアを開けると、いきなり拘束され、転送魔法か何かで連れ去られた。


「協議の結果、この能力は元の持ち主に返却し、Class CATASTROPHY (最重要警戒)に指定の後、我々で管理することとなった。」

は?

管理されて生きるのは嫌だから次元を切り裂いて逃げたはいいもののこれからどうしよう…




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る